リトミック生徒の言葉、ちゃんとできるように、頑張りたい!!|2015/12/09

おはようございます。12月とは思えないお天気ですね。皆さん、いかが

お過ごしでしょうか?

 

レッスンの様子を写真に撮ったり、お知らせしたいことがたくさんありますのに、

来年5月の発表会の選曲や編曲に追われて、なかなかお伝えできずにいます。

その中でも今日は、保育園5歳児の男の子の言葉に感動したことを、お伝えしたいと

思います。

 

女の子に比べると、男の子はちょっと成長がゆっくりです。そのゆっくりが悪い

言い方をするなら、できない子、遅れている子なのではないかとお母さんは心配に

なります。

 

ご紹介したい男の子は、3歳からリトミックに来ています。お母さんのイライラを

いろいろとお話ししてやわらげたりして、今のこの子を受け入れていこう、

小学校入学までに整えていくことを、折にふれ説明しながら、丸2年半がたちました。

 

リズム打ちやドレミで歌うことが恥ずかしくて、やればできるのに、レッスンで

なかなか見せてくれずにいました。それが、今月保育園でハンドベルでクリスマスソングを

演奏する事が決まり、彼も一つの音を任されたのです。保育園では思うようにできて

いなかったようで、リトミックの前日、お母さんより演奏する曲と任された音などを

教えていただきました。

 

おはじきを10個、置いています。一回演奏するごとにおはじきをトレイに移します。

あと、何回?など声をかけながら、だんだんといつも間違えたり遅れたりするところを

見つけます。彼自身、自分でもわかってきます。どこでいつも間違えてるなあ、

そこに近づいたらどうしたらいいかな?などと声をかけて、彼の力で理解できるように、

気を付けられるようにします。

 

すると、おはじきがすべてトレイに移る頃、完璧にできました。その自信に満ちた顔、

リトミック研究センターやモンテッソーリの中で大切にしていること、自分で納得するまで

やってみて習得する、その時に味わう達成感が子どもを大きく成長させる。

その繰り返しが子育ての中ではとても大切。また、このことを実感できる瞬間に

私は立ち会うことができました。

 

彼は、「ちゃんと保育園で演奏できるようになりたいので、練習する、楽譜を保育園で

もらって、リトミックに持って行って教えてもらいたい」というように、お母さんに

言ったと聞きました。この意欲、素晴らしいと思いませんか!!

そういう経験を積み重ねられる子どもに成長してほしいとレッスンしています。

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