小さくても、リトミックの時間は集中!!|2016/10/31
リトミックの生徒で、2歳児さんや年少さんも、いろいろなことを取り組みます。
最近、気になるのは握力が弱い子どもが増えていて、鉛筆がしっかりと持てないので、
文字を書くのが苦手なことです。勉強嫌いに結びつかないか、とても心配です。
左の写真は、2歳児さん、少し硬めの小麦粉粘土で、ハロウィンの飾り作成中。かぼちゃや
おばけ、こうもりの型抜きをしています。小麦粉粘土を袋から出した時は少し硬いので、
しっかりとギューギューして!!と言って指先や手を使います。型抜きがしやすいように、
次はぺったんギューして平に、「えい!」と気合を入れて、型を押し当てる。
ギューとかぺったんと言うときに、リトミック的に節をつけて、一緒にします。
初めから全部の工程を、お母さんに頼らず一人でやりたい、その気持ちを引き出し、そして
かぼちゃができた!!という喜び、達成感をいっぱい経験しました。
いい表情で取り組んでいました。この子も2歳児ながら、30分くらいは飽きることなく取り組み
ました。
右の写真は年少さん。これはモンテッソーリ法の中の穴あけです。季節感を出したくて、
白い紙に書いた栗の絵をたくさん渡して、色塗り、穴あけをしています。正座ができるように
なりました。実は栗は10個渡してあります。足し算の導入も、ゆっくりですがやっています。
粘土も穴あけも、手や指をしっかりと使う、力をつけることがねらいに含まれています。
どの子もみんな、うろうろしません。しっかりと座って私の話を聞き、作業に取り組みます。
そして、「シンデレラのスープ」をリズムにのって歌います。本当に楽しいレッスンです。
リトミックのページはこちら
音楽教室もハロウィンで!!|2016/10/31
今日は。だんだんと朝晩が冷え込んできましたね。皆さん、風邪などひいて
いらっしゃらないでしょうか?29日に、モンテッソーリ法の中の課題を取り入れて
ハロウィンの飾り物を作りました。
おおきなかぼちゃは、縫いさしをしています。裁縫ですね。女の子は白い紙に書いた
かぼちゃに色を塗って、バックステッチで縫いさしをしました。かぼちゃからはみ出さないように
きれいに色を塗ります。男の子は、橙色の紙に書いたかぼちゃに、普通にステッチしました。
学年が随分違うので、それぞれのやりたいことを尊重しています。
かぼちゃだけを上手に切り取ることが、とても難しかったようです。線にぎりぎりはさみを
入れると、せっかくステッチした糸まで切ってしまいそう・・・そんなことを考える、
気が付くということが大切だと思って、私からは何も言いません。
色塗り、ステッチの糸の色を選ぶ、縫いさしを始める、どれも、子どもの決めたことを尊重します。
縫いさしは約40分かかりました。特にバックステッチをした女の子は、みんながだいたい終わっても
一人黙々と、最後までやり抜いていました。
今、「やり抜く力」ということが本になり、話題を呼んでいますね。私も「やり抜く力」という
キーワードが入った本を、早く読みたいと思っています。教室でモンテッソーリ法の集まりに
参加する子どもたちは、自分の意見や意思をしっかりと人に伝え、いつも課題をやり抜いています。
本当はハロウィン飾りは、おばけやこうもりも作りたかったのですが、時間が足りなかったです。
2時間くらいは、頑張れそうな勢いの子ども達でした。
知育のページはこちら
タップダンスとリトミック|2016/10/27
今日は。今日はいいお天気ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
先週の土曜日に、教室の近くにある本山中町会館をお借りして、タップダンスと
リトミックをしました。動画は撮ってありますので、後日you tube へアップしますね。
写真を写すことができなかったので、ここで見ていただけないのが残念なのですが、
大人、子ども、あわせて15人が集まりました。
タップダンスの先生と相談した一曲を、タップとして、リトミックとして掘り下げ、
体を動かしていきました。私はリトミック担当。今回は、日頃生徒と接する中で、子どもたちが
身につけられていないと感じることを、取り上げました。それは、ボールつきです。
まず、ボールをしっかりと手、指を使って持てていない、手のしなやかさがおそまつなのですね。
それは、鍵盤楽器を演奏するときに、大きく影響します。一定のリズムにあわせてボールをつく、
しっかりと取る、音楽にあわせることで、ビートを意識する、そんな内容にしました。
手のしなやかさについては、手を使って何かを作る、お手伝いをするということが、少なくなり
幼児期に十分に使えていないことが、原因と考えられると思います。
発表会などで見たことはある人だけど、話もしない・・・個人レッスンですと、どうしてもそんな
ふうになってしまいます。そんな生徒同士の関係から、一緒に動く、笑う、ペアーになって活動する、
そういう経験をする中で、コミュニケーションを上手に取れる子どもになってほしいと思いました。
リトミックのページはこちら
スイミーに見立てて|2016/10/25
おはようございます。今朝はまた一段と気温が下がりましたね。
二十四節気の中では霜降、秋も末となり、霜が降りる時節です。
ブログの間があいてしまいました。実は長い間かけて作曲していたものを
提出する最終段階に入っていたのが9月、そして10月は来年のクラスコンサート
で演奏する生徒さんのリクエスト曲(楽譜のないものも、アレンジしています)を
楽譜におこしたり、どんな楽器構成で練習するかなど、取り掛かることが山のように
あり、なかなかブログを書けなかったです。
アレンジはまだまだできていなくて、あと半月くらいでなんとかしなければと、
焦っています。
夏休みにモンテッソーリ法を取り入れた手作りの会を、何度も開きました。
その中で、最後に取り組んだものが、折り紙で金魚をたくさん折って大きな一匹に
見える様に作る。小学2年生の子どもたちが多かったので、学校で勉強したことと
教室で取り組むことがどこかで一致していたら、きっと心に強く残ってくれると
思って取り組みました。いかがですか?
写真の右上に見えているのは、ハロウィンの飾りを今週、みんなで作ろうと思って
試作してみました。ここにも、モンテッソーリ法がたくさん含まれています。
楽器を演奏することだけではなく、賢さというものはすべて手からの情報。
脳科学分野の研究が進み、いろいろなことがわかってきています。
その中でも、楽器を演奏すること、モンテッソーリ教育がとても効果をあらわすと
いうことが、証明されてきています。
引き続き、音楽と知育、モンテッソーリ法を取り入れた教室であるよう、努力しています。
子ども達が健やかに育ちますよう・・・
知育のページはこちら