6月は、教室の壁面をアジサイの花、7月は夜空の星(七夕の天の川)に
しようと思って、毎週少しずつその子に応じた内容で、制作に取り組んでいます。
一年生になった彼は、私にアジサイの折り方を丁寧に教えてくれ、一週目にたくさん
作りました。二週目、作ったアジサイを思うように重ねて素敵な花を作りました。
先のブログに1歳から、両手を使うことが大切と書きましたが、折り紙も、制作も
本当に想像力を働かせ、手をよく使います。同じものを作っても、手先の器用な子、
不器用な子は、はっきりと表れます。最近は手や指の力のない子も増えています。
手先の器用さは、学習能力、鍵盤演奏能力に直結します。
彼は、3歳からリトミックに来ています。ちょうど弟君が生まれて、お母さんが
育児休業中でした。だっこされる弟が気になる、お母さんが気になる、弟君が大きく
なってくると、レッスン中に二人でプロレスをしていました。
それでも、なんとかカリキュラムをこなして、リトミック総仕上げの段階まで来ています。
男の子は、照れ屋さんです。歌うことが恥ずかしかったり、リズム打ちができなくて
するのを拒否したり、それはそれはいろいろなことがありました。でも、今では私が
ドレミで歌う歌を、すぐに覚えてオウム返しに歌い、演奏できるまでになりました。
私が演奏しているのは、彼が弾いているメロディーに対する伴奏です。子どもが演奏
するのは、メロディーだけですが、常に正しい和音(ハーモニー)を聴きながら、
音楽をメロディー、ハーモニーの全体像として、感じてほしいと思ってレッスンを
しています。そして、リトミックを卒業して、いよいよ本格的に鍵盤演奏に向かっていきます。
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今日は。今日は朝からジメジメ、蒸し暑い一日です。少し動くだけでも
汗が出ますね。小さなお子様には、充分な水分を飲ませてあげてくださいね。
火曜日の11時から、リトミックのレッスン時間をとることができるように
なりました。幼稚園に行ってらっしゃらないお子さんで、ご希望があれば体験レッスンを
させていただきます。是非、お問合せください。
写真は、1歳クラス(1歳3か月)の生徒さんと一緒に作りました。
シールを貼る作業ですが、左手でシールの台紙を持って、右手で一枚ずつ取って貼ります。
お子さんをよく観察してください、片手で物を取ることが多くなっていると思いますが
両手を同時に使うことが出来る様に、言葉をかけます。お母さんもよく協力してくださいます。
もう、トイレトレーニングをなさっていますよ。立派です。
1歳6か月までのお子さんと、1歳6か月を過ぎて2歳までのお子さんでは、随分できる
ことが違います。でも、この生徒さんは本当にジーッと私のすること、言うこと、見せる
ものを吸収しようとしているようです。黙って、私を見てくれます。真似をしてくれます。
音楽に合わせて体を動かすことに、少しずつ慣れてきました。まだ、レッスンを始めて
2回目ですが、すっかり慣れてくれています。
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こんばんは。梅雨入りしましたね。今日は、朝から降ったりやんだりです。
体調を崩されないよう、皆さん、お気を付けくださいね。
クラスコンサートを5月15日に終えて、29日にエレクトーンの生徒が5人、ヤマハエレクトーン
フェスティバル、通称EFという大会に参加しました。コンサートでの曲をもう一度、演奏
する感じで、毎年取り組んでいます。
それぞれの生徒は、自信に満ち溢れた表情で、それほど緊張している様子もなく、舞台を楽しんだ
ようでした。
このフェスティバルは、小学校低学年、高学年、中学、高校、一般と年齢で部門が分かれています。
それぞれの部門で演奏し、審査員の審査により2人が賞に選ばれ、一人は、今月に行われる
一段ステップの高いEFに出場します。
私の教室でクラスコンサートと呼んでいる、いわゆる発表会というものは、とても大切なものです。
誰にとって大切か、それは、演奏する生徒にとってです。その日に向けて何回も練習する、出来上がる
喜び、本番前に緊張から一度、演奏が崩れたりします。リラックスする中でも冷静に自分を見れること、
そして本番、失敗を恐れず演奏を始める、あっ、間違えた・・・でも止まらないで弾き直さないで
前に進む。弾き終えてもまだ、心臓はバクバクしている、なんとか、お辞儀して舞台を下りる。
お客様の拍手を後に、舞台袖で、私にやれやれ、終わった!という表情を見せる。
いろんな気持ちを経験します。学校生活や塾などでは経験できない、だけど自分自身としっかりと
戦って、自らにエールを送り、集中して取り組みます。確実に感じる達成感。これこそがとても
大切です。
今、神戸新聞に有名な進学塾、希学園の園長先生が「受験のココロ」という題で、連載なさっています。
とても面白いです。希学園!!そこの園長先生がどんなことをお書きになるのだろう、一に勉強、
二に勉強とお書きになるのかと、最初にこの連載記事を読むとき、ドキドキしました。
しかし、そこには、私が生徒たちに対して考えていることと、同じことがたくさん書かれてあります。
5月は「達成感がやる気を引き出す」というタイトルです。「大人が、子どもの欲しい物をぶら下げて
それを目当てに、頑張らせようとすることがありますが、これは効果が長続きしない、場合によっては
子どもに間違った価値観を育ててしまう。子どもが正しく成長していくためには、最終的には与えられる
ご褒美ではなく、できる限り自分で自分に与えるご褒美をつくっていくことが、大切」と書いて
いらっしゃいます。
クラスコンサートとエレクトーンの大会に向けて準備し、出場し、無事演奏することができた、
これはまさにこの文章の内容を、実践したものです。コンサートを終えて、すぐにどの生徒も次は
どんな曲を演奏するか?考えています。もう心は次に向かって動き出しています。
こんにちは。本当にいいお天気ですね。お昼の暑さと夕方以降の涼しさの温度差の
影響で、風邪をひいている生徒が多いです。皆さんも、お気を付けくださいね。
先日、1歳3か月の女の子が、リトミックの体験レッスンに来てくれました。
作品は、シール折り紙をびりびり破って、いちごの形に用意した白い紙に、
どんどん貼り付けていきました。シールの裏の紙も、器用に自分ではがして
いましたよ。
色鉛筆で、点々を書いたり、線を書いたり。黄色いかごは私が用意したものです。
いちごが、かごに入っているように、上の部分は開けてあります。
これまで、リトミック研究センターの受け入れ年齢は、1歳6か月以上のお子さん
でしたが、1歳からの受け入れカリキュラムに新しくなりました。
同じ1歳でも、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子、いない子、それだけでも
かなりできることが違ってきます。乳幼児の脳のしくみや、発達について知識はあったものの、
改めて「こんなにできるんだ!!」と感動した場面が、今回の体験レッスンではたくさん
ありました。
なによりも、とても音楽が好きということが、小さいからだから伝わってくる、嬉しい瞬間が
ありました。一生懸命、私の言うことを聴こう、やってみよう、という意欲が本当によく
伝わってきました。興味津々、こちらを見つめる小さな瞳は、キラキラ、そしてとても真剣でした。
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こんにちは。昨日からの雨が嘘のような、いいお天気ですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
5月15日、元町にありますラッセホールにおいて、クラスコンサートを行いました。
最年少は2歳、最年長は70代です。演奏はもちろん、ダンス、歌、リトミックと
たくさんの内容で、お客様に見ていただくことができました。
ラッセホールのスタッフの皆さんが、とても良くして下さいましたので、本当に
安心して進行することができました。
すでに、次回のクラスコンサートに向かって、打ち合わせや選曲が始まっています。
毎年発表会をなさる個人宅教室が少なくなり、一年半か二年に一度という先生が多いです。
準備や費用の面では、本当に大変なのですが、私はコンサートを終えて、楽しかったという
お客様や生徒さんの感想や、笑顔に背中を押されて、毎年続けていこうと思っています。
コンサートの様子は、ホームページでご覧いただけるよう準備していますので、しばらく
お待ちくださいね。休む暇もなく・・・頑張っていきます!!
おはようございます。ゴールデンウィークが終わると、雨続きですね。
気温の差が大きいので、風邪をひかないよう、気をつけていただきたいです。
はな音楽教室のクラスコンサートが、次の日曜日となりました。
生徒さんには、いろんなことを手伝ってもらいながら、進めていきます。
この日に向けて、約半年、長い生徒さんで一年かけて、練習の成果を発表する日です。
写真は、2歳のリトミック生徒さんです。クラスコンサートでたぬきの歌を歌います。
帽子はたぬきのお顔、しっぽもつけています。こんなアイデアを幼児教育のピアノの
生徒が考えて、作ってきてくれます。
彼は、コンサートの練習をした後で、台にのぼってジャンプしたり、次の台に歩いて行ったり、
恐る恐るだった動きが、だんだんとスムーズになり、恐がりで躊躇していたことが出来るように
なってきました。お母さんは、本当に喜んでいらっしゃいました。
お母さんからみると、少々乱暴なことでも、教室ではやってみます。ケガをしないように
しっかりとみていますよ。そして、できなかったことができるようになる、その手ごたえを
小さいながら、感じています。繰り返し繰り返し、何度でも挑戦しています。自分の意思を
しっかりと持って、動いています。
そんな姿をみていると、机に向かってじっと何かをすることだけでなく、からだを動かしながらも
集中力はついていくなあと、子どもの姿から教えられます。
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こんにちは。お休みのあとの雨、昨日は暑いくらいでしたから、今日は
ひんやりとしていますね。
はな音楽教室では、生徒さんに季節を感じてほしい、手先を使って作品を
作ることが好きな子どもに育ってほしいというねらいで、壁面を作っています。
4月はお花畑、5月はお花畑の上空にたくさんのこいのぼりが泳ぐ様子を、2歳から
6歳の生徒と一緒に作りました。
2歳で少しの間、のりの感触が嫌になるようです。1歳の時は嫌がらなかったのに・・・と
お母さんはイライラなさるのですが、大丈夫です。少し経つとまた、どんどんするように
なります。
本当は、毎月作っていきたいのですが、限られたレッスン時間の中では思うようにならず、
2か月に一枚のペースです。新しいものに変わる時、まだ何もない風景に、すこしずつ、
誰かが作ったものがプラスされていく。次にレッスンに来た時に「あ~、これ、かわいい!」
「前より増えてるね」「誰が作ったの?」など、お話しています。
大きい子には、小さい子にはできないから、頑張ってたくさん作って!とか、難しいものを
作ってと言って、小さい子にはできないことを、引き受ける実体験として取り組んでもらいます。
子どもたちの心に感じるいろいろなことが、一緒にレッスンをしていなくても、お友達が
いるんだ!と思ってくれる。壁面をみんなで作ることが、違う意味でとても大切だと実感し、
共有しているようなことです。楽しくて、止められませんよ!
こんにちは。まだお休み中の方もいらっしゃると思いますが、ゴールデンウィークは
いかがお過ごしでしたか?楽しい思い出が、たくさん出来ましたでしょうか?
私のゴールデンウィークは、発表会の最後の準備のためのお休みというところです。
教室では、発表会と言わずにクラスコンサートと言っています。プログラムの順番に
どんどん演奏するだけでなくて、アンサンブルやダンス(写真はみんなで練習中の様子)、
歌も取り入れています。
お客様にはもちろん、演奏者が楽しいと思えるものにしたいと思い、クラスコンサート
という呼び方にしています。
会場は神戸元町 ラッセホール、開場11:00 開演11:20 入場無料
終演予定は12:30です。ぜひ、遊びにきてください!!
引き続き、小学生のレッスンもご紹介します。
今、発表会に向けて、全員での演目の練習のために、土曜日に集まって練習しています。
練習のあとで、こちらは「糊貼り」の教材をやってみました。
糊も、今や修正テープみたいなものが売っていますね。そういうものではなくて、
筆を使って糊を塗る、自分の決めたパーツを貼っていくというものです。
小学一年生から五年生まで、五人集まりました。机の上が散乱していますが、それぞれが
作ってみたい台紙を選び、貼りたいパーツの色選びなどに夢中になりました。
パーツを自分で切る、小さなお皿に糊を入れて、筆にとって台紙に糊を塗り、ひし形や正方形、
三角形を組み合わせて貼っていきます。
一人、2枚くらい作ったら、飽きるだろうかと思っていましたが、多い子で6枚作りました。
糊がうまくつかなかったり、台紙とパーツの大きさが少し違っていたりと、ハプニングも
ありましたが、みんな黙々と作業していました。
一枚目の写真の手前の女の子は、あまり正座をしたことがない子ですが、正座することが
作業を続けるには一番いい姿勢だと、自分で気が付いたと思います。しっかりと座れて
います。
学習習慣をつけるためには、しっかりと座れないと頭に入らないと思います。
こうして作業を続けることは地味なことに見えますが、夢中で取り組む集中力が養われ、
学習に対する取り組み方や、やり遂げる根気を身につけてもらえるといいなと思っています。
そのことは、音楽を勉強する上でも、練習に対する集中力、持続力を維持できる精神力を
持って、やりこなしていける力に通じると思うからです。完成作品の一部です。
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こんばんは。花粉がとてもたくさん飛んでいるようです。
私は喉に症状が出ます。歌ったり喋ったりが多い毎日なので、とても辛いです。
みなさんは、いかがでしょうか?
写真の男の子は年長さん、お住まいは名古屋なのですが、お母さんのご実家が岡本なので、
長期のお休みに必ずリトミックに来てくれます。
どんなことでも明るく「やってみる!!」と、取り組んでくれる子です。これは、折り紙を
二つ折りにしてはさみをいれる、紙を開くと左右対称のものができるモンテッソーリ教材の
うち、対称切りというものです。興味をもつかどうか、半信半疑で二つ折りの折り紙を渡し
ました。
彼が切って開いてみたときの驚き様といったら、とても説明できませんが、「なんで?
楽しい~!!」と気に入ってくれました。
一番初めは、写真に見える茶色の「木」を、切るところは直線ばかりなので、一枚やってみました。
わりと上手に切りました。では、曲線はできるかと思って真ん中あたりの(お猿さんのつもりです)
クネ~っとしたものに挑戦しました。「難しいね」と言いながらも、なんとか諦めずに切りました。
切ったものをどうするか、ノートに好きなように貼っていくことにすると、木にお猿が
上っている。ちょうど桜が満開だったので、さくらの花を作ろうということの.になりました。
桜の花は折り方がひと手間かかるので、私が折りましたが、切るのは彼がしました。
どうしても、なぜ花びらができるのか、関心があって花をノートに貼っては、残った折り紙を
開いてみたり、折り目に沿って、もう一度自分で折ってみたり・・・いろんな角度から
彼なりに考えているという感じでした。
用意したものは、全て切って貼り付けてしまい、もっと貼りたいと注文されて、桜や木、
風船などをまた準備して、その日の夜におうちの方に取に来ていただきました。
こどもは夢中になると本当に集中します。彼も約40分の間、正座でこうして机に向かって
作業に取り組みました。驚き、感動、達成感を経験している、キラキラした、とてもいい表情でした。
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