手作り会の様子です|2017/09/30
今晩は。お昼はまだまだ半袖で過ごせますが、夜になると冷えてきますね。
運動会の練習で、疲れている子どもたちが、一番体調を崩しやすい時です。
皆さん、お気を付けくださいませ。
今日は、対称切りという項目を楽しく手作りしてみました。幼稚園年長さんです。
折り紙を折って、クルリと一筆、それを切って開くとお花になります。
まず、折り紙選び、私が集めていた折り紙から自分の好きな色、模様を好きなだけ選び、
三角に折ります。クルリと一筆をまねして書いて、ハサミで切ります。折り紙のサイズを
大中小に変えてみることに気が付き、私が準備を手伝いました。お花をサイズ別にトレイにきちんと
分けて入れました。
たくさんのお花を重ねて貼ったり、つなげて貼ったりしました。
帰るまでに、画用紙に貼りたかったのですが、時間がなくて教室のテーブルに、お花畑を作りました。
手順としては、難しくないと感じられるかもしれませんが、私が指示するのはだいたい一度だけ、必ず
見せて一緒にします。
後は、子どもが自分で工夫していきます。初めに三角を三回折る、「三角を一回、二回、三回!」そして
トレイに。自分が用意した折り紙を全部三角に出来るまで、これを呪文のように言いながら、折っていました。
クルリンと一筆は、自分では全部できなかったので手伝いましたが、はさみも曲線を上手に切っていました。
折り紙を広げて見る度に、「かわいい~」「わぁ、きれい~」と言いながら、またトレイに。
トレイに分けて入れるのは、秩序感を養うためです。なんでも一緒くたでも平気なまま大きくなると、
片付けができない、きれいでなくても平気という感覚が身に付いてしまうと思って、このように
しています。子どもは、きちんと分けるのが好きですよ。
テーブルの上のお花全部を作り上げるまで、一時間半。一生懸命でした。途中で嫌がったり飽きた様子も
なく、しっかりと集中して最後まで自分でやりきりました。
「来週は、何をしようかな!!」そう言ってお楽しみを約束して、帰りました。
モンテッソーリの「ひとりでできた!!」を子ども自身に実感してほしくて、こうした取り組みを
しています。お母さんは、こんなにたくさん作ったの!!と、いつもお迎えの時に作品を見ては、
びっくりしていらっしゃいます。こんなにできると思っていなかった・・・
そうです、子どもは力を持っています。その力を、どうやって表に出してあげるか・・・
私は、モンテッソーリの教育法を勉強しながら、この子にはこんな方法をと、一人一人について
考える毎日です。
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