映画 モンテッソーリ 子どもの家を見てきました!|2021/03/03

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

いいお天気ですが、気温は低くて寒いですね。暖かくなったり、寒さが戻ったり、三寒四温とはよく言ったもので、こうして春が近づいてくるのですね。

今日は、いま、公開中の映画「モンテッソーリ 子どもの家」を見てきた感想を、お伝えします。

はな音楽教室では、田中昌子先生に教わりましたお家でできるモンテッソーリを、リトミックの生徒さんはもちろん、小学生とも実践しています。

この映画はフランスのモンテッソーリ幼稚園の子どもたちの様子を描いています。教室で見える子どもたちの様子と同じような場面が出てくると、本当に嬉しくなり、きっと立派な大人になってくれると確信を持つことが出来ました。

教室で出来ることは、本当にモンテッソーリ教育の中の一部ではありますが、映画の中にでてくる「集中現象」という子どもの姿は、教室では頻繁に見ることができます。

リトミックのカリキュラムから離れすぎているかな?もう少し音楽を入れないと・・・と私自身が悩んだり、不安に思ったりすることが今までは、ありました。

でも、お家でできるモンテッソーリ教育をレッスンの中に取り入れ、幼児時代からレッスンを続けてくれている小学生の姿を見ていると、悩んだことや焦ったことが吹き飛んでいきます。

今、出来なくてもいい。それは子どもがやりたいと思っていないから出来ないのであって、能力がないから出来ないのではない。待つこと、そして興味を持ったタイミングが来ていることを見逃さないこと、何度も何度も繰り返し出てくるモンテッソーリ教育のこの姿勢を、時には忘れて、もう年中さんだからここまで出来るようになってほしいと、大人の押し付けを振りかざしたところで、うまくいきません。

なぜ、うまくいかなかったのかな・・・そんなことをいつも考えます。そう、待つこと、今、それをやりたい時期ではない。そうだった・・・そう思いなおし、レッスンの内容を考え直します。

この映画を、たくさんの親御さん、幼児教育に携わる方に、見ていただきたいです。本当に見ていただきたいです。

是非、映画館に足をお運びください。子どもは大人の言いなりになりません。言いなりの子どもにしてはいけません。自分で考え、自分で決めて前を向いて進める一人の人間に、育てていかなければいけない、それが大人の役目ではないでしょうか・・・

映画モンテッソーリ 子どもの家 公式サイトはこちら

 

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