1.17 阪神淡路大震災の日に|2016/01/18
おはようございます。暖かい年始でしたが、厳しい寒さがやってきました。
皆様、体調に気をつけてくださいね。
昨日は1月17日。日曜日という好条件でしたので、三宮の東遊園地に
行きました。私はあの日、明石に在住、震度6強の揺れを経験しました。
思い出せば、水をもらいにならび、毎日リュックを背負い、家族が
本当に互いの安否を常に心にかけて、身を寄せ合って暮らしました。
献花して手を合わせるときに、なにも言葉が出てきませんでした。
亡くなった方の無念、生き残った者の悲しみ、南海トラフ地震がせまっている
恐怖、とにかく心がザワザワとするばかりでした。
杖をついていらっしゃる方が多かったのが、印象です。21年も経った、その
実感が、お見えになる方の様子から、うかがい知れました。
今、元気に教室に通ってくる子どもたち、大人の生徒さん、そして家族の皆さんが、
私が経験した悲しみ、恐怖を味わってほしくないと思う、しかし、そう思ったところで
なんの前触れもなく来るであろう次の災害に、何ができるか、とにかく生きていて!!
そんなことを思って東遊園地から帰ってきました。
震災を経験されていない方が、多くなっています。危機感は持っていらっしゃいますか?
震災を経験した方は、高齢になり、これまで続けた支えあいが継続困難になりつつある
ことを、いろいろな情報から知ることとなり、時間の経過の恐ろしさを痛感しました。
毎日、精一杯生きる。それしかないのだと思っています。だから、レッスンも、一回一回
大切にしないといけない。また来週でいいやん・・・それはダメなんです。
私が、来週存在していないかもしれない、明日、レッスンができない状態になって
いるかもしれない、どこかで、そう思っています。
でも、明るく、元気に、おおきな声で、笑顔で!!毎日、生きていたいです。