2歳のリトミックー2|2018/12/07
今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。
日が暮れて、少しずつ冷えてきましたね。夕方、レッスンに来る小学生は、季節によって
レッスンが終わって教室を出る時に、外の明るさで季節を感じる、「暗くなるから、はやく帰ろう」
そんな会話を交わして、見送ります。いつまでも、私に手を振ってくれて、帰って行きます。
前にも2歳のレッスンの様子として、お絵かき、抱っこ紐、手の力ということをお伝えしました。
今回は、ハサミを使っている様子をご紹介します。
2歳の女の子ですが、きちんと正座します。ダラダラ座っていても、作業がやりにくいとわかれば、
自分からサッと正座します。ハサミは危ない、「ダメダメ」とお母さんに言われ続けていると、
いざ、出来る時期が来ていても、叱られることはやらない、頑固に拒否してしなくなってしまいます。
お母さんの言葉かけはとても大事ですね。
自分でコツをつかめば、あとは無心に手を動かします。右手の薬指と小指を上手に使うことがまだ
できないですが、紙を切っていくことは、上手に出来る様になりました。ここでも、物を握る力(ここではハサミ)が弱いと、上手くできません。
このお子さんも、2週間くらい前には、上手くハサミを持てなくて、あまり上手に出来なかったですが、
成長しましたね。この日は、前のレッスンの時に比べて、手が少し大きく、しっかりしていた印象を
受けました。
切った紙は、ゴミではありません。子どもにとって大切な物。袋に一つずつ入れて持ち帰り、
のりで貼って作品として完成させました。教室に大きな掲示板を作っていて、そこに毎週つくったものを
自分で貼ります。
このお子さんのお母さんは、レッスンで取り組んだことをなるべくそのまま、お家で再現できるよう、
とても頑張って下さっていることが、会話の端々からわかります。週に一度、一時間やったからと
言って、お家で何もしなければ、こんなに身に付くことは難しいかもしれません。
いつもお伝えするのは、こうして座ってなにかをしている知育の部分が多くなります。
音楽的なことももちろん、たくさんやっています。2歳児さんでほぼ、音楽に合わせて正しく
ビート(拍)を打つことができるようになります。2拍子と3拍子の違いも、たくさんの動きの
中で、わかってきます。
歌を歌うことも、大好きです。一曲通してずっと歌うことは難しくても、聞いていないのではない、
不真面目なのではない、何かを考えている様子です。でも、「もう一回!歌う!!」と楽しそうに
カスタネットや、すず、マラカスを使って音楽に親しみます。
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