はな音楽教室ブログ

ヴァイオリニスト瀬﨑明日香さんとのリハーサル|2021/04/01

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。あっという間に半袖で過ごせる陽気になりましたね。春休み中の方、お仕事が始まる方、いろいろな思いを持って、今日4月1日を迎えていらっしゃると思います。この一年も、またよろしくお願いいたします。

 

5月に控えた教室の発表会に、ヴァイオリニスト瀬﨑明日香さんをお迎えします。生徒たちには、ただ瀬﨑さんの演奏を聴くだけではなくて、一緒に演奏できるよう工夫し、リハーサルを行いました。みんなそれまでにドキドキ、演奏は出来上がるか、上手に弾けるか、いろいろと思いがあったようですが、何とか無事にリハーサルを終えることができました。

練習中に、かならず瀬﨑さんから生徒にワンポイントアドバイスをいただきました。私と同じ思いを瀬﨑さんの言葉で生徒に質問して下さったり、曲や作曲家にまつわるお話をしてくださったり、とてもとても貴重な経験をさせていただけたと思っています。

 

生徒一人ずつ、瀬﨑さんとのツーショットを写真に撮りたかったのですが、練習に夢中になり、私自身がすっかり忘れていて、最後にリハーサルをした大人の生徒さんと、瀬﨑さんをお迎えするために、桜をイメージして小学生が折り紙で六角形をたくさん作って表現した桜をご覧ください。

瀬﨑明日香さんとの共演コンサートは、神戸元町BOTホールにて、5月30日(日)14時開場、14時30分開演の予定です。どうぞお越しください。

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大人のエレクトーン|2021/03/24

おはようございます。神戸市東灘区はな音楽教室です。

神戸は、まだ桜の開花宣言は出ていないようですが、暖かく明るいお天気です。なんとなく気分が良くなりますね。

素敵な一日になりますように!

 

今日は、大人のエレクトーンコースに来てくださっている生徒さんの様子をお知らせします。

今、練習中の曲は、モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク、そして安室奈美恵さんのDon’t wanna cry です。全くジャンルが違う、ノリも違う、時代も違う、この二曲を弾きこなすには・・・

 

レッスン中に、何度も一緒に原曲を聴きました。一曲にこだわって近づくように、時々、エレクトーン本体に自分の演奏を録音して客観的に聴く、違いに気づく、そんな繰り返しをやっています。

 

昨日のレッスンでは、どちらもかなりいい出来上がりになってきました。あとは、どうやって自分を曲と一体化させるか・・・そんなことを考えてレッスンしています。

 

どうしてもピアノをしているとクラシック曲ばかりになり、ポピュラー音楽も弾いてはみるけれどノリが気になり、途中でやめてしまうなんていうことは、ありませんか?リズムにのること、これは訓練でもありますね。曲を聴きながら、体を動かしてみましょう。きっとノリが出来るようになってきますよ。

 

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素敵なプレゼント!!|2021/03/18

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

 

本当にいいお天気ですね。家の中は少しひんやりとしていて、暖房を入れたり消したりしています。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、リトミック年少さんの作品をご覧ください。

真っ白だったプレゼントの箱の絵に、花模様の色紙を何種類か細かく切って、箱のなかに何層にも重ねて、すきまがないように糊で貼っています。そして、可愛い可愛い赤いリボンを描きました。

私は、色紙と元の真っ白の原紙を渡して、やり方をちょっとアドバイスしただけです。

もともとこの女の子は、色塗りが大好きで、はみ出すことなく細かい部分まできちっとやりきることができます。お母さんには、それがこだわりがきついのかと不安に感じられるようですが、私にはきちんとできるお子さんで、これからが楽しみです。

 

女の子と男の子では、まったく違う様子をレッスンで見せてくれます。何人も、そうやって大きくなっていきました。男の子のお母さんは、子どもが怪獣のようで、途方に暮れていらっしゃると思いますが、元気で素直で健康なら、心配ないと思っていいと私は考えています。

どの子も伸びる時期が違います。好きなことが違います。でも、どの子も可愛い、幸せになってほしいと、心から願います。

 

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教室も春~です!|2021/03/14

神戸市東灘区はな音楽教室です。今日は、本当にいいお天気でしたね。

日中は半袖シャツの子どもが、たくさん公園で遊んでいました。皆さんは、いかがお過ごしでしたか?

 

教室の作品掲示板は、春爛漫、お花でいっぱいになっています。

年齢に応じて、できることで作品を作っています。どの子も大好きなクラフト制作です!!

まだまだこれからの桜の開花と競争するように、桜の花びら作りに励んでいる生徒がいます。

作品が出来ましたら、ご紹介しますね、またご覧くださいませ。

 

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2回目!!映画「モンテッソーリ 子どもの家」を見てきました。|2021/03/07

神戸市東灘区はな音楽教室です。

外を歩いていても、寒い!と言って、首をすくめるという感覚がなくなってきましたね。もうすぐ、暖かくなります。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日も、映画「モンテッソーリ 子どもの家」を見てきました。主人が見ておきたいと言ってくれたので、2度目ですがまた、新たな感動が私の心に広がりました。

私が大好きなシーンは、扱いにくいじゅうたんを巻いていくお仕事をする女の子の様子です。手で巻こうとすることはもちろんですが、またいだり、裏返したり、じゅうたんと格闘している様子が、なんとも愛らしくけなげで一生懸命で、全く苦にしていない表情です。最後にきちんとじゅうたんを巻くことができて、棚に戻す。達成感に満ちた表情です。

ピッチャーを使って、ピッチャーの中のものをあけ移す男の子、提示する先生の様子。男の子の「こんな素敵なもの、初めて!!」という風にも見える笑顔、そして何度も何度も教わった手順をやってみる。真剣で何もかも忘れて没頭する様子。素晴らしいとしか言いようがありません。

「自分で自分で!!」と、子どもが言いますね。それを遮ってしまう大人、よくある光景です。この映画をご覧になれば、子どものやりたい気持ちを遮らないで尊重する大人の話しかけ方、そこには押し付けでない愛情が感じられます。世の中全体が、こんな風に言葉を掛け合い、コミュニケーションを取ることができたら、どんなに穏やかだろうか・・・そう思わずにはいられません。

私の教室でも田中昌子先生に教わった、お家でできるモンテッソーリをレッスンで取り入れています。映画に出てくるような子どもの様子を、これまでにも幾度となく見てきました。いろんな子どもが来てくれているので、みんな反応や出来ていく時期が違いますが、お母さんにお家での様子を伺いながら、出来ることを進めています。

保育園の2歳児さん。もうすぐ年少さんになりますね。いつも1歳の妹さんとお母さんが一緒に、レッスンに参加してくださいます。どうしても、お母さんに甘えたい、妹さんが気になる、競ってしまう、左手前にあるトングで物をつかむ練習が大好きで、やりかけていたのですが、妹さんとトングの取り合いになり、私はあわてて妹さんに色のついたポンポンを5、6個渡して手でつまむ練習を準備したところ、お兄ちゃんがポンポンを袋ごと取り上げてしまい、お皿に全部出しました。

私は、お兄ちゃんがどうするか観察していると、初めは「きれいだね、いっぱいあるね」と言ってポンポンを眺めていましたが、何を思いついたか、どんどん色分けをしていきました。「先生、お皿が足りないからもっとちょうだい!」やりたいことをやり遂げるためになにが必要か、自分で考えて私にもっとお皿をちょうだいと言いました。ああ、自分で考えているな!!

20分ほどかかって、全てのポンポンを色分けしました。その時の彼の様子は、飛び上がって喜ぶわけでなく、声を出すわけでもなく、とても静かに自然に「できたよ」と、落ち着いた表情で、自らのお仕事を少し離れて見るという感じでした。まさに映画「モンテッソーリ 子どもの家」に出てくる子どものようでした。

お母さんもその様子をご覧になって、「満足した顔で、達成感を味わっているんですね!!」と、お気づきになって、わが子を見ていらっしゃいました。

3歳から6歳までが本当に大切だということを、映画の中でマリア・モンテッソーリの言葉として繰り返されます。そのことを私は本当に実感しています。そして、親にひどくきつい言葉で怒られる子どもは、なかなかうまく育っていかないことも実感しています。子育てって、本当に難しいですね。

「子どもは、学ぶことを愛する」というマリア・モンテッソーリの言葉を、田中昌子先生から教わりました。スマートフォンから出てくる映像をただ見せるだけの子育てではなく、知性を育てられる子育てを、実践なさっていただきたいと思っています。

 

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映画 モンテッソーリ 子どもの家を見てきました!|2021/03/03

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

いいお天気ですが、気温は低くて寒いですね。暖かくなったり、寒さが戻ったり、三寒四温とはよく言ったもので、こうして春が近づいてくるのですね。

今日は、いま、公開中の映画「モンテッソーリ 子どもの家」を見てきた感想を、お伝えします。

はな音楽教室では、田中昌子先生に教わりましたお家でできるモンテッソーリを、リトミックの生徒さんはもちろん、小学生とも実践しています。

この映画はフランスのモンテッソーリ幼稚園の子どもたちの様子を描いています。教室で見える子どもたちの様子と同じような場面が出てくると、本当に嬉しくなり、きっと立派な大人になってくれると確信を持つことが出来ました。

教室で出来ることは、本当にモンテッソーリ教育の中の一部ではありますが、映画の中にでてくる「集中現象」という子どもの姿は、教室では頻繁に見ることができます。

リトミックのカリキュラムから離れすぎているかな?もう少し音楽を入れないと・・・と私自身が悩んだり、不安に思ったりすることが今までは、ありました。

でも、お家でできるモンテッソーリ教育をレッスンの中に取り入れ、幼児時代からレッスンを続けてくれている小学生の姿を見ていると、悩んだことや焦ったことが吹き飛んでいきます。

今、出来なくてもいい。それは子どもがやりたいと思っていないから出来ないのであって、能力がないから出来ないのではない。待つこと、そして興味を持ったタイミングが来ていることを見逃さないこと、何度も何度も繰り返し出てくるモンテッソーリ教育のこの姿勢を、時には忘れて、もう年中さんだからここまで出来るようになってほしいと、大人の押し付けを振りかざしたところで、うまくいきません。

なぜ、うまくいかなかったのかな・・・そんなことをいつも考えます。そう、待つこと、今、それをやりたい時期ではない。そうだった・・・そう思いなおし、レッスンの内容を考え直します。

この映画を、たくさんの親御さん、幼児教育に携わる方に、見ていただきたいです。本当に見ていただきたいです。

是非、映画館に足をお運びください。子どもは大人の言いなりになりません。言いなりの子どもにしてはいけません。自分で考え、自分で決めて前を向いて進める一人の人間に、育てていかなければいけない、それが大人の役目ではないでしょうか・・・

映画モンテッソーリ 子どもの家 公式サイトはこちら

 

三角柱と三角錐の違い・・・|2021/02/14

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

 

コロナウイルスの影響で、外出が自粛されて長くなりますね。教室では、そんな生徒さんに少しでも明るい気持ちになってもらいたいと思い、日ごろの音楽レッスンとは違った内容で、集まってもらうことがあります。

今日は、小学生に幾何学立体を体験してもらいました。

ティッシュボックス、お菓子の箱、サイコロ・・・いろいろなものを想像して、実際に作ってみようという内容です。まずは、三角柱と三角錐を作ってその違いを、自分の言葉で説明する。

はさみで慎重に展開図を切り取り、セロテープで貼り合わせます。段々と立体が出来てきます。見本の物と同じになってきました。

では、三角柱と三角錐の違いは?自分の言葉で説明してね。生徒が言いたいことは、手ぶり身振りで私には伝わっているのですが、あえてきちんとした言葉で表すことにこだわってみました。ここでその生徒の様子を再現できないのが残念ですが、のどまで出ている伝えたいことが、言葉にできないもどかしさ、どんな言い方をすれば、相手に伝わるのか・・・ほんの5分間ほどでしたが、私が生徒の言葉に対して、畳みかけるように質問することに対して、必死で言葉で答えを探すということを、体験しました。そして最後に「伝えたいことを相手にわかるように伝えるって、難しいんだ!!」と感想を言っていました。でもちゃんと伝えることができたという、嬉しさに満ち溢れた表情でした。

頭をフル回転したあとは、ちょっとお楽しみ。パンパステルという画材を使って、ステンシルのようなことをしてみました。

パンパステルとは、細かい粉でできている画材です。細かい部分は細い筆を使って、広い面はお化粧のパフを使って、それぞれが気に入った図案に色を置いていきました。

クレパスや色鉛筆のように、はっきりとした色がなかなか出なくて、何度も何度も色を重ねていました。初めてふれたパンパステル。出き上がりはこちらです。

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小学6年生の生徒たち|2021/02/14

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

昨夜は、関東、東北地方で大きな地震が発生しました。被害は、なかったでしょうか?不安な夜をお過ごしになられたと思います。とても心が痛みます。皆さんがご無事で・・・と願ってやみません。

関西は、いいお天気に恵まれました。閉塞感漂う日本ですが、気持ちを前向きに持って、今日も一日過ごしたいですね。

 

今、教室には小学6年生が3人来ています。

一人は男の子、校区外から自転車で20分かけて来てくれます。レッスン内容は主に、これからの中学校の試験対策。今までに音楽の習い事をしていないので、中学に上がってから困ることがあるだろうと、小学校の復習と、アルトリコーダーの練習、そして、実際の中学校での試験問題に取り組んでいます。

演奏のレッスンではありませんが、たっぷりと音楽にひたる、そんな時間を過ごしています。

 

二人は女の子です。そのうち一人は3年生から、ソプラノリコーダーが苦手で、教室に来てくれるようになりました。見る見るうちに腕前を上げて、小学校の音楽会ではリコーダーソロで演奏するまでになりました。

この子は、私立の小学校に通っています。公立の小学校とはまた違った教育方針で、とにかく自分で努力して練習して、課題曲をどんどんやって前に進んでいく。自分との闘い。そういう学校の姿勢をとても強く感じました。

彼女は、5年生の時ぐらいに、6年生のソプラノリコーダーの課題に挑戦できるようになっていて、6年生では学校の先生が、準備する楽譜に追われるようなことになり、本当によくやってきたと、ほめていただいたそうです。

お母さんが、苦手だった音楽が大好きになって、音楽会でソロまで吹けて嬉しいと、おっしゃってくださいました。

もう一人の女の子は、ちょうど去年の3月まで在籍して、エレクトーンのグレードテスト9級を受けて(結局、コロナウイルスの影響で、試験が中止)私立中学受験のため、お休みに入っていましたが、無事に志望校に合格、教室に帰ってきてくれました。

9級の試験のために準備していた課題曲の中に、エルガーの「愛のあいさつ」がありました。去年から教室の発表会に、ヴァイオリニスト瀬﨑明日香さんと生徒の共演が実現するようになり、この生徒が帰ってきたら、この「愛のあいさつ」で、ヴァイオリンとエレクトーンで共演出来たらどんなにいいか!!と、私はずっと考えていました。

一年ぶりに帰ってきてくれたこの生徒。しばらくぶりなので、ヴァイオリンとの共演なんて・・・楽譜も見てないから、すっかり弾けないよ~と言い出しはしないかと、心配していましたが、「絶対にやる!今年、共演する!」と張り切って帰りました。

その意欲、久しぶりにともに作る音楽、ともに過ごす時間がとても心地よく、幼稚園年中さんから来てくれていた小さかった頃のこと、彼女が何度も出演した発表会で演奏した曲、私の中で、この生徒のいろいろなことを思い出しながらのレッスンとなっています。

9級の「愛のあいさつ」から7級の楽譜へ、かなりレベルアップした楽譜ですが、やる気満々、生徒の成長が楽しみです。

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大きな口を開けよう|2021/02/13

おはようございます。神戸市東灘区はな音楽教室です。

春の訪れを感じる明るい朝ですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

こんなにいいお天気で、陽射しが明るく、幸せをいっぱい感じる季節になってきましたのに、毎日マスクをして過ごさなければならない。

マスクによる感染防止と同時に、マスクによる健康被害も考えないといけないかと、思っている今日この頃です。

 

それは私自身が、声が低くなっていく、声がかすれる、滑舌が悪くなる、胃腸が下がっている感じがするからです。

以前、西宮で歯科医院を開業なさる松岡先生に、子どもたちの口の中のトラブル、滑舌の悪さ、赤ちゃんの抱き方、靴選びなどについて教えていただきました。

松岡先生を通じて、東京で開業なさる川邉先生をご紹介いただきました。川邉先生がお考えになった「ペットボトルマイク」を、今、教室で実践しています。

「あめんぼ およぐよ あいうえお」などというように、ア行から順に子どものまわりにあるものや、すぐに思い浮かべることができるものを題材に、語呂を作ってみました。(松岡先生も川邉先生も独自で作っていらっしゃいます)

 

それを、ペットボトルをくわえたまま声に出す。いつもの倍くらい、口を開けないと発音できません。

次に、ペットボトルを放して、同じ「あめんぼ およぐよ あいうえお」を言い、最後に出せるだけ舌を「べー」と出します。

これを、何セットか言うと、子どもの声量が見違えるほど大きくなり、滑舌がはっきりして、子どもなりに自分の声がとても良くなって、おしゃべりが上手になっていると、実感しています。

 

ペットボトルが口にくわえられない(それだけ口が縦に開かない)生徒もいます。そういう生徒は、必ず滑舌に問題を抱えています。

例えば、カ行、サ行、ハ行、ラ行などが上手に言えない。

「両手」が「ようて」に聴こえていたり、「あひる」は「あいる」に聴こえているようです。

 

なぜそれがわかるかというと、聞こえた言葉を文字に書く時に「あひる」を「あいる」と書いてもケロッとしています。違いがわからないようです。

 

これでは、小学校に上がってから、国語の時間にはきっと苦労しますね。事実、そういう生徒さんが何人かいます。

 

食べるものが軟らかくなっている、赤ちゃんの時の抱き方による影響、赤ちゃんの時からの運動不足、例えば、ハイハイが足りない、きちんと体を使って発達してこれていない状況が、あるということですね。

 

このことについては、ずいぶん前から幼児教育の分野では、指摘されていました。歯科医師さんも、見る角度は違うかと思いますが、共通することに気が付いて、私たちに知らせようとしてくださっています。

是非、知能だけ重視する子育てではなく、体をしっかりと作る子育てを、親御さんに考えていただきたいと思っています。

 

滑舌・・・早い話が、子どもが何を言っているか、よくわからない、大人が聞き取りにくいということを、解決していく一つの手段として、ペットボトルマイクは、本当に有効です。大人の方も、お試しになってください。

川邉先生のご著書を紹介いたします。

東京で川邉先生が開業なさる未来歯科のホームページはこちら

 

是非、絵本の読み聞かせを!!|2021/02/07

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

午前中は、ポカポカ陽気で春を感じました。朝からレッスンに必要な文具を買いにお買い物、寒くなくて気持ちがいいお散歩となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、絵本の読み聞かせを、お母さんやお父さんにお願いしたいと思いました。

最近、リトミックに来られるお子さんの、発語やおしゃべりが遅い事が気になります。ここ2~3年で特に遅くなっているように感じています。

そんな中でも、今来ている一歳の女の子は本当によくお話しできるのです。そういえば以前に来ていたお子さんも、一歳で可愛くおしゃべりしていました。

この二人の子どものお母さんに共通することは、お母さんが程よいテンポで、よく子どもに話しかけていることです。

けっして単なるしゃべりな大人ではなく、きちんと子どもとの会話を楽しむ、程よい会話のキャッチボールが出来ているということを感じます。

レッスン中に、全くお話ししないお母さんなんていらっしゃいません。

ただ、よくよく聞いていると、「片づけなさいよ」「ちゃんとしよう」「しないの?」というような言葉が多いです。

でも、会話ができているお母さんの言葉をよく聞いていると、例えばレッスン中におむつの中が汚れた様子の時、「あれあれ、出ちゃったかな?どうする?おむつ、変えようか?ごろリンしてくれるかな?」

そうすると、一歳であってもごろりと横になり、おむつ交換がスムーズに行くようにじっと待っています。

「あ!出てる出てる。シーが出たね。教えてくれてありがとう、はい、きれいになりましたよ」というように、ずっと優しく話しかけてあげています。

おむつ交換の時、どんな言葉をかけてあげていますか?ご自身はどうしていらっしゃるか、一度、ゆっくり観察してみてくださいね。

子どものおしゃべりが遅いという原因は、入力されないと出力はできない。きちんとした話し言葉を聞かないと、お話はできない、そういうことかと思いました。

 

リトミックに来られる多くのお母さんが、育児書に書かれてある時期に比べて、言葉が遅いことを悩んでいらっしゃいます。

お母さん自身、学校を卒業されて社会で働き、そして親となる。その過程で人と十分に話すことが、以前に比べて減っているのだと感じます。

特に今、マスクをしていますし、読書離れ、パソコンの普及などにより、他人とのコミニケションを頻繁にとることが要求されなくなっています。結果、コミュニケーションが上手く取れない大人が増えています。

そんなことが大人の語彙不足、子どもに何と言って話しかけたらいいかわからないという親御さんもいらっしゃって、会社で同僚と話をするように会話している方もいらっしゃいます。

 

絵本を読み聞かせすることで、語彙力は増えるでしょうし、想像力も豊かになると思います。事実、例にあげたお母さんは、毎週教室の絵本を何冊かお持ち帰りになり、子どもにお家で読んであげています。

これは、リトミックステップ3の中に、物語「3びきのくま」を取り上げ、大きい、小さい、中くらいという言葉を使っていく内容の時に、私が生徒に読んであげる絵本です。

 

くまの親子が散歩から帰ると、女の子が寝ている。くまの帰宅にびっくりした女の子が叫んで飛び出す。そういうページがありますが、私は、その部分を大きな声で読んで、本当に聞いている生徒がびっくりするような、そのびっくりした自分と女の子のびっくりが一致するような感覚を、生徒に伝えたいと思って、大げさに読みます。

ある生徒は、私の声にびっくりして、私にしがみついて後の読み聞かせを聞いていました。その時に、「びっくりした?そうだね、そんな風にこの女の子もびっくりしたかな」というと、「なるほど~」という顔をしていました。

 

子育ては、大変ですね。人の営みではあるけれど、背景となる時代が違いますから。子どもはなにも違わない、変わっていない。でも育児書のようには育てられない、書いてあるような発達はたどらない、そこが親御さんの悩みです。

でも、小さい時の読書量は、学力にはっきりと反映しています。

そのことを、今、生徒を見ていて実感していますので、参考になさっていただけたら幸いです。

 

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