4月の壁面飾りは桜です!|2023/03/26
神戸市東灘区はな音楽教室です。暖かい日があるかと思えば、今日のように冷え込む。小さい生徒さんは、ちょっと体調を崩しています。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
5月に控えた教室のクラスコンサートの準備のために、本当に仕事が山積みで、やっと見通しが立ってきました。ヴァイオリニスト瀬﨑明日香さんと共演を予定している生徒さんは、本当に一生懸命に練習しています。
瀬﨑さんをお招きしてのリハーサルが4月6日、ドキドキしながらレッスンに来る生徒さんが、回を重ねるごとに頼もしく、成長を感じている今日この頃です。
壁面飾りを作るのも、今月初めから少しずつ取り組み、レッスン中のわずかな時間を利用して、ほぼ全員の手を借りて満開の桜が出来ました。
お花紙を、そっと剥がす。柔らかな紙の質感を、心から楽しんでいる様子でした。桜を貼る時も、ぐちゃっと押さない、そっとそっと!とてもデリケートで、丁寧な扱いが出来るようになりました。
今回、少しずつ作った理由は、時系列で時の流れと変化する桜の様子を、子どもたちに感じてほしかったからです。レッスン中の会話の中で、「近くの公園は、まだ全然だよ」とか、「ちょっと咲いてる」、中には梅や桃の花と間違えて、「もう満開だよ」と言う生徒さん。どんな木だったか、どんな花の付き方かなどを聞いて、満開だと思った花は桜ではないことをお勉強しました。
自然に目を向ける大切さを、子どもたちに感じてほしいです。時の流れとともに変化していく。それは、演奏の練習をしたり、学習を積み重ねることと似ていることにも、気が付いてほしい。そんな思いで取り組みました。
実はもう一枚、作成中なので、またご紹介しますね。
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3月の教室飾り|2023/03/02
神戸市東灘区はな音楽教室です。3月になりました。暖かい日、寒さが戻る日を繰り返し、桜が咲く。春は本当にそこまで来ていますね。
3月の教室飾りが出来ました。テーマは、やはりお雛様。行事の本を見ながら、女の人の無病息災を願う行事、昔はお内裏様とお雛様の場所が、左右違っていたことなどを調べました。
作業の工程が、とても多く、私の注文も厳しかったのですが、女の子たちは楽しんで作りました。
準備した下絵に顔を書いて、なだらかな曲線を切ります。年少さんも上手に切っています。
最近の子ども達は、すぐにスティックのりを使いたがります。指で取ってつけるフエキ糊を嫌がり、スティックのりがダメなら水糊を使うと言って、指先を使う意図を理解してもらえません。そういうお子さんは、指の力がないので、演奏もうまくいかないです。
フエキ糊の付け方も、たっぷりたっぷり付けて、紙が糊で重たくなってしまい、作品が反り返ってきれいに出来ないことを、生徒さんは知っています。でも、加減ができません。悩みどころですね。
今回は、糊を薄く薄く塗ることをテーマにしました。反り返りがなく、きれいに仕上がりました。
桃の花に見立てて丸めたお花紙は、ボンドでつけます。これも、今まではボンドをドボドボと出していたのですが、いい感じの量を出せるようになりました。
三人官女まで含めると、切る、貼るの工程を15回繰り返します。指が痛いよ~と言いながら、仕上げまで頑張りました。
日々の生活の中で、手、指先を使うことが本当に減っています。これは、人類の進化に逆らったこと。人間は、この先どうなっていくのかなと、いつも考えます。
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