小学三年生、リコーダーでヴァイオリニスト瀬﨑明日香さんと共演|2023/09/06
神戸市東灘区はな音楽教室です。
教室では毎年、生まれて初めてリコーダーを手にする小学三年生に夏休みの間、一曲を練習してヴァイオリニスト瀬﨑明日香さんと共演するということをしています。今年も暑い間、三年生は頑張りました。
3年間のマスク生活で、今までリコーダーを吹いてきた生徒に比べると、息が浅い、音が出ない、タンギングが出来ないなど、新たな問題点も見えてきました。
ヴァイオリニスト瀬﨑明日香さんより、「どんな楽器も、息を使って演奏します。息をして、他の人と呼吸を合わせて、工夫を積み重ねていくのが、音楽です」と、初めに教わりました。後ろでお母さんたちがご覧になっていたので、恥ずかしさが勝ってしまい、一緒に演奏するお友達の顔を見るなどの工夫は、なかなか難しかったようですが、それでも最後には、いい演奏となりました。
参加してくれた生徒さんから、「学校で習っている曲より、ずっと難しかったけど、学校では教えてくれないことを学んだ」、「最後には、後ろでお母さんやお父さんが見ていることを忘れて、音楽を楽しむことができた」
ご覧いただいた親御さんからは、「音楽を通して、人との関わり方を教えていただける場面を直に見せて頂き、母として大変勉強になりました」、「他では体験できないことを体験させてもらえて、良かった」など、感想を頂きました。
最後に、瀬﨑さんとエレクトーンの共演で、三年生の教科書に載っている「ユーモレスク」「小さな世界」を演奏しました。
一生に一度の小学三年生、また来年も取り組みます。
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