マタニティーママに集まっていただきましたー2|2015/03/01

続きを書きます。
今の時代は、物を売る、買う、そんなことばかりのような気がします。
もっと人として温かみを感じるものを、せめて子ども達には伝えていきたい。
リトミック、ピアノ、エレクトーン、どの生徒もしっかり、とことん
付き合ってやると、必ずやりきります。ただ、15年位前の子どもに比べると、
(私の側から見ると)お家で言われたことがないのかな?と思うことが、本当に多いです。
お母さん、お父さん、子どもは子どもです。大人同士のお付き合いのように、
一度言ったらできると思わないで、できるように身に着くまで言い続けて
いただきたい。それが躾です。
忘れ物が多い子のお母さんに、忘れないように見てあげてとお話したら、
「準備はできてると子どもが言ったんです」というお返事です。そうではなくて、
一緒に確認して間違いなく忘れ物がないか子どもとともに、確認する。
それがお母さんの役目だと思います。
私はそうしてきたつもりです。いつの間にか、自分でできるようになりますが、
その道筋をつけるためには、かなりの時間がかかります。
一つの躾は、100回続けて言う。そんな言葉を先輩から聞いて、子育てをしました。
先に書きました、手を繋ぐ、ゆっくり歩く、家で、あるいは一緒に歩きながら
保育園や幼稚園などで習った歌を歌いながら歩く。
そういうことも親子の大切なコミュニケーションであり、心の優しさを育てる
貴重な体験だと思うのです。自転車の後ろでじっと座っていては、いつまでも
ベビーカーに乗って、お母さんが無言で押していては、子どもの心は豊かに
ならないと、私は思います。
ピアノを習いに来てくれていても、表現力の有無は育った環境が大きく出ます。
ニコニコして演奏してくれる子ども、まったく表情の無い顔で演奏する子ども、
子どもの姿をとおして、お家の様子、親御さんの接し方が本当によく見えます。
人としての優しさ、ぬくもり、そういうものを一緒に感じたり、考えたりしながら
時間を共に過ごせるようなそんなレッスンが実現すればと、思っています。
 

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