3月の教室飾り|2023/03/02
神戸市東灘区はな音楽教室です。3月になりました。暖かい日、寒さが戻る日を繰り返し、桜が咲く。春は本当にそこまで来ていますね。
3月の教室飾りが出来ました。テーマは、やはりお雛様。行事の本を見ながら、女の人の無病息災を願う行事、昔はお内裏様とお雛様の場所が、左右違っていたことなどを調べました。
作業の工程が、とても多く、私の注文も厳しかったのですが、女の子たちは楽しんで作りました。
準備した下絵に顔を書いて、なだらかな曲線を切ります。年少さんも上手に切っています。
最近の子ども達は、すぐにスティックのりを使いたがります。指で取ってつけるフエキ糊を嫌がり、スティックのりがダメなら水糊を使うと言って、指先を使う意図を理解してもらえません。そういうお子さんは、指の力がないので、演奏もうまくいかないです。
フエキ糊の付け方も、たっぷりたっぷり付けて、紙が糊で重たくなってしまい、作品が反り返ってきれいに出来ないことを、生徒さんは知っています。でも、加減ができません。悩みどころですね。
今回は、糊を薄く薄く塗ることをテーマにしました。反り返りがなく、きれいに仕上がりました。
桃の花に見立てて丸めたお花紙は、ボンドでつけます。これも、今まではボンドをドボドボと出していたのですが、いい感じの量を出せるようになりました。
三人官女まで含めると、切る、貼るの工程を15回繰り返します。指が痛いよ~と言いながら、仕上げまで頑張りました。
日々の生活の中で、手、指先を使うことが本当に減っています。これは、人類の進化に逆らったこと。人間は、この先どうなっていくのかなと、いつも考えます。
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