幼稚園、保育園採用試験のピアノ対策|2016/11/29
こんにちは。とても気持ちの良い朝です。寒くなってきましたが、
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
今年、幼稚園教諭採用試験に取り組んだ生徒が、みんな合格しました。
私にとっては、わが子が受験するような感じで、なんとも責任の重い季節なのです。
でも、第一志望に無事、採用されました。
そこで、一人の生徒のピアノ弾き歌いの様子を、youtubeにアップしましたので、
是非、ご覧いただきたいことと、採用する幼稚園は何を求めているか、私が園長なら
と思ったときに、どんなことが出来る人を求めるか、そんなことを日々のレッスンの中で
生徒に話すことをお伝えしますね。
動画のタイトルは、「ピアノ、幼稚園の先生、採用試験対策」です。
曲は「虹のむこうに」です。
ご覧いただくとわかりますが、ピアノの演奏は何か所か間違って弾いています。
でも、歌は止まっていません。音楽の流れを止めたら、園児たちは歌えません。
もしくは、先生のピアノを無視して歌を続けます。
演奏者は、途中でわからなくなってパニックになりますね。ピアノを演奏することが
とても苦痛になって、練習が嫌になって、園に居づらくなる、やめたくなる・・・
本当は子どもが好きで、希望をもって就職したはずなのに、短期間で辞めてしまうケースが
多いでしょう。
大学のピアノのレッスンで、実際に職場に出ても通用するところまで、教わる時間がないと
思います。では、どうするか・・・
やはり練習をして、弱点を克服するしかない!!と思いませんか?
でも、ピアノは一人ではなかなかできないですね・・・
動画の生徒は、大学に入ってからピアノを始めました。やっと去年くらいから発表会でも
演奏してみる、幼稚園実習に行って「今の自分ではダメだ!!」と痛感して、本当に
よく頑張って練習を重ねました。不器用なところがある生徒ですが、自分のそういうところも
甘えて許してもらえるのは、学生の間だけだと、私にしょっちゅう言われて、負けないで克服
するために努力しています。
採用が決まっても、職場にでるまでに残された時間はわずか、やれるだけやるんだと、手綱を
緩めずに、練習を続けていますよ。大学生の皆さん、すでに働いている先生方、音楽は
子ども達にとって、本当に大切なものです。どうか、よりいいものを現場で使えるように
ご自身が頑張ってください。そのためのお手伝いを、私は惜しみません。
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