さくらさく幼児教育(モンテッソーリ)レッスンの様子ー小学生|2016/04/10
引き続き、小学生のレッスンもご紹介します。
今、発表会に向けて、全員での演目の練習のために、土曜日に集まって練習しています。
練習のあとで、こちらは「糊貼り」の教材をやってみました。
糊も、今や修正テープみたいなものが売っていますね。そういうものではなくて、
筆を使って糊を塗る、自分の決めたパーツを貼っていくというものです。
小学一年生から五年生まで、五人集まりました。机の上が散乱していますが、それぞれが
作ってみたい台紙を選び、貼りたいパーツの色選びなどに夢中になりました。
パーツを自分で切る、小さなお皿に糊を入れて、筆にとって台紙に糊を塗り、ひし形や正方形、
三角形を組み合わせて貼っていきます。
一人、2枚くらい作ったら、飽きるだろうかと思っていましたが、多い子で6枚作りました。
糊がうまくつかなかったり、台紙とパーツの大きさが少し違っていたりと、ハプニングも
ありましたが、みんな黙々と作業していました。
一枚目の写真の手前の女の子は、あまり正座をしたことがない子ですが、正座することが
作業を続けるには一番いい姿勢だと、自分で気が付いたと思います。しっかりと座れて
います。
学習習慣をつけるためには、しっかりと座れないと頭に入らないと思います。
こうして作業を続けることは地味なことに見えますが、夢中で取り組む集中力が養われ、
学習に対する取り組み方や、やり遂げる根気を身につけてもらえるといいなと思っています。
そのことは、音楽を勉強する上でも、練習に対する集中力、持続力を維持できる精神力を
持って、やりこなしていける力に通じると思うからです。完成作品の一部です。
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さくらさく幼児教育(モンテッソーリ)レッスンの様子|2016/04/10
こんばんは。花粉がとてもたくさん飛んでいるようです。
私は喉に症状が出ます。歌ったり喋ったりが多い毎日なので、とても辛いです。
みなさんは、いかがでしょうか?
写真の男の子は年長さん、お住まいは名古屋なのですが、お母さんのご実家が岡本なので、
長期のお休みに必ずリトミックに来てくれます。
どんなことでも明るく「やってみる!!」と、取り組んでくれる子です。これは、折り紙を
二つ折りにしてはさみをいれる、紙を開くと左右対称のものができるモンテッソーリ教材の
うち、対称切りというものです。興味をもつかどうか、半信半疑で二つ折りの折り紙を渡し
ました。
彼が切って開いてみたときの驚き様といったら、とても説明できませんが、「なんで?
楽しい~!!」と気に入ってくれました。
一番初めは、写真に見える茶色の「木」を、切るところは直線ばかりなので、一枚やってみました。
わりと上手に切りました。では、曲線はできるかと思って真ん中あたりの(お猿さんのつもりです)
クネ~っとしたものに挑戦しました。「難しいね」と言いながらも、なんとか諦めずに切りました。
切ったものをどうするか、ノートに好きなように貼っていくことにすると、木にお猿が
上っている。ちょうど桜が満開だったので、さくらの花を作ろうということの.になりました。
桜の花は折り方がひと手間かかるので、私が折りましたが、切るのは彼がしました。
どうしても、なぜ花びらができるのか、関心があって花をノートに貼っては、残った折り紙を
開いてみたり、折り目に沿って、もう一度自分で折ってみたり・・・いろんな角度から
彼なりに考えているという感じでした。
用意したものは、全て切って貼り付けてしまい、もっと貼りたいと注文されて、桜や木、
風船などをまた準備して、その日の夜におうちの方に取に来ていただきました。
こどもは夢中になると本当に集中します。彼も約40分の間、正座でこうして机に向かって
作業に取り組みました。驚き、感動、達成感を経験している、キラキラした、とてもいい表情でした。
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発表会の準備です|2016/04/07
5月15日は教室の発表会(クラスコンサートと言っていますが)です。
現在、2歳児さんから70代の方が在籍してくだっています。
年齢が広ければ、レッスンの中身もみんな違っています。
発表会で、ピアノやエレクトーンをソロで順番に演奏するだけでは、面白みに
欠けると思って毎年、工夫をして選曲します。その中でも一番楽しい演目にしたいのが、
リトミックの在籍生徒さんのものです。
作っているのはたぬきさんです。狸がでてくる曲を、大きい生徒がエレクトーンやピアノ
で演奏し、演奏できない小さい生徒さんが踊ったり歌ったりします。
写真の女性は、現役の幼稚園教諭、高校生の時から幼児教育科の大学を受験するために、
ピアノを習いにきてくれました。10年のお付き合いです。春休みを利用して、時間を
作ってアイデアを出してくれて、見本を作ってきてくれたり、画用紙を選んできてくれたり、
本当によく協力してくれます。
驚いたのは、手の早いことです。私だったら、一枚一枚、狸の顔の部分を切ったりしていただろう
と思うのですが、大胆にザクザクと画用紙に、はさみを入れていく、手際の鮮やかさには脱帽です。
現場では、一クラスの人数分の準備を短時間でやって、間に合わせないといけない、教室の
壁面など、比ではない量をこなしているんですね。偉い、豪い(並々ではないという、えらいという
字です)、を連呼しました。終始、ニコニコと子どもたちのためにという、共通のモチベーションで
大人の生徒との、とてもいい時間を過ごしました。
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4月の壁面ができました|2016/04/07
今年は、いつまでも寒さが残り、あっという間に暖かくなり、そして今日の
雨で桜も終わりになってしまいますね。
教室では、生徒たちの手作りで壁面を製作しています。4月はお花畑です。
ひしめき合うようにとってもたくさんのお花が咲いている感じを出したいと
思って作りました。
小さい子は花の真ん中にシールを貼る、折り紙のできる子はチューリップを折る、
はさみを使いたい子は花びらを切り込みをいれて作る、というようにできること、
したいことを形にかえています。
はじめは、三つくらいしかお花がはれていなかったのが、次の週にレッスンにくると
少しずつ増えている、「お花がたくさんになったね」と生徒たちが口々に発見して、
感想を言ってくれてからレッスンがはじまる。壁面の完成までは、そんな会話の中に、生徒が
「今日はどれくらい、お花が増えているか」「自分の作ったお花がまだ残っているか」確認
して喜んだり、楽しみにして来てくれる様子が、うれしいです。
水色のお空は、これからこいのぼりを作ります。幼稚園や保育所でも製作していると
思いますが、生徒のしたいこと(ある程度は、限られた私が準備できる範囲なりますが)を
させてあげたいと思って、工夫を凝らします。
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1歳からのリトミック|2016/04/07
こんばんは。台風のような雨ですね。今日から小学校も始まって
いるようですが、荒れ模様のスタート、子どもたちが校庭の桜をゆっくり
楽しむ時期も、なくなってしまったようですね。
現在、リトミック研究センターの一歳児さんの受け入れは、満1歳6か月以上と
なっていますが、満1歳児以上に変更となります。
私も研修を修了すれば、6月くらいから1歳児さんのレッスンをできるように
なります。年長の生徒の妹さんが、3月で1歳、どんな感じかレッスンさせて
いただきました。
お兄ちゃんのレッスンについて来られる時に、音楽が聞こえると人見知りの
激しい時期ですのに、ニコニコ笑顔に変わり、お母さんから完全に離れることは
ないにしても、私に笑顔でリズムにのってからだを動かし、手を振ってくれます。
泣いてばかりのこの妹ちゃんが、本当に自分からお母さんの膝を離れ、私の呼びかけや
音楽に反応してくれて、あっという間の40分でした。
写真は、「かきかきしようね」と言って、手に色鉛筆を持っています。きれいに塗れる
なんて要求していません。手の力を少しでもつける、何かを上手に操れる器用さを身につけて
ほしい、そういうねらいです。
お花が見える写真は、シール貼りです。糊がついている面などは、わかっていませんが、
シールを台紙から自分で剥がすことは、1歳にとっては集中力、器用さを必要としたと思います。
体を動かしてのリトミックも、もちろんしました。お子さんによって、高いところが好きな子、
恐がる子、いろいろだと思います。よく表情を観察してレッスンしました。横にゆれる、
お母さんにだっこされて、しっかりとお母さんにビートにのって歩いていただく。
スゥイングとビート、リトミックの基本です。
1歳ですと、幼稚園にいくような子どもに求めるものは当然できませんが、体を使っての
リトミックでは、3歳以上のレッスンで使っているような音楽で、レッスンしました。
小さいからこそ、質のいいものを感じてもらいたいと考えました。
まだまだ、なんでも口にいれて、大変な時期の子どもさんだと思いますが、お母さんも
リラックス、子育ての悩みも、私の経験も共有できるような、そんな場所したいと
思っています。
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