お味噌作り|2019/01/30
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。今日は、陽ざしがとても明るいですね。
寒さはまだまだ厳しいですが、もうすぐ節分、春はそこまでやってきています。
インフルエンザが流行る中、元気な一組の親子さんと一緒に、お味噌を作りました。
去年の6月には、梅のシロップ作りを経験したこのご家族、自家製って美味しい!!ということを、
よくわかって下さっています。
6時間炊いた豆(熱々です)を、みんなで踏んでつぶしています。お父さんが写っていないですが、
始めにお父さんに頑張って踏んで頂きました。麹と塩を混ぜてよく合わせ、丸めています。
仕上げに、塩のふたをして一年、ねかします。
混ぜたり丸めたり、いろいろな工程をどんどんとやっていきました。ふたをするまでの大豆の色や
におい、手触りを十分に体験しました。
お味噌汁が大好きな、このご家族。一年に一回のこうした食にまつわることを、お母さんが大切に
思ってくれて、挑戦して下さることは、本当にありがたいです。
添加物の多い食品が出回っていますね。大人が気を付けることで、体に良くないものを摂取しない
工夫はできます。是非、食に関心を持って、子ども達に美味しいご飯を食べさせてあげてください。
この絵本には、地球が悲鳴をあげている、人の体が悲鳴をあげている。
そういうことが書いてあります。食べるものだけでなく、洗剤、衣料品、地球規模で起こっている生態系の崩れ、
どれも知ってしまうと恐ろしい、自分の命に係わることだとわかります。
子ども達に美しい地球を、安心して口に入れられる食事を。体は、食べたもので作られます。
是非、お読みになっていただきたい絵本です。
2歳さん「最高の気分です!!」|2019/01/29
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
一年で最も寒い時期ですね。インフルエンザも大流行です。子ども達は寒さに負けず、
頑張ってレッスンに来てくれています。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
今日もまた2歳のリトミックから、ご紹介します。
女の子は、ボタンかけをしています。随分上手に手先を使えるようになりました。
教室で挑戦してみて、お洋服、パジャマなど自分でやってみるというチャンスを、
お母さんがどんどんお家で作って下さっているようです。
右側の男の子は、4月生まれなので現在3歳9か月です。でも保育園の2歳児クラスにいます。
男の子ということもありますが、レッスンに来て一か月は、どことなくガサガサ落ち着きのないところが
ありました。今、はさみに夢中です。この日は40分間、じっと座って切っていました。楽しくて
仕方がない、おうちでも出来る様に、宿題を持って帰りました。全体に落ち着て行動できるようになっています。
そして帰り際に「最高の気分です!!」といって満面の笑みで帰って行きました。
この「最高の気分です!!」と言葉にした彼の心の中には、モンテッソーリが残した言葉で、
集中現象による正常化、(難しい言い回しですが)まさにこれだなと、私はとても嬉しくなりました。
子どもは、やってみたいことに出会い、興味を持てば、それを長い時間集中してやり遂げる力を
持っています。それを繰り返すことで、筋肉の使い方、手順、段取りなどを学んでいます。
満足するまでやりたい、途中でご飯よと言われても、やめられない、お母さんの声は聞こえていない
くらい集中する。それを妨げてしまうのも大人、やらせてあげるのも大人なのですね。
忙しい時間の流れの中で、親子が動いていますね。特に保育園に通う親子さん。私もそうでした。
でも、ちょっと子ども目線になって一緒に立ち止まること、道に咲いているお花に目をむける、
スズメさんが鳴いている、飛んで行った!!そういう大人にとっては何でもないことが、こどもは楽しい、
お花はどんな色だったか、スズメのくちばしはどんな形だったか?そういうことを、短い時間でも集中して
見ることで覚えていきます。プリント学習だけが学習ではありません。
自転車の後ろに乗せてもらうばかりの子どもさんと、しっかりお母さんと一緒に歩いているお子さんでは、
観察力、発想力、工夫してみる前向きさなどが、はっきりと違って表れてきます。
小学校入学までの大切な時期を、どうお過ごしになりますか?
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