本当に、落ち着いたいい子に成長しました!|2016/06/12
6月は、教室の壁面をアジサイの花、7月は夜空の星(七夕の天の川)に
しようと思って、毎週少しずつその子に応じた内容で、制作に取り組んでいます。
一年生になった彼は、私にアジサイの折り方を丁寧に教えてくれ、一週目にたくさん
作りました。二週目、作ったアジサイを思うように重ねて素敵な花を作りました。
先のブログに1歳から、両手を使うことが大切と書きましたが、折り紙も、制作も
本当に想像力を働かせ、手をよく使います。同じものを作っても、手先の器用な子、
不器用な子は、はっきりと表れます。最近は手や指の力のない子も増えています。
手先の器用さは、学習能力、鍵盤演奏能力に直結します。
彼は、3歳からリトミックに来ています。ちょうど弟君が生まれて、お母さんが
育児休業中でした。だっこされる弟が気になる、お母さんが気になる、弟君が大きく
なってくると、レッスン中に二人でプロレスをしていました。
それでも、なんとかカリキュラムをこなして、リトミック総仕上げの段階まで来ています。
男の子は、照れ屋さんです。歌うことが恥ずかしかったり、リズム打ちができなくて
するのを拒否したり、それはそれはいろいろなことがありました。でも、今では私が
ドレミで歌う歌を、すぐに覚えてオウム返しに歌い、演奏できるまでになりました。
私が演奏しているのは、彼が弾いているメロディーに対する伴奏です。子どもが演奏
するのは、メロディーだけですが、常に正しい和音(ハーモニー)を聴きながら、
音楽をメロディー、ハーモニーの全体像として、感じてほしいと思ってレッスンを
しています。そして、リトミックを卒業して、いよいよ本格的に鍵盤演奏に向かっていきます。
リトミックのページはこちら
リトミック1歳クラス、または2歳クラスを募集します|2016/06/12
今日は。今日は朝からジメジメ、蒸し暑い一日です。少し動くだけでも
汗が出ますね。小さなお子様には、充分な水分を飲ませてあげてくださいね。
火曜日の11時から、リトミックのレッスン時間をとることができるように
なりました。幼稚園に行ってらっしゃらないお子さんで、ご希望があれば体験レッスンを
させていただきます。是非、お問合せください。
写真は、1歳クラス(1歳3か月)の生徒さんと一緒に作りました。
シールを貼る作業ですが、左手でシールの台紙を持って、右手で一枚ずつ取って貼ります。
お子さんをよく観察してください、片手で物を取ることが多くなっていると思いますが
両手を同時に使うことが出来る様に、言葉をかけます。お母さんもよく協力してくださいます。
もう、トイレトレーニングをなさっていますよ。立派です。
1歳6か月までのお子さんと、1歳6か月を過ぎて2歳までのお子さんでは、随分できる
ことが違います。でも、この生徒さんは本当にジーッと私のすること、言うこと、見せる
ものを吸収しようとしているようです。黙って、私を見てくれます。真似をしてくれます。
音楽に合わせて体を動かすことに、少しずつ慣れてきました。まだ、レッスンを始めて
2回目ですが、すっかり慣れてくれています。
リトミックのページはこちら
音楽教室における発表会とは・・・|2016/06/07
こんばんは。梅雨入りしましたね。今日は、朝から降ったりやんだりです。
体調を崩されないよう、皆さん、お気を付けくださいね。
クラスコンサートを5月15日に終えて、29日にエレクトーンの生徒が5人、ヤマハエレクトーン
フェスティバル、通称EFという大会に参加しました。コンサートでの曲をもう一度、演奏
する感じで、毎年取り組んでいます。
それぞれの生徒は、自信に満ち溢れた表情で、それほど緊張している様子もなく、舞台を楽しんだ
ようでした。
このフェスティバルは、小学校低学年、高学年、中学、高校、一般と年齢で部門が分かれています。
それぞれの部門で演奏し、審査員の審査により2人が賞に選ばれ、一人は、今月に行われる
一段ステップの高いEFに出場します。
私の教室でクラスコンサートと呼んでいる、いわゆる発表会というものは、とても大切なものです。
誰にとって大切か、それは、演奏する生徒にとってです。その日に向けて何回も練習する、出来上がる
喜び、本番前に緊張から一度、演奏が崩れたりします。リラックスする中でも冷静に自分を見れること、
そして本番、失敗を恐れず演奏を始める、あっ、間違えた・・・でも止まらないで弾き直さないで
前に進む。弾き終えてもまだ、心臓はバクバクしている、なんとか、お辞儀して舞台を下りる。
お客様の拍手を後に、舞台袖で、私にやれやれ、終わった!という表情を見せる。
いろんな気持ちを経験します。学校生活や塾などでは経験できない、だけど自分自身としっかりと
戦って、自らにエールを送り、集中して取り組みます。確実に感じる達成感。これこそがとても
大切です。
今、神戸新聞に有名な進学塾、希学園の園長先生が「受験のココロ」という題で、連載なさっています。
とても面白いです。希学園!!そこの園長先生がどんなことをお書きになるのだろう、一に勉強、
二に勉強とお書きになるのかと、最初にこの連載記事を読むとき、ドキドキしました。
しかし、そこには、私が生徒たちに対して考えていることと、同じことがたくさん書かれてあります。
5月は「達成感がやる気を引き出す」というタイトルです。「大人が、子どもの欲しい物をぶら下げて
それを目当てに、頑張らせようとすることがありますが、これは効果が長続きしない、場合によっては
子どもに間違った価値観を育ててしまう。子どもが正しく成長していくためには、最終的には与えられる
ご褒美ではなく、できる限り自分で自分に与えるご褒美をつくっていくことが、大切」と書いて
いらっしゃいます。
クラスコンサートとエレクトーンの大会に向けて準備し、出場し、無事演奏することができた、
これはまさにこの文章の内容を、実践したものです。コンサートを終えて、すぐにどの生徒も次は
どんな曲を演奏するか?考えています。もう心は次に向かって動き出しています。
満1歳より、リトミックレッスンを!!|2016/05/20
こんにちは。本当にいいお天気ですね。お昼の暑さと夕方以降の涼しさの温度差の
影響で、風邪をひいている生徒が多いです。皆さんも、お気を付けくださいね。
先日、1歳3か月の女の子が、リトミックの体験レッスンに来てくれました。
作品は、シール折り紙をびりびり破って、いちごの形に用意した白い紙に、
どんどん貼り付けていきました。シールの裏の紙も、器用に自分ではがして
いましたよ。
色鉛筆で、点々を書いたり、線を書いたり。黄色いかごは私が用意したものです。
いちごが、かごに入っているように、上の部分は開けてあります。
これまで、リトミック研究センターの受け入れ年齢は、1歳6か月以上のお子さん
でしたが、1歳からの受け入れカリキュラムに新しくなりました。
同じ1歳でも、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子、いない子、それだけでも
かなりできることが違ってきます。乳幼児の脳のしくみや、発達について知識はあったものの、
改めて「こんなにできるんだ!!」と感動した場面が、今回の体験レッスンではたくさん
ありました。
なによりも、とても音楽が好きということが、小さいからだから伝わってくる、嬉しい瞬間が
ありました。一生懸命、私の言うことを聴こう、やってみよう、という意欲が本当によく
伝わってきました。興味津々、こちらを見つめる小さな瞳は、キラキラ、そしてとても真剣でした。
リトミックのページはこちら
クラスコンサート、無事終わりました!!|2016/05/17
こんにちは。昨日からの雨が嘘のような、いいお天気ですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
5月15日、元町にありますラッセホールにおいて、クラスコンサートを行いました。
最年少は2歳、最年長は70代です。演奏はもちろん、ダンス、歌、リトミックと
たくさんの内容で、お客様に見ていただくことができました。
ラッセホールのスタッフの皆さんが、とても良くして下さいましたので、本当に
安心して進行することができました。
すでに、次回のクラスコンサートに向かって、打ち合わせや選曲が始まっています。
毎年発表会をなさる個人宅教室が少なくなり、一年半か二年に一度という先生が多いです。
準備や費用の面では、本当に大変なのですが、私はコンサートを終えて、楽しかったという
お客様や生徒さんの感想や、笑顔に背中を押されて、毎年続けていこうと思っています。
コンサートの様子は、ホームページでご覧いただけるよう準備していますので、しばらく
お待ちくださいね。休む暇もなく・・・頑張っていきます!!
クラスコンサートまで、6日!!|2016/05/10
おはようございます。ゴールデンウィークが終わると、雨続きですね。
気温の差が大きいので、風邪をひかないよう、気をつけていただきたいです。
はな音楽教室のクラスコンサートが、次の日曜日となりました。
生徒さんには、いろんなことを手伝ってもらいながら、進めていきます。
この日に向けて、約半年、長い生徒さんで一年かけて、練習の成果を発表する日です。
写真は、2歳のリトミック生徒さんです。クラスコンサートでたぬきの歌を歌います。
帽子はたぬきのお顔、しっぽもつけています。こんなアイデアを幼児教育のピアノの
生徒が考えて、作ってきてくれます。
彼は、コンサートの練習をした後で、台にのぼってジャンプしたり、次の台に歩いて行ったり、
恐る恐るだった動きが、だんだんとスムーズになり、恐がりで躊躇していたことが出来るように
なってきました。お母さんは、本当に喜んでいらっしゃいました。
お母さんからみると、少々乱暴なことでも、教室ではやってみます。ケガをしないように
しっかりとみていますよ。そして、できなかったことができるようになる、その手ごたえを
小さいながら、感じています。繰り返し繰り返し、何度でも挑戦しています。自分の意思を
しっかりと持って、動いています。
そんな姿をみていると、机に向かってじっと何かをすることだけでなく、からだを動かしながらも
集中力はついていくなあと、子どもの姿から教えられます。
リトミックのページはこちら
教室の壁面が完成|2016/05/06
こんにちは。お休みのあとの雨、昨日は暑いくらいでしたから、今日は
ひんやりとしていますね。
はな音楽教室では、生徒さんに季節を感じてほしい、手先を使って作品を
作ることが好きな子どもに育ってほしいというねらいで、壁面を作っています。
4月はお花畑、5月はお花畑の上空にたくさんのこいのぼりが泳ぐ様子を、2歳から
6歳の生徒と一緒に作りました。
2歳で少しの間、のりの感触が嫌になるようです。1歳の時は嫌がらなかったのに・・・と
お母さんはイライラなさるのですが、大丈夫です。少し経つとまた、どんどんするように
なります。
本当は、毎月作っていきたいのですが、限られたレッスン時間の中では思うようにならず、
2か月に一枚のペースです。新しいものに変わる時、まだ何もない風景に、すこしずつ、
誰かが作ったものがプラスされていく。次にレッスンに来た時に「あ~、これ、かわいい!」
「前より増えてるね」「誰が作ったの?」など、お話しています。
大きい子には、小さい子にはできないから、頑張ってたくさん作って!とか、難しいものを
作ってと言って、小さい子にはできないことを、引き受ける実体験として取り組んでもらいます。
子どもたちの心に感じるいろいろなことが、一緒にレッスンをしていなくても、お友達が
いるんだ!と思ってくれる。壁面をみんなで作ることが、違う意味でとても大切だと実感し、
共有しているようなことです。楽しくて、止められませんよ!
5月15日、はな音楽教室クラスコンサート|2016/05/06
こんにちは。まだお休み中の方もいらっしゃると思いますが、ゴールデンウィークは
いかがお過ごしでしたか?楽しい思い出が、たくさん出来ましたでしょうか?
私のゴールデンウィークは、発表会の最後の準備のためのお休みというところです。
教室では、発表会と言わずにクラスコンサートと言っています。プログラムの順番に
どんどん演奏するだけでなくて、アンサンブルやダンス(写真はみんなで練習中の様子)、
歌も取り入れています。
お客様にはもちろん、演奏者が楽しいと思えるものにしたいと思い、クラスコンサート
という呼び方にしています。
会場は神戸元町 ラッセホール、開場11:00 開演11:20 入場無料
終演予定は12:30です。ぜひ、遊びにきてください!!
さくらさく幼児教育(モンテッソーリ)レッスンの様子ー小学生|2016/04/10
引き続き、小学生のレッスンもご紹介します。
今、発表会に向けて、全員での演目の練習のために、土曜日に集まって練習しています。
練習のあとで、こちらは「糊貼り」の教材をやってみました。
糊も、今や修正テープみたいなものが売っていますね。そういうものではなくて、
筆を使って糊を塗る、自分の決めたパーツを貼っていくというものです。
小学一年生から五年生まで、五人集まりました。机の上が散乱していますが、それぞれが
作ってみたい台紙を選び、貼りたいパーツの色選びなどに夢中になりました。
パーツを自分で切る、小さなお皿に糊を入れて、筆にとって台紙に糊を塗り、ひし形や正方形、
三角形を組み合わせて貼っていきます。
一人、2枚くらい作ったら、飽きるだろうかと思っていましたが、多い子で6枚作りました。
糊がうまくつかなかったり、台紙とパーツの大きさが少し違っていたりと、ハプニングも
ありましたが、みんな黙々と作業していました。
一枚目の写真の手前の女の子は、あまり正座をしたことがない子ですが、正座することが
作業を続けるには一番いい姿勢だと、自分で気が付いたと思います。しっかりと座れて
います。
学習習慣をつけるためには、しっかりと座れないと頭に入らないと思います。
こうして作業を続けることは地味なことに見えますが、夢中で取り組む集中力が養われ、
学習に対する取り組み方や、やり遂げる根気を身につけてもらえるといいなと思っています。
そのことは、音楽を勉強する上でも、練習に対する集中力、持続力を維持できる精神力を
持って、やりこなしていける力に通じると思うからです。完成作品の一部です。
エレクトーン個人レッスンのページはこちら
さくらさく幼児教育(モンテッソーリ)レッスンの様子|2016/04/10
こんばんは。花粉がとてもたくさん飛んでいるようです。
私は喉に症状が出ます。歌ったり喋ったりが多い毎日なので、とても辛いです。
みなさんは、いかがでしょうか?
写真の男の子は年長さん、お住まいは名古屋なのですが、お母さんのご実家が岡本なので、
長期のお休みに必ずリトミックに来てくれます。
どんなことでも明るく「やってみる!!」と、取り組んでくれる子です。これは、折り紙を
二つ折りにしてはさみをいれる、紙を開くと左右対称のものができるモンテッソーリ教材の
うち、対称切りというものです。興味をもつかどうか、半信半疑で二つ折りの折り紙を渡し
ました。
彼が切って開いてみたときの驚き様といったら、とても説明できませんが、「なんで?
楽しい~!!」と気に入ってくれました。
一番初めは、写真に見える茶色の「木」を、切るところは直線ばかりなので、一枚やってみました。
わりと上手に切りました。では、曲線はできるかと思って真ん中あたりの(お猿さんのつもりです)
クネ~っとしたものに挑戦しました。「難しいね」と言いながらも、なんとか諦めずに切りました。
切ったものをどうするか、ノートに好きなように貼っていくことにすると、木にお猿が
上っている。ちょうど桜が満開だったので、さくらの花を作ろうということの.になりました。
桜の花は折り方がひと手間かかるので、私が折りましたが、切るのは彼がしました。
どうしても、なぜ花びらができるのか、関心があって花をノートに貼っては、残った折り紙を
開いてみたり、折り目に沿って、もう一度自分で折ってみたり・・・いろんな角度から
彼なりに考えているという感じでした。
用意したものは、全て切って貼り付けてしまい、もっと貼りたいと注文されて、桜や木、
風船などをまた準備して、その日の夜におうちの方に取に来ていただきました。
こどもは夢中になると本当に集中します。彼も約40分の間、正座でこうして机に向かって
作業に取り組みました。驚き、感動、達成感を経験している、キラキラした、とてもいい表情でした。
リトミックのページはこちら