はな音楽教室ではリトミック･エレクトーンの他にもレッスンがありますので、是非お問合せください！

赤ちゃんは、言葉を発して自分の気持ちを表すことが出来ませんね。でも、何もわかっていないわけではありません。おかあさんが、赤ちゃんに接する時の扱い方、言葉かけなど全てを感じています。

お母さんが、赤ちゃんの目をしっかりと見て、優しい言葉をかけてあげることが、後にその赤ちゃんがおしゃべりするようになる時、言葉の使い方や選び方は、本当に品が良くお話し上手になります。

例えば、お母さんがただ黙々とオムツを換え、スマホを見ながらオッパイをもらった赤ちゃんと、いつも「シーが出たね、気持ち悪いね」「お腹が空いた？オッパイしようね」などの声掛けをしてもらって育った赤ちゃんでは、はっきりと成⾧に違いを見せます。

これらの違いを、私は今までに、たくさん見てきました。

その違いは、４才以上位になって、はっきりと表れています。

人とあいさつをする、会話をする時に、相手の目を見ることができない子、言葉かけの少ない中で育つと、自分から話すことが少ない、人との会話中、受け答えに苦労する、相手の話す意味が理解できないという子に育っていると感じます。

コミュニケーションづくりは、うまれた時から始まっています。

私は、音楽教室をはじめて 30 年以上が経ちました。⾧い間ずっと子どもたちを見てきて感じる良い事、悪い事、本当にたくさんあります。
もし私が、今の社会で子育てをしていると想像すると、しっかりと育てられるだろうか？オッパイは出るだろうか？なんで泣くの？と、不安やいらいらでいっぱいになっているでしょう。

でも、私が子育てをした時代は、ご近所さん、保育所、小学校のママ友が、気軽に手を貸してくれ、助け合い、和気あいあいと、いつも誰かに話を聞いてもらえて、心が軽く安心して過ごせる毎日でした。

今は、隣に住む人とあいさつもしない、話をできるお友達がいない、実家は遠い、誰にも助けてもらえない・・・もうムリ！！となることは、当たり前でしょうね。
時代をさかのぼり、ご近所さんの助け合いが当たり前という人間関係を、今の社会で作っていくのは難しいと思います。

そんな中でも、子育てを終えた多くの先輩たちは、本当は心の中で「助けるよ！いつでも困ったら教えて！」と思っています。電車、バスの中、道を歩いていても、子どもを連れたママさんを心の中では温かい目で見ています。グズグズ言っている子どもに、ちょっと話しかけてあげようと思っていても、世の中がそうさせませんね。「何？あの人？知らないのに声をかけてきて・・・」と不審者扱いの眼差し。

これでは、子どもが健やかに成⾧できると期待を持てる社会ではないと、私は思います。子どもを取り巻く環境が悪くなっていくのを、教室に通ってくださるたくさんの生徒さん、そしてその親御さんを見ていて日々感じています。何か、これからのお母さんや子どもたちに出来ないか・・・⾧い間考えていました。

そして、NPO 法人わらべうたベビーマッサージ研究会に出会いました。こちらは、助産師をなさっていた奥田朱美先生考案、独りぼっちのお母さんを応援！！とても温かい気持ちになれる団体です。
このコースは、音楽とリトミックを中心に、色々なものをコラボしての子育て応援「わらべうたベビーマッサージ」です。

子育ては、赤ちゃんが産まれる前から始まっています。マタニティママの健康、栄養状態、巷には、たくさんのベビー用品が売られていますが、赤ちゃんに弊害をもたらしている物も、実はたくさんあります。そんなこと、わかるの？と、聞こえてきそうですが、それは生徒さんを見ていて気が付きます。

今では保育園や幼稚園で、子どもたちに教えられることが少なくなった日本の文化、「わらべうた」や、情景がありありと浮かび、美しいメロデイで作られた童謡などをたくさん取り入れ、親子で楽しんで頂けるレッスンを目指しています。

子育ての悩み、不安をこのレッスンで吐き出してくださいね。そして音楽を通して、ママもリラックス、気分も晴ればれ、赤ちゃんも元気！！
そんな場所にしたいと思っています。

NPO 法人わらべうたベビーマッサージ研究会のホームページはこちら