2歳さん「最高の気分です!!」|2019/01/29
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
一年で最も寒い時期ですね。インフルエンザも大流行です。子ども達は寒さに負けず、
頑張ってレッスンに来てくれています。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
今日もまた2歳のリトミックから、ご紹介します。
女の子は、ボタンかけをしています。随分上手に手先を使えるようになりました。
教室で挑戦してみて、お洋服、パジャマなど自分でやってみるというチャンスを、
お母さんがどんどんお家で作って下さっているようです。
右側の男の子は、4月生まれなので現在3歳9か月です。でも保育園の2歳児クラスにいます。
男の子ということもありますが、レッスンに来て一か月は、どことなくガサガサ落ち着きのないところが
ありました。今、はさみに夢中です。この日は40分間、じっと座って切っていました。楽しくて
仕方がない、おうちでも出来る様に、宿題を持って帰りました。全体に落ち着て行動できるようになっています。
そして帰り際に「最高の気分です!!」といって満面の笑みで帰って行きました。
この「最高の気分です!!」と言葉にした彼の心の中には、モンテッソーリが残した言葉で、
集中現象による正常化、(難しい言い回しですが)まさにこれだなと、私はとても嬉しくなりました。
子どもは、やってみたいことに出会い、興味を持てば、それを長い時間集中してやり遂げる力を
持っています。それを繰り返すことで、筋肉の使い方、手順、段取りなどを学んでいます。
満足するまでやりたい、途中でご飯よと言われても、やめられない、お母さんの声は聞こえていない
くらい集中する。それを妨げてしまうのも大人、やらせてあげるのも大人なのですね。
忙しい時間の流れの中で、親子が動いていますね。特に保育園に通う親子さん。私もそうでした。
でも、ちょっと子ども目線になって一緒に立ち止まること、道に咲いているお花に目をむける、
スズメさんが鳴いている、飛んで行った!!そういう大人にとっては何でもないことが、こどもは楽しい、
お花はどんな色だったか、スズメのくちばしはどんな形だったか?そういうことを、短い時間でも集中して
見ることで覚えていきます。プリント学習だけが学習ではありません。
自転車の後ろに乗せてもらうばかりの子どもさんと、しっかりお母さんと一緒に歩いているお子さんでは、
観察力、発想力、工夫してみる前向きさなどが、はっきりと違って表れてきます。
小学校入学までの大切な時期を、どうお過ごしになりますか?
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