圧巻のフルート500人アンサンブル|2019/10/30

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

昨日に比べ暖かな、いいお天気に恵まれました。皆さんは、

いかがお過ごしでしょうか?

 

小学校の音楽会が、今週、来週に予定されています。夏休みからずっと練習に

来ていた子ども達も、曲の完成に自ら手ごたえを感じている様子、「ヨシ!!

いける!!」と言っては練習、また練習。私が少しは休憩しない?と声をかけても

取りつかれたように楽器に向かっています。

 

10月22日神戸市民文化振興財団が主催する「KOBEミュージックポート~秋の音楽祭~

フルート500人アンサンブル」を見に行きました。

 

指揮は神田寛明先生、ソリストに高木綾子さんが素敵な演奏をご披露くださいました。

何よりも、500人以上集まったフルート奏者、6歳から80代の方まで幅広い年齢層の皆さんが

演奏してくださいました。

中央右寄りの緑色のドレスを着た方が、高木さん。その後ろがフルート奏者500人です。

 

500人・・・どんな音だろうか??ピーピー耳に障るような音?高音域を担当する楽器なので

音楽に厚みは出るのだろうか?いろいろなことを想像して、本番を待ちました。

 

なんと柔らかで、優しく美しい音色!!

 

初めて見たアルトフルート、バスフルート!!大きなフルートでしたよ。

見事に編曲されたフルートだけの合奏は、圧巻!!

 

4年に一度神戸で開催される「神戸国際フルートコンクール」。国際的なコンクールが

神戸で開かれる、神戸で生まれ育った私は、とても誇らしい気持ちになります。

そして、このコンクールを市民参加のものにという取り組みで開催されている、この500人

アンサンブル。本当に500人以上の人が日本中から集まっておられたということでした。

 

私も二年前からフルートを始めました。そして、それまで鍵盤楽器しかやっていなかった

知識や音楽に対する考え方が、徐々に変化していることがあります。

 

それは、どの楽器が一番だとか二番だとかいうことは、ない。それぞれの楽器に演者の

練習する努力と、情熱が注がれている。それぞれの楽器にしか表現できない音楽がある、

ということです。

 

教室ではリトミック修了後、鍵盤楽器に移られる生徒さんに、しばらくはエレクトーンを

レッスンで使っていただくことをお願いしています。それは、耳が育つ大切な時期に、

エレクトーンならではしか身に付かないハーモニー感、和音の響きに対する感性ですね。

その感性を育てたいために、いきなりピアノに進んでしまわずにエレクトーンの教材を

使っています。

 

しかしながら、中にはエレクトーンをピアノに劣る楽器だとお考えの保護者様がいらして、

対応に苦慮することがあります。ピアノを否定しているのではなく、教育楽器としての

エレクトーンの良さを、わかっていただきたいと思っています。

 

フルートをこんなにたくさんの方が演奏していらっしゃる。500人の演奏を見て、聴いて感じたこと、

それは、たくさんの人が力を合わせてつくる音楽の美しさ、優しさそのものでした。

 

教室でも、自分の演奏する曲に対して、子ども達がいつも真心をこめて演奏できるようになってほしい

と思っています。

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