20年前に来てくれていた生徒たちが!!|2017/01/23
今日は。本当に寒い毎日です。インフルエンザはもちろん、溶連菌感染症で
お休みする小さい生徒さんがあります。皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
お正月に届いた年賀状を、やっと整理しました。今年も、嬉しい知らせがありました。
それは、約20年以上前に教えた生徒から、結婚、出産の便りです。
何人も、そんな内容で年賀状を送ってくれていました。
そうだ、この子はあの時、レッスンの時、できなくて悔しくて泣き出したんだ・・・
そうそう、あの子はただただ黙々と、練習していた・・・
よく笑う、明るい子!!はにかみ屋さん・・・いろんな生徒とレッスンしたんだ・・
子ども達と一緒にやり遂げた発表会、当時の子どもの顔、声、いろんなことが
思い出されます。
そして何より、親御さんがとても親切で、いつも協力してくださいました。
明るく、「先生!!来週も、お願いします!!」、「ありがとうございました!!」と
言ってくださる。その親御さんのエネルギーに支えられて、ここまで来れたんだなと、
改めて考えました。
みんな、それぞれに頑張っている姿を、風の便りに耳にすると、本当にうれしいです。
ほっとします。そして、今、お預かりしている生徒たちのことを、また一生懸命に考え、
質の高い、求められるものをレッスンの中に入れていこうと、指導案を考える毎日です。
私と共に音楽をした、たくさんの人の幸せを、本当に心から願います。
リトミック、エレクトーン、ピアノ、知育。どのコースに対しても、同じだけの私の
エネルギーを注いで、頑張っていこうと思っています。
一番の専門はエレクトーンなので、エレクトーンのコースはこちら→
幼稚園、保育園の先生、応援してます!!|2017/01/22
おはようございます。インフルエンザが流行っていますね。皆さんは、大丈夫ですか?
昨日、幼稚園の先生がレッスンに来てくれました。2月には、どこの園も生活発表会や音楽会が
控えていると思います。昨日の生徒さんは、音楽会です。夏ごろから少しずつ楽譜を作って
いました。携帯電話に、最新の子どもたちの出来栄えを録音してきてくれて、聞かせてくれました。
器楽合奏はとても上手でした。先生自身が歌にあまり自信がないので、歌の方が気になる点があり、
一緒に聞きながら、どんなところをポイントに指導したらいいかなどを、レッスンの中で共に
考えました。
年長の担任がインフルエンザでお休みの間に、歌う会があってピアノを弾く人がいない!!
ということに行事前日に気が付いたそうです。どうしたんだろうと、ハラハラとしながら
話を聞いていました。
なんと、この生徒さんが一晩で練習して、本番を無事にやり遂げたそうです。
偉いなあと、本当に心から思いました。一晩で子ども達が歌えるだけの演奏ができるまで、練習!!
幼稚園、保育園の先生方、皆さんのお仕事がピアノだけではないことを、私は十分知っているつもりです。
毎日の指導案、制作の準備、行事の準備、送迎バスへの乗車、親御さんへのお便り作りや連絡事項、
子どもを預かるのですから、何かしら事故やトラブルが、多かれ少なかれ、あって当たり前です。
でも、皆さんの心の奥には、子ども達の幸せを願うという優しい気持ちがあるからこそ、頑張れる。
違いますか?私も同じです。
先日、生徒さんの保護者様と見解が一致せずに、随分なことを言われました。でも、救ってくれた
のは、生徒さんの頑張りでした。保育園の先生も、頑張っていらっしゃいます。毎日誰かが
頑張る姿を見せてもらっていて、私は救われているのだなと実感しました。
一番寒い季節に、学年締めくくりの行事ですね、体調管理をしっかりと!!楽しく本番を迎えて
下さいね。やり遂げた達成感は、子どもの心にずっと残ります。
幼稚園の先生ピアノコースはこちら→
高校生、幼児教育を目指します。|2017/01/17
今晩は。雪の降る中、センター試験が終わりました。受験なさった皆さん、
お疲れさまでした。力は発揮できましたでしょうか?
教室に、高校2年生の女の子が来てくれました。高校生は久しぶりです。
そして、いろいろと考えました。
多くの学生さんは、2回生の終わりまで大学でのピアノの授業で、宿題として与えられる練習を
こなすことで精一杯です。
子どもの歌・・・大学でおそらく20曲にも満たないものしか演奏せずに、就職しています。
高校生の間にレッスンを始められたら、まず大学に入るまで、ピアノの演奏、歌、リズム、
いろいろなことができます。そして大学に入ったら、授業の課題をクリアしていく、3回生は
実習が多く、4回生はすぐに就活です。いつ、しっかりと身につけるか・・・
大学に入る前が、絶好のチャンスです。
幼児教育課程の大学入試にピアノ実技がある大学は、本当に少なくなりました。
でも、実際に現場でどれほど必要とされるか、教室に来ている、すでに幼稚園や保育園で
働いている生徒さんをみれば、ひしひしと伝わります。
一夜漬けはできません。コツコツ、コツコツ練習する、それが積み重なって力になります。
ピアノが本当に苦手な保育園の先生が、来てくれています。去年の夏ごろに園から、
3月の生活発表会でのピアノを任されました。ずっと、できるだろうか、弾けるだろうか、
不安と闘っていました。
やっと、ペダルもふんで、止まらずに演奏することが出来てきました。
仕事は早番、遅番とあります。こんなに寒くなると、大変だろうと思います。
どれくらい練習しているか、聞いてみました。「毎日、せめて一回でも」との答え。
どうですか?この生徒さんは、いやだいやだと言いながらピアノに向かっていました。
どうせ、弾けないよ・・・そんなことばかり言っていました。そう言う度に、言う暇があれば、
手を動かしなさい!!と反論してきました。
そして、本気で生活発表会の曲を練習し始めて3か月、何とか弾けるようになりましたよ。
いろいろな園の先生が来てくれています。中には、年中や年長の担任を持っていても、
ピアノを弾かずに一年間終わってしまう先生もいらっしゃるとか!?
子ども達は、本当に音楽が好きです。歌うことが好き、体中で音楽を感じ表現します。
音楽に触れられずに大きくなった子どもは、さみしいと思いますよ。大切な役目を幼稚園、保育園
の先生は背負っています。頑張ってくださいね。
幼児教育のピアノコースはこちら→
幼稚園年少さん、知育クラスを開講します|2017/01/08
あっという間に春になり、新学期を迎えます。
4月から幼稚園へ、保育所へ、小学校へ・・・親御さんの不安や期待は計り知れません。
特に、うちの子はちゃんとやっていけるだろうか・・・心配の方が先になりますね。
みんな、そうして大きくなりますよ。
月曜日3時から、知育クラスをやっています。4月に新学期が始まり、5月のゴールデンウイークで
4月の緊張した心と体がいっぺんに緩み、また生活がスタート。子ども達にとって4月5月は
本当に大変です。この時期にあまり期待してあれもこれもさせては、かえって何もかもが嫌になる、
そんな子を多く見てきました。焦らず、ゆっくり観察してあげてくださいね。
知育と音楽を一緒に、そんなカリキュラムが月曜日のコースです。この時間だけグループですが、
年少さんからきていただくと、小学校まで3年間あります。もちろん音楽を始める時期としては
とてもいい時期ですし、きちんと座る、正しい鉛筆の持ち方、文字、数字というところにゆっくりと
もっていきたいと思っています。モンテッソーリ教育の中からも、できるだけ取り入れます。
スタートは3月から入会頂けるようにしています。体験レッスンは随時受け付けます。
まだまだ時間はありますので、体験レッスンも何度か来ていただいて、子どもの成長する
様子を実感していただけたらと思います。お母さんとのお話も重視していますよ。子育てって、
本当にきりがないし、答えもすぐに出ない。これでいいのかな・・・迷ってばかりですよね。
私も娘と息子を育てました。毎日、いろんなご家庭の子どもさんを見ています。
自分の子育ての反省も良かった点もあります。素敵なお母さんの実践なさっていることも
お話しできます。是非、覗いてみてください。
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手裏剣、めんこ、折り紙です|2017/01/08
新しい年が始まりました。皆さんはどんな抱負を胸に抱いていらっしゃいますか?
私は気持ちも新たに、今、在籍する生徒一人一人について、レッスン内容を考えました。
本年もよろしくお願いいたします。
年が明けて、初めての手作り会は折り紙です。
最近の子ども達、おとなの方もですが、指先の力が本当に弱くて・・・
少しでも指先を使ってほしいと思い、折り紙でめんこ、手裏剣を作りました。
二人とも小学生ですので、私が折る姿を真似させるのではなく、折り紙の本を見て作ることを、
課題の一つにしました。折り紙の本に書いてあることを理解することは、結構難しいです。
ゆっくりと本と同じ向きに自分の折り紙を置いて考えたり、何度も違うことに気づき、やり直す。
一つ目を作るのが、かなり大変でした。二つ目は嫌だと言うかなあと心配しましたが、もう一つ、
もう一つ・・・
その気持ちの中に、次はもう少し上手に作れると思う!!そういう気持ちで取り組んでくれている
ことが、子どもの発言から読み取れました。私は、ほとんど手を貸しませんでした。
参加してくれた子どもの感想です。「今日は、とても楽しかったです。しゅりけんは
めんどくさかったです。めんこはたのしかったです。」(小学一年生)
「むずかしかったけれど、もくもくとできてよかったです」(小学二年生)
もくもくとできた!!うれしいです。
折り紙を折ることで手先を使い、手裏剣ですから投げてみたいですよね。床と並行、垂直、両方の
方向に手首を使って投げることに挑戦しました。
昔は、こうして家の前などで遊んだのです。誰に教えられることなく、自分で工夫して友達と
競ってめんこをした。男の子なら、当り前の遊びでした。
そんな機会がすくなってしまった今日、それでもなお、伝えたい遊びをこうして一緒に手を
動かして作る。この時間をたくさん作りたいと考えています。
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