リトミック教育が目指していること・・・|2015/05/13
こんにちは。昨日の台風一過、今日はとても
いいお天気になりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
4月に出産を終えたマタニティーママのリトミックに参加
してくれている方が、産後一か月を過ぎて、赤ちゃんを連れて
遊びにきてくれました。お母さんだけお顔を見せてくれた方も
ありました。
すくすくと育つ赤ちゃんの様子を見ることができて、幸せです。
お母さんは本当に大変ですが、母になったという覚悟・・・頑張って
いらっしゃいます。
リトミックを創案したジャックーダルクローズは、「音楽を本当の意味で
理解し、家族や周りの人々と音楽の楽しさを共有できる人を育てることを
大切にする教育」、それがリトミックだと提唱しています。
その中で最も重要なことは、「子ども達の創造性を高めることが大切」だと
強調しています。
「ただやみくもに技術的に高度な曲の練習に励むのではなく、自分自身で
オリジナルなリズムやメロディー、伴奏などを創り出すことが重要」と
いっています。
17日に教室のコンサート(発表会)をしますが、今回初めて、子ども自身が
作ったリズムに子ども自身がメロディーをのせたものを、ご披露できます。
リズムやメロディーを作る過程で、子ども達が見せてくれた楽しそうな表情を見て、
いい教育なんだと確信しました。
オリジナルのメロディーや伴奏を創るという点においては、ヤマハエレクトーンの
目指す教育内容や、ヤマハグレードの内容と深い部分では一致していて、どんな
子ども達にも伝えたいと思っています。
このような学習が「音楽の本質的な美しさと楽しさを知り、自分の人生を豊かに
するために必要なこと」だと、ダルクローズは考えたようです。
私がなぜ、エレクトーンとリトミックが大好きか、腑に落ちた文章がリトミック
研究センターの「りとみっくのひろば、2015年5,6月号」に載っていましたので
引用しました。また、素敵な内容があれば、お知らせしますね。
子ども達が、ぜいたくな暮らしではなく、健やかに情があり、優しさと強さを
兼ね備えた人格に成長してくれることを、願っています。