幼児教育ピアノコースの生徒と|2017/08/18
今日は。本当に暑い毎日が続いていますね。小さい生徒さんは、熱を出しています。
故郷での夏、元気に過ごせたでしょうか?
先週末、主に幼稚園の先生をしている生徒とともに、食事会をしました。
場所はJR甲南山手駅から南に徒歩3分、薬膳料理なつめというお店です。
後列右端が、お店を経営なさっている岩本さんです。
教室のファンで、クラスコンサートにも来てくださいました。
年齢、仕事の経験年数もさまざまな生徒達ですが、日頃の悩み、園での工夫、もっと細かいことでは、
壁面にはどの程度エネルギーを費やすべきか、お泊り保育であったこと、日々の指導案の立て方など、
ひとり一人が思い思いに話をしました。
私は一番端の席で、みんなの話を聞いていました。時々、レッスンに来られる親子さんについて
気になっていることを打ち明けて、対処法を教えてもらったり、5年前、10年前の子どもと比べて、
今、子ども達はどんなふうに変わってきていると感じるかということを話し合い、幼児教育の現場も、
私が感じることも、ほぼ同じだということも確認できました。
結婚年齢が高くなっていますね。当然、出産年齢が上がります。大学を出たばかりの先生は
お母さんから見れば、若すぎて大丈夫?という目で見ていらっしゃるでしょう。
頼りないところはあるにせよ、一応、専門教育を勉強して現場に立っています。
若いですが、敬意を持って、接してあげて頂きたいと思います。
家庭でどこまで躾けるか、それが全然なされていなくて幼稚園に上がる、まずはトイレです。
私が子育てをした時は、2歳でおむつをしていたら、はやく取らないとだめです!!という
風潮でした。今、年中さんでもおむつをしてくる子どもさんがあります。
トイレトレーニングは、大変です。でも、排せつは人として大事なことですね。いつ、どのタイミングで、
どんな風に・・・家が汚れる、面倒くさいから、積極的にトレーニングをしていないなんて、言っている場合では
ないですよ。手の洗い方、洗面所まわりを綺麗に使う、次の人が気持ちよく使える様にどんな風に
しておけばいいか、そんなこともお家でしっかりと、教えていただきたいのです。
最近は、外出してトイレに入って手を洗っても、温風で手を乾かすことができますね。
こんなに暑い日が続き、汗が流れる様に出るのに、タオルもハンカチも持たずにレッスンに来る生徒が
多いです。大人も子どももです。エチケットとして、必ずハンカチ、ティッシュペーパーを
鞄に入れておく。私は当たり前のことだと思っています。お子さんに、そしてご自身はいつも
そうしていらっしゃいますか?
子育ての根っこの部分が、本当にあいまいになり、子ども達が正しい導きのもとで大きくなる
ことができなくなっていると感じます。毎日が精いっぱいで大変だと思いますが、一度、考えてみて
下さいね。
幼児教育の現場で働く先生は、本当に子どものことを、日々考えています。子どもの成長を心から
望み、成長が見えた時には心から喜ぶ、そんな毎日です。そんな先生たちにとって、幼児教育の中の
音楽教育という分野で、少しでも役に立つことができたらと思って、私はレッスンをしています。
食事会は、話が尽きることなく、また集まりましょうということで、お開きとしました。
今回、参加できなかった生徒さんも、次回は是非!!
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宿題会の後で|2017/08/09
今月お盆前までは、先に書きました宿題会が続きます。
でも、そろそろ宿題は全部終わったという子どもも出てきています。
そんな子どもと、手を使おう!いろいろな物作りをします。
彼女は小学3年生、市販されているパーラービーズを使って、お花を作成中です。
図案が彼女の左側に置いてありますね。これは私が、刺繍のクロスステッチ図案から、
子どもらしいものを選んで、1㎝四方の方眼紙に書き写したものです。クロスステッチの
図案集そのものを見ながらというのは、細かすぎて大変です。正直、書き写す私は、かなり
目を使ってしんどかったです。
図案のお花はピンクですが、一つ作っただけでは物足りず、色を変えて二つ目を作って
いるところです。自由に色を選んでいいと説明しましたが、補色の関係にある青を選んで
いました。この日は、2時間座っていました。大したものです。
明日、この続きを完成させるので、選んだ色が色相環で正反対に位置する色だということも
少し、教えてあげたいと思っています。
説明した時に、「じゃあ、赤の反対側にある色は?」という質問が、きっと飛び出すと思っています。
こんなふうにして、子どもがしたことを土台に、より発展した知識に触れられるように、意識をして
接しています。
彼女は2年生。三角シールで図案を埋めていくのが、大好きです。三角は少し難しいです。
角をぴったりと図案に合わせなければ、綺麗に仕上がりません。
陶器のお皿にシールを色分けしてあります。お皿は、落としたり乱暴にすると危険だということを
理解し、丁寧に扱う癖がつきました。
せっかく色分けしていたシールを、片付けの時に混ぜてしまいました。
みんなで、力を合わせてもう一度、お皿に色分けをしています。
こんな時も、私が一人で抱え込まず、子ども達にしてもらいます。分けることが出来たときには、
みんなが嬉しい、できた!!という気持ちになれます。
子ども達を家に帰してしまって、私が片づけていたのでは、こういう気持ちは子ども達に、
うまれません。「シールを混ぜた責任、最後までとるのよ!!」と言いながら・・・
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宿題会をしています|2017/08/09
今日は。台風に猛暑、お母さんにとっては、大変な夏休みだと思います。
今日、来られたお母さんが、「一日中、洗濯をしている気がする・・・」とおっしゃっていました。
でも、子ども達にとってはかけがえのない夏休みですね。しばらくご辛抱くださいね。
8月に入り、毎日のように生徒がレッスン以外に、教室に来てくれます。
学校の宿題を持ち寄り、少しでも早くやりきって、気持ちよく旅行や帰省してほしいと
思い、毎年取り組んでいます。
小学2年生の彼は、この日、漢字の書き取りをノート4ページ分。お家では、一日1ページしか
やらないようですが、自分でどこまでやる!!と決めて、黙々と書いていました。
書き順を間違えているものは、一緒に辞書で確かめます。自分の間違いは、自分の目で
確かめてほしいからです。一時間は座れていました。
幼稚園年中の彼は、猫のイラストをハサミで切っています。曲線ばかりで、とても難しいと
思いますが、何も言わずに5匹分、切ることができました。そして大好きな穴あけをしました。
これは、猫は「一匹、二匹」と数えるということ、子どもが10匹、私が10匹持っていて、
「いち、に、さん」の合図で何匹かずつ机に出して、足し算をしたりします。
数字や文章題を読んで問題を解く前に、遊びながら経験していきます。
宿題会は、お家と違う雰囲気、静寂の中で学習に取り組むことを、大きな目的としています。
静寂の中で心を落ち着けて、学習に取り組む。その時に子どもが見せる集中力は、とても素敵です。
そして教室で、家でしている分量をはるかに超える学習量をやり遂げることができた!!
そういう達成感が、帰りに見せてくれる子どもの顔に表れています。
「今日は、〇ページもできたわ!!」。誇らしげな顔、勉強は楽しいと感じてくれたかなと、
私は嬉しくなります。
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