毎年恒例のお味噌作り|2021/02/05
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
今日は、暖かくなってお日様の光も明るく、晴ればれとした気持ち
になりますね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
先週、毎年どなたかが家族で来てくださる、味噌作りをしました。ゆでる前の硬くて小さい大豆と、ゆでたて熱々のふっくらと膨らんだゆで豆を、子どもに触ってもらって違いを感じてもらいます。
そして、ゆであがった豆をビニールに入れて、親子三人で踏んで踏んで!!靴下をはいていたので滑って、踏みにくい。「脱ぐ!!」と言って靴下を脱いだものの、熱くてなかなか踏めない。
袋をひっくり返したら、もう一度踏む。その繰り返しをしていきました。
その中に、麹と塩、種みそを入れて、さらに踏んで踏んで豆をつぶしていきます。
豆の粒が小さくなってきたら、容器にボールを投げ入れるようにして入れていきます。
「お団子作りだね!」と言いながら、たくさんのお団子を作って、入れていきます。
お母さんが本当に楽しそうに取り組んで下さいました。そして、美味しいものを作るには、こんなに手間と時間がかかっているのだということ(豆を水につけること2日、そのあと4時間くらい火にかけていることなど)捨てるものなど何もない、食べ物を大切にするということを、とても強く感じて下さったようでした。
さて、袋の中のつぶした豆も、そろそろ容器に詰め終わり、片付けにかかったのですが、子どもが袋の中に残った豆を、美味しそうに食べだしました。ビニール袋から、はがしとるようにして、食べていました。お腹が空いたのでしょうね。
まず、大豆からゆで豆変化した豆の触感、そして潰す作業の中で匂ってくる大豆の匂い、麹の匂い、これまで見たことのない、経験したことのない事を、たくさん感じてもらえたかなと思いました。
子どもはもちろん、大人も、もっと五感を鍛えましょう、使いましょう。想像力も豊かになると思います。いつか、どこかの場面で、親子三人で初めて体験した味噌作りが、何かのヒントになって、アイデアが浮かぶかもしれません。
コロナウイルスの影響で、外出が制限されていますね。でも、私はこういう時だからこそ、生徒さんとやりたいことがいっぱいあります。
手を使う、考える、ひらめく、自分でやってみる。この繰り返しが、
子どもの成長に欠かせないと思っています。
お家でテレビばかり見ないで、音楽を聴いたり、本を読んだり、何かを作ったりと、芸術に親しみ、創作することに意識を向けていただきたいです。
まだまだ自粛ムードは続きそうですね。でも教室で、はさみを使ったり制作をたくさんやってきている生徒は、お家でも自分から折り紙を買ってもらって何かを作ったり、工夫して遊んでいると聞いています。
皆さんもお家でできることを見つけて、どうぞ楽しんで下さいね。
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