子どものお口の発達は、大丈夫?|2019/03/10
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
花粉がたくさん飛んでいますね。お天気が、毎日気になります。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
5月に予定している発表会の準備に追われています。まだまだ、講師演奏用の楽譜を書かなくては
いけないのですが、生徒さんの準備はだいたい出来上がってきました。
3月6日、私の知人で歯科を開業するドクターに、教室へ来て頂きました。
何故かというと、私がたくさんの子ども達と接する中で、とても気になることがあるからです。
それが、お口の中の発達と関係していることを、このドクターから教わりました。
今、まさに親御さんが困っていることとぴったり一致したので、集まっていただきました。
一枚目の写真では、今、子ども達のお口の中は、どうなっているか、説明を受けています。
二枚目の写真は、口呼吸ではなく鼻呼吸をする、口唇閉鎖などの訓練になる、吹き戻しを
体験しています。
私が子どもを見ていて気になること、それは、身体を支えていられない、何を話しているのか聞き取りにくい、
口で呼吸している、口がいつも開いている、顎が小さい、乳歯の段階で歯と歯の間に隙間がない、
永久歯に生え変わると、歯並びがガタガタ・・・
食べ物が柔らかくなったせいか?何が原因か??長い間、考えていました。
小学生で顎もしっかりと大きく、言葉の発音もいい、歯並びもいい生徒がいます。(少ないですが)
車での移動が多かったり、自転車を使わないでバギーか歩くことをよくなさる家庭です。
ハッと思いました。この原因は、赤ちゃんの時の抱き方ではないか??
早速、歯並びのいい生徒のお母さんに、聞いてみました。赤ちゃんの時に、抱っこ紐を使いましたか?
答えはNOです。顎が小さい子、言葉の発音があまりよくない子のお母さんは、皆さん抱っこ紐をお使いでした。
抱っこ紐によって、頭がいつも後ろに倒れていますね。それによって、舌が奥の方に入り込んでしまい、
言葉の発音が悪くなる、食べ物が上手に飲み込めない、というような子どもが増えているようです。
幼稚園の先生をしている生徒の話によると、いつまでも口の中に、一口目のお昼の食事が口の中に
あって、飲み込むことができない子どもが増えているとのことです。
そんなことを、すべて解き明かしてくれたのが、この集まりでした。
抱っこ紐そのものが悪いのではなく、使い方を間違えている、生後三か月までは、子どもを
縦に抱かないなどの正しい知識が必要だと、感じました。
そして、大きくなって乳歯が永久歯に生え変わる時期を迎えている子どもを持つお母さんに、
今からどうすれば、すこしでも改善されるか、そんなことも教わりました。
ドクターによると、もっともっと事態は深刻で、まだまだ私たちに伝えたいことがあるという
ことでした。第二回目を、ただいま計画中です。