今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
新学期が始まりましたね。昼間の暖かさに比べ、夕方以降の冷え込みで体調管理が
大変ですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、ヴァイオリニスト瀬崎明日香さんのコンサートを、お知らせします。
ゴールデンウイーク中、5月3日から5日まで、元町、芦屋、芦屋浜の3か所で行われます。
入場料は一般2000円、学生1000円、小学生以下無料となっています。
是非、生の音楽を聴きに行ってくださいませ。
このコンサートを主催しているのが、はな音楽教室のダンス指導でお世話になっている
先生です。座席数が各回50名ほどのようです。より良い芸術を、子ども達に!!
どうぞ、お問合せのうえ、足をお運びください。
お問合せ・ご予約は瀬崎後援会事務局
電話:080-3512-5433(東野)
mail:chizu@gao.ne.jp
今晩は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
春休みに入りましたね。お母さん方は、本当に大変だと思いますが、
子ども達は新学期に向けて、期待と不安がいっぱいだと思います。
温かく見守ってあげてくださいね。
今年も、何人かの生徒が高校、大学へと進みました。みんな、勉強が忙しくなって
レッスンをお休みしていた生徒ばかりですが、進路が決まったことをちゃんと報告
してくれました。
とびぬけて勉強ができたというわけではない生徒も、自分の目標をしっかりともって、
難関国立大学に現役で合格。その頑張りを想像するだけでも、胸が熱くなります。
この生徒は関東の大学に行ってしまうので、神戸を離れる前に、顔を見せてほしいと
お願いしました。お母さんと一緒に、教室に遊びに来てくれました。
いい顔になっていました。やり切った達成感に満ち溢れた表情、大人になった顔立ち。
小学6年生から来ていましたので、当時の幼かった日のことが思い出されます。
これまでに、たくさんの生徒が巣立っていきました。みんな、進学や結婚という節目に
連絡をくれます。できるだけ、時間を作って会うようにしています。
小さかった生徒が、こんなに成長して・・・私にとって、本当に嬉しいことです。
若い人の未来が意気揚々と、苦しいことも乗り越えられる人に、そんな思いを常に持って、
レッスンをしています。巣立つ生徒の顔をみて、安心することが多いです。
今年は新小学一年生が4人います。それぞれが、学校が大好きで勉強が大好きで!!
そんなふうに育ってくれたらいいなと、願っています。
エレクトーンのページはこちら
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
花粉がたくさん飛んでいますね。お天気が、毎日気になります。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
5月に予定している発表会の準備に追われています。まだまだ、講師演奏用の楽譜を書かなくては
いけないのですが、生徒さんの準備はだいたい出来上がってきました。
3月6日、私の知人で歯科を開業するドクターに、教室へ来て頂きました。
何故かというと、私がたくさんの子ども達と接する中で、とても気になることがあるからです。
それが、お口の中の発達と関係していることを、このドクターから教わりました。
今、まさに親御さんが困っていることとぴったり一致したので、集まっていただきました。
一枚目の写真では、今、子ども達のお口の中は、どうなっているか、説明を受けています。
二枚目の写真は、口呼吸ではなく鼻呼吸をする、口唇閉鎖などの訓練になる、吹き戻しを
体験しています。
私が子どもを見ていて気になること、それは、身体を支えていられない、何を話しているのか聞き取りにくい、
口で呼吸している、口がいつも開いている、顎が小さい、乳歯の段階で歯と歯の間に隙間がない、
永久歯に生え変わると、歯並びがガタガタ・・・
食べ物が柔らかくなったせいか?何が原因か??長い間、考えていました。
小学生で顎もしっかりと大きく、言葉の発音もいい、歯並びもいい生徒がいます。(少ないですが)
車での移動が多かったり、自転車を使わないでバギーか歩くことをよくなさる家庭です。
ハッと思いました。この原因は、赤ちゃんの時の抱き方ではないか??
早速、歯並びのいい生徒のお母さんに、聞いてみました。赤ちゃんの時に、抱っこ紐を使いましたか?
答えはNOです。顎が小さい子、言葉の発音があまりよくない子のお母さんは、皆さん抱っこ紐をお使いでした。
抱っこ紐によって、頭がいつも後ろに倒れていますね。それによって、舌が奥の方に入り込んでしまい、
言葉の発音が悪くなる、食べ物が上手に飲み込めない、というような子どもが増えているようです。
幼稚園の先生をしている生徒の話によると、いつまでも口の中に、一口目のお昼の食事が口の中に
あって、飲み込むことができない子どもが増えているとのことです。
そんなことを、すべて解き明かしてくれたのが、この集まりでした。
抱っこ紐そのものが悪いのではなく、使い方を間違えている、生後三か月までは、子どもを
縦に抱かないなどの正しい知識が必要だと、感じました。
そして、大きくなって乳歯が永久歯に生え変わる時期を迎えている子どもを持つお母さんに、
今からどうすれば、すこしでも改善されるか、そんなことも教わりました。
ドクターによると、もっともっと事態は深刻で、まだまだ私たちに伝えたいことがあるという
ことでした。第二回目を、ただいま計画中です。
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
気温は低めですが、日中の明るさには春の訪れを感じますね。
昨日、夕方に来ている生徒が、12月、1月は帰る時間は真っ暗だったのに、
今日はまだ明るい!!と喜んでいました。季節の移り変わりを、ともに感じました。
今日は、音楽会でソロ演奏という見出しです。今頃、音楽会?と思われるでしょう。
正しくは学習発表会です。私立小学校に通う4年生の子が、去年の夏位から
リコーダーが苦手ということで、教室に来ています。
昨日行われた学習発表会の取り組みは、2学期に入ってから始まっていました。
特別に、この発表会の為に詰め込んで音楽の授業をすることもなく、日常の時間割の
中で、仕上げられたようです。
この私立小学校、とにかく音楽の取り組みがすごいです。課題曲がたくさんあって、
一曲ずつこつこつと自己練習し、曲が出来上がれば生徒が自主的に先生に聞いていただく。
合格すれば、また次の課題曲・・・永遠と続いています。
その課題曲は、クラシック、ポピュラー、さまざまなジャンルで偏りなく、そして
常識として知っていてほしい曲ばかりです。
こんなにたくさんの曲を練習するなんて!!そしてそれをやりきっていかなければいけないと
課題を課せられる子ども達。大変でしょうが、やり続けることが大切ですね、この
学校の取り組みには、感心しました。
その課題が四苦八苦だった、今、通ってくれている生徒が、この度の学習発表会でリコーダーソロ
の演奏者に選ばれ、無事演奏できたと、お母さんから報告いただきました。本当によかったです。
私も嬉しいですし、なによりも本人は達成感とともに、これまでに持っていた音楽に対する苦手意識を
すっかりと払拭できたと思います。
そう言えばこの生徒さん、教室に来る表情が、去年とは全然違っています。
自信に満ち溢れた表情。素晴らしいお顔ですよ!!
公立、私立を問わず、こうしたことをたくさんの子ども達が経験できる教育であってほしいと思います。
鍵盤ハーモニカ、リコーダーレッスンのページはこちら
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。今日は、陽ざしがとても明るいですね。
寒さはまだまだ厳しいですが、もうすぐ節分、春はそこまでやってきています。
インフルエンザが流行る中、元気な一組の親子さんと一緒に、お味噌を作りました。
去年の6月には、梅のシロップ作りを経験したこのご家族、自家製って美味しい!!ということを、
よくわかって下さっています。
6時間炊いた豆(熱々です)を、みんなで踏んでつぶしています。お父さんが写っていないですが、
始めにお父さんに頑張って踏んで頂きました。麹と塩を混ぜてよく合わせ、丸めています。
仕上げに、塩のふたをして一年、ねかします。
混ぜたり丸めたり、いろいろな工程をどんどんとやっていきました。ふたをするまでの大豆の色や
におい、手触りを十分に体験しました。
お味噌汁が大好きな、このご家族。一年に一回のこうした食にまつわることを、お母さんが大切に
思ってくれて、挑戦して下さることは、本当にありがたいです。
添加物の多い食品が出回っていますね。大人が気を付けることで、体に良くないものを摂取しない
工夫はできます。是非、食に関心を持って、子ども達に美味しいご飯を食べさせてあげてください。
この絵本には、地球が悲鳴をあげている、人の体が悲鳴をあげている。
そういうことが書いてあります。食べるものだけでなく、洗剤、衣料品、地球規模で起こっている生態系の崩れ、
どれも知ってしまうと恐ろしい、自分の命に係わることだとわかります。
子ども達に美しい地球を、安心して口に入れられる食事を。体は、食べたもので作られます。
是非、お読みになっていただきたい絵本です。
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
一年で最も寒い時期ですね。インフルエンザも大流行です。子ども達は寒さに負けず、
頑張ってレッスンに来てくれています。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
今日もまた2歳のリトミックから、ご紹介します。
女の子は、ボタンかけをしています。随分上手に手先を使えるようになりました。
教室で挑戦してみて、お洋服、パジャマなど自分でやってみるというチャンスを、
お母さんがどんどんお家で作って下さっているようです。
右側の男の子は、4月生まれなので現在3歳9か月です。でも保育園の2歳児クラスにいます。
男の子ということもありますが、レッスンに来て一か月は、どことなくガサガサ落ち着きのないところが
ありました。今、はさみに夢中です。この日は40分間、じっと座って切っていました。楽しくて
仕方がない、おうちでも出来る様に、宿題を持って帰りました。全体に落ち着て行動できるようになっています。
そして帰り際に「最高の気分です!!」といって満面の笑みで帰って行きました。
この「最高の気分です!!」と言葉にした彼の心の中には、モンテッソーリが残した言葉で、
集中現象による正常化、(難しい言い回しですが)まさにこれだなと、私はとても嬉しくなりました。
子どもは、やってみたいことに出会い、興味を持てば、それを長い時間集中してやり遂げる力を
持っています。それを繰り返すことで、筋肉の使い方、手順、段取りなどを学んでいます。
満足するまでやりたい、途中でご飯よと言われても、やめられない、お母さんの声は聞こえていない
くらい集中する。それを妨げてしまうのも大人、やらせてあげるのも大人なのですね。
忙しい時間の流れの中で、親子が動いていますね。特に保育園に通う親子さん。私もそうでした。
でも、ちょっと子ども目線になって一緒に立ち止まること、道に咲いているお花に目をむける、
スズメさんが鳴いている、飛んで行った!!そういう大人にとっては何でもないことが、こどもは楽しい、
お花はどんな色だったか、スズメのくちばしはどんな形だったか?そういうことを、短い時間でも集中して
見ることで覚えていきます。プリント学習だけが学習ではありません。
自転車の後ろに乗せてもらうばかりの子どもさんと、しっかりお母さんと一緒に歩いているお子さんでは、
観察力、発想力、工夫してみる前向きさなどが、はっきりと違って表れてきます。
小学校入学までの大切な時期を、どうお過ごしになりますか?
リトミック+知育のページはこちら
今晩は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
サウンドカーニバル優良賞受賞に続き、嬉しい知らせが届きました。
今年の夏休みから、中学三年生の男の子がレッスンに来てくれていました。
それも、電車で一時間以上かけて。遠いところを、本当に頑張ってくれました。
彼は、一学期の音楽の成績があまりにも悪かったので、志望校に手が届かないと
学校で言われました。何とか音楽の成績が上がるようにとのことでした。
中学三年生というと、声変わりの時期です。恥じらいも感じる年ごろ。
筆記試験はできても、問題は実技試験ですね。
中学になると、リコーダーや歌をみんなの前で、一人ずつ歌いますね。それが実技テストとして、
成績になります。
彼には、時間がありません。どうしたら短期間で上手になるか、私もあれこれ考え、試してみました。
しっかりと声が出る様になって、音も外れないようになりました。リコーダーも頑張って
練習していました。
彼は、サッカー部でしたので、真っ黒に日焼けしていた夏休み、季節がめぐり秋には、日焼けの
肌も落ち着き、毎日、学習塾に通い、お風呂で歌の練習を続けていたそうです。
成績が出ました。無事、志望校に願書を出せるところにきました。中学の先生が、手書きで
音楽実技の評価を書いてくださっている部分には、A判定もたくさん増えていたそうです。
暑い日も、日暮れが早くなった秋にも、電車で一時間以上かけて通ってくれた、彼とお母さんの
努力には、頭が下がります。それはみんな、志望校に合格したい一心で、苦手を克服するために
親子で頑張って下さった、素敵だと思います。
どこか、入れる学校でいいわ~
そんな動機で高校にしろ、大学にしろを選ぶ基準になっていませんか?
彼には、明確な目標があったので、頑張れたと思います。
受験シーズンを迎えますね。受験生のみなさん、体調を万全に、全力を出して志望校に
合格してくださいね!!
リコーダーレッスンのページはこちら
今晩は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
今年もあと一日、皆さんにとってこの一年はどんな年でしたか?
色々なことがありました。特に地震、災害が多かったですね。
大阪周辺では、まだ屋根にブルーシートがかかっているお家があります。
世界中の人々が、暖かい家で穏やかに新年を迎えられることを願います。
年末に、嬉しい知らせが入りました。
11月に行われたjetサウンドカーニバル。jetとは、ヤマハエレクトーンを自宅で教える講師の会、
全日本エレクトーン指導者協会が、全国的に開催しています。エレクトーンの魅力を
生徒さんが存分に味わい、自分だけの編曲、作曲などを披露するイベントです。
ヤマハ神戸店に所属するjetの先生宅で習う生徒さんが、たくさん参加されました。
そのなかで、ピアノ曲をエレクトーンを使って、自分の気に入った音色で、演奏するという
部門が、神戸店独自で展開されました。この部門に参加した生徒が、優良賞に選ばれました。
受賞したのは、幼稚園の先生をしている大人の生徒さんです。園で必要なピアノ曲を練習する傍ら、
自分の好きな曲も演奏します。
今回は、キャサリン・ロリン作曲「カーボーイ・ブルース・ワルツ」という曲を
エレクトーンで、イメージする音色を選んで、演奏しました。
リズムもつけて、いつもピアノで演奏する感触と、ずいぶんと違うようでしたが、
とても楽しんで練習してくれていました。
ピアノとエレクトーンは、何と言いますか、ちょっと語弊がありますが、仲良くできない・・・
例えば、「私はピアノを習うのよ、エレクトーンなんて演奏しない!」という感じの、
相容れない、そんな風潮がどことなくあるようなのですが、このサウンドカーニバルの
取り組みは、そうした楽器の垣根をこえて、やってみることができる、案外いいよ!!
ということを、生徒自ら発見できています。
そうした経験が、またプラスとなって、より幅広い音楽を自ら求める、そんな生徒さんに
育ってくれると嬉しいです。
エレクトーン個人レッスンのページはこちら
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
日が暮れて、少しずつ冷えてきましたね。夕方、レッスンに来る小学生は、季節によって
レッスンが終わって教室を出る時に、外の明るさで季節を感じる、「暗くなるから、はやく帰ろう」
そんな会話を交わして、見送ります。いつまでも、私に手を振ってくれて、帰って行きます。
前にも2歳のレッスンの様子として、お絵かき、抱っこ紐、手の力ということをお伝えしました。
今回は、ハサミを使っている様子をご紹介します。
2歳の女の子ですが、きちんと正座します。ダラダラ座っていても、作業がやりにくいとわかれば、
自分からサッと正座します。ハサミは危ない、「ダメダメ」とお母さんに言われ続けていると、
いざ、出来る時期が来ていても、叱られることはやらない、頑固に拒否してしなくなってしまいます。
お母さんの言葉かけはとても大事ですね。
自分でコツをつかめば、あとは無心に手を動かします。右手の薬指と小指を上手に使うことがまだ
できないですが、紙を切っていくことは、上手に出来る様になりました。ここでも、物を握る力(ここではハサミ)が弱いと、上手くできません。
このお子さんも、2週間くらい前には、上手くハサミを持てなくて、あまり上手に出来なかったですが、
成長しましたね。この日は、前のレッスンの時に比べて、手が少し大きく、しっかりしていた印象を
受けました。
切った紙は、ゴミではありません。子どもにとって大切な物。袋に一つずつ入れて持ち帰り、
のりで貼って作品として完成させました。教室に大きな掲示板を作っていて、そこに毎週つくったものを
自分で貼ります。
このお子さんのお母さんは、レッスンで取り組んだことをなるべくそのまま、お家で再現できるよう、
とても頑張って下さっていることが、会話の端々からわかります。週に一度、一時間やったからと
言って、お家で何もしなければ、こんなに身に付くことは難しいかもしれません。
いつもお伝えするのは、こうして座ってなにかをしている知育の部分が多くなります。
音楽的なことももちろん、たくさんやっています。2歳児さんでほぼ、音楽に合わせて正しく
ビート(拍)を打つことができるようになります。2拍子と3拍子の違いも、たくさんの動きの
中で、わかってきます。
歌を歌うことも、大好きです。一曲通してずっと歌うことは難しくても、聞いていないのではない、
不真面目なのではない、何かを考えている様子です。でも、「もう一回!歌う!!」と楽しそうに
カスタネットや、すず、マラカスを使って音楽に親しみます。
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今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
今夜から、真冬並みの寒さになるようですね。
子ども達が体調を崩さないよう、どうぞ皆さん、お気を付けくださいませ。
今日は、来春から幼稚園に入る2歳のお子さんのリトミッククラスの様子を、少しお伝えします。
私個人的には、生まれて間もない赤ちゃんから使われている抱っこ紐は、子どもの発達にとても
悪影響をもたらしていると思っています。理由は、抱っこ紐を使わず育った子ども達ができていたことが、
抱っこ紐を使ったお子さんは出来なくなっている、そういうことがたくさんあるのを、レッスンを通して
はっきりと見えるからです。
その影響が、親御さんにも見えてくるのが、2歳半くらいからです。
抱っこ紐に抱かれているお子さんをよく観察すると、肩が固定されて腕、手を自由に動かせなくなって
いませんか?腕、手、指は常にだらんとしていていませんか?
子どもは、手に触れるものを握る、引っ張る、つかむ、触る、その感覚でその物を覚えていくと思います。
触覚が鍛えられ、柔らかい、硬い、ザラザラ、ツルツル、細い、太い・・・あらゆるものの情報を
手から脳に伝えている。そういう成長を、妨げているのが抱っこ紐ではないかと、感じます。
これは、毎週描いて来てもらう宿題、机の上に置いてあるクレヨンをしっかりと握って描く、
今のお子さんはしっかりと物を握ることができません。握る力がなければ、細く弱々しい線しか描けません。
小さな丸しか描けません。小学校入学の時に、4Bや6Bの鉛筆を用意しても、字が上手く書けない子どもさんが
増えていると聞いています。きっと入学までに、しっかり手の力をつけて書く経験が足りなかったのではないかと
思います。
お家でも、子どもさんとお絵かきをしてみてください。小さいから弱々しい線しか描けない、でも
何度も描くことで、力はついてきます。上手に描けるようになります。4歳くらいから、どのお家でも
文字を書かせるようになっているようですが、鉛筆が持てなくて勉強が嫌になっている子どもを、
たくさん見てきています。
どうぞ、ご家庭で工夫して、子どもの感覚器官を十分に育てられるよう、挑戦なさってくださいね。
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