リトミック、落ち葉遊び|2021/11/14

こんばんは。神戸市東灘区はな音楽教室です。日中は暖かいですが、朝晩は冷えてきましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

暦の上で季節は冬ですが、公園にはたくさんの落ち葉、車や自転車で移動をしていると、なかなか落ち葉を踏んで歩くという経験が出来ませんね。今日は、リトミックに通う姉妹と落ち葉遊びをした様子をご紹介します。

新聞広告をとにかく破る、破る!!子どもは「こんなことって、してもいいの?」という表情でした。破った広告を落ち葉に見立てて足で踏む、カサカサと音が鳴る様子に大はしゃぎ。

エレクトーンで少し怖いイメージを持ってもらえるような音楽を即興で演奏、「強い風が吹くよ!ビユーン」子どものはしゃぐ声、手にいっぱい持った落ち葉をまさに今、放り投げた!葉っぱが頭の上に落ちてくる!!楽しい~

「落ち葉を集めて集めて!」もう一度「ビユーン!」。何度繰り返したことか、わかりません。ご覧の通り、部屋中広告だらけ、落ち葉でいっぱい、お家ではできない経験かなと思います。

いつまでも続けていたいですが、お片付けの時間。後ろに写る妹ちゃんは、黄色いフープの中に落ち葉を集めてから、それを袋に入れる。しっかりと、お約束の順序通りに片付けができます。

すっかりきれいになった教室で、袋に入れた落ち葉をボールに見立てて、キャッチボール。妹ちゃんはやっと3歳になったばかりなので、投げることはできても、キャッチが出来ませんでしたが、何度も挑戦しました。

お家に帰っても、この袋のキャッチボールは続いたそうです。

食育という言葉は耳なじんできましたが、先日「歩育」という文字を目にしました。車や自転車、便利なものがあります。時間に追われる毎日の中で、使いたいですよね。

でも、子どもの目に何が映っているでしょうか?この季節なら木々の紅葉、木の上の方から色付きはじめているもの、全体に色付いているもの、そういうものを、しっかりと見てほしいのです。しっかりと歩いて自分で見たり触ったりして、気づいてほしい、気付ける子どもになってほしいのです。

先週も2歳、4歳、小学生の子どもとお母さんと一緒に、落ち葉拾いに行きました。「きれいな赤だ!」「黄色もあった」「きたないのもある」「緑はあんまりないね」そんな会話が親子の間で出来ていました。

「ああ、楽しかった!」それだけでいいと、思います。5歳くらいになって、「なぜ、葉っぱが赤くなるのかな」と疑問を口にしたら、一緒に調べたらいいと思います。すぐに答えを教えてやらなきゃいけないと、親御さんは思っていらっしゃらないでしょうか?

子どもは、親御さんがただ隣にいてくれるだけでなく、ともに何かに取り組んでくれることで、幸せを感じているのではということを、最近特に感じます。

親子一組だけのリトミックレッスンで、なるべくお母さんに手伝ってもらいながら、でも最後に一人でできたという達成感を経験できる取り組みを、レッスンの中でたくさん入れていくように、考えています。

お仕事をなさるお母さんが、増えていますね。仕事と子育ての両立は、本当に大変だと思います。疲れて休日は休みたいですよね。でも、子どもは、あっという間に大きくなってしまいます。

0歳から6歳までが、人生で一番大事な時期です。そのことをいつも心に留めていただきたい。そう願っています。

 

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