高校生、幼児教育を目指します。|2017/01/17
今晩は。雪の降る中、センター試験が終わりました。受験なさった皆さん、
お疲れさまでした。力は発揮できましたでしょうか?
教室に、高校2年生の女の子が来てくれました。高校生は久しぶりです。
そして、いろいろと考えました。
多くの学生さんは、2回生の終わりまで大学でのピアノの授業で、宿題として与えられる練習を
こなすことで精一杯です。
子どもの歌・・・大学でおそらく20曲にも満たないものしか演奏せずに、就職しています。
高校生の間にレッスンを始められたら、まず大学に入るまで、ピアノの演奏、歌、リズム、
いろいろなことができます。そして大学に入ったら、授業の課題をクリアしていく、3回生は
実習が多く、4回生はすぐに就活です。いつ、しっかりと身につけるか・・・
大学に入る前が、絶好のチャンスです。
幼児教育課程の大学入試にピアノ実技がある大学は、本当に少なくなりました。
でも、実際に現場でどれほど必要とされるか、教室に来ている、すでに幼稚園や保育園で
働いている生徒さんをみれば、ひしひしと伝わります。
一夜漬けはできません。コツコツ、コツコツ練習する、それが積み重なって力になります。
ピアノが本当に苦手な保育園の先生が、来てくれています。去年の夏ごろに園から、
3月の生活発表会でのピアノを任されました。ずっと、できるだろうか、弾けるだろうか、
不安と闘っていました。
やっと、ペダルもふんで、止まらずに演奏することが出来てきました。
仕事は早番、遅番とあります。こんなに寒くなると、大変だろうと思います。
どれくらい練習しているか、聞いてみました。「毎日、せめて一回でも」との答え。
どうですか?この生徒さんは、いやだいやだと言いながらピアノに向かっていました。
どうせ、弾けないよ・・・そんなことばかり言っていました。そう言う度に、言う暇があれば、
手を動かしなさい!!と反論してきました。
そして、本気で生活発表会の曲を練習し始めて3か月、何とか弾けるようになりましたよ。
いろいろな園の先生が来てくれています。中には、年中や年長の担任を持っていても、
ピアノを弾かずに一年間終わってしまう先生もいらっしゃるとか!?
子ども達は、本当に音楽が好きです。歌うことが好き、体中で音楽を感じ表現します。
音楽に触れられずに大きくなった子どもは、さみしいと思いますよ。大切な役目を幼稚園、保育園
の先生は背負っています。頑張ってくださいね。
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