筝曲の演奏会に、行ってきました|2017/03/25
今週、教室の発表会でお世話になっております、元町にあるラッセホールにて、
筝曲のコンサートがありました。
演奏は、生田流桜井聖子さんです。筝曲の演奏を生で聞くことがなかったので、
とても楽しみに参加させていただきました。小学校教諭を目指す生徒も一緒に
参加しました。
柔らかな音色、洋楽にはない独特な音の重ね方、以前に生涯学習音楽指導員の勉強を
しているときに、少しだけ習いました。
桜井先生が、筝曲を日本の伝統楽器として残し伝えていくことが、とても難しくなって
いることを、強調してお話なさいました。その意味は、私も十分にわかります。
幼稚園、保育園、小学校での音楽教育の内容が、童謡や唱歌、わらべうたを子どもたちに
伝えていけなくなっています。
それは、この先子どもたちが英語を身につけて、世界に羽ばたいたとしても、日本の
代表的な曲を歌ってほしい、なんて外国の方にリクエストされたら、何をご披露するだろう?
桜井先生のお話を聞く前に、ちょうど春なので、小学生の生徒に「さくらさくら」や「
とおりゃんせ」の楽譜を渡してみました。「知らな~い」・・・という返事です。(予測は
していたのですが)
夕焼け小焼けを知らない小学生・・・桜井先生が嘆いていらっしゃいました。
でも、嘆いていては始まらない!!
演奏していただいた曲の中に、とても素敵な邦楽らしい筝曲らしいものがありました。
演奏会の後で、桜井先生に楽譜はあるか、音源はあるか?いろいろと教えて頂きました。
なぜって!!子どもたちに伝えられるようにアレンジして、お箏は無理ですが、音の響きとして
再現したい、エレクトーンには、お箏の音色があるのです!!
大正琴でもできるかな?
エレクトーンを最大限活用して、邦楽の調べを子どもたちに伝えたいと思って帰ってきました。
また一つ、私に使命を与えてくれた演奏会だったような気がしています。
コンサートを教えて下さったラッセホールのスタッフさん、そして、素敵な演奏を
聞かせて下さった桜井聖子(みなこさんとお読みするそうです)先生、ありがとうございました。
大正琴のページはこちら