リトミックの生徒の様子、続いては、一歳のSちゃんです。
2月がお誕生日なので、やっと一歳半を過ぎました。
小さくても、レッスンで楽しかったことをよく覚えています。前回のレッスンで楽しかった
ことを、Sちゃんは教室に来ると私に催促します。まだ言葉も話せないのですが、こちらに
きちんと伝わります。
Sちゃんを見ていると、お母さんが、どれだけ毎日の生活の中で子どもに言葉をかけ、工夫をこらし
子育てを頑張っているか、本当によく見えてきます。私も勉強させてもらうことがあります。
お母さんのおかげですね、Sちゃんは言葉の獲得がとても早いですし、正確です。
年齢の割に語彙数がとても多いです。素直で、こちらの話を聞こうとする姿が見えます。
最近、いやいやが始まり、お母さんとしては手を焼いているようですが、成長の過程で大切なことと
お話しています。今、教室に来て本棚の本を全部出してしまいたい!!勢いがすごいです。
そんな時は、子どもの気が済むまでやらせます。すっきりしたら、しなくなります。大人にとっては
少々迷惑なことですが、子どもにとっては、きっと、とても意味のあることなのだと思います。
1歳過ぎると、どの子も教室の本を出していますから!!
お母さんはわが子しか見ていません。心配なことが多くなると思いますが、私はたくさん見ています。
男の子と女の子の違い、年齢での特徴、それで当り前よ!と伝えます。
心配しすぎないで、子育てをしていただきたいです。
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今日は台風の影響で、とても蒸し暑いですね。昨日、レッスンに来た子ども達は、
久しぶりに始まった学校生活、金曜日には、いきなりの6時間授業にくたびれた
様子でした。
先週のリトミックはどの生徒も、成長ぶりがたくさん見られた一週間でした。
その中でピックアップして、お知らせしますね。
二歳クラスのK君は、今、図鑑とエレクトーンに夢中です。
教室には、幼児向けと学童向けの図鑑が置いてあります。子どもが図鑑を
見たい時は出来るだけ見せています。(興味を持つタイミング、知育の観点から、とても
大切なことだと思うからです。)
今の図鑑は、写真が綺麗ですね。私が小さかった時のものとは比べ物にならないです。
K君は今、海の中の生き物に興味があって、知らない生き物の名前を聞いてきます。
覚えようと一生懸命です。そんな時には、文字も意識してゆっくり発音しています。
先週、私が名古屋に行って、名古屋の水族館で撮った白いイルカ、ベルーガの写真や動画を
見せてあげると、何度も何度も見たいと言って真剣に見ていました。
K君は、エレクトーンにも座りたくなって、鍵盤をたたいています。リトミックですから、リズムを
感じるレッスンでなければいけません。エレクトーンには、キーボードパーカッションという機能が
あって、鍵盤をひくと太鼓やシンバルの音がでます。
これを使って、本当はお母さんと手合わせという課題を、一人でエレクトーンを使ってします。
なかなか上手ですよ。研究センターのカリキュラムをより掘り下げて、レッスンに取り入れています。
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夏休みも終わりですね、新学期が始まります。お母さんとっては、やれやれといった
ところでしょうか?
9月開講、年長さんを対象にしたさくらさく幼児教室を、ずっと準備しています。
昨日は、論理・推理・推測というカテゴリーを、おさらいしました。(講師が十分な準備を
していなければ、子ども達には伝わりませんから!!)
私はおそらく典型的な女性脳です。空間で図形を考えたりすることが、あまり好きではありません。
地図を見て、どこか知らないところに出向く。スマートフォンがあるから、出かけることに
不安を持たなくなりましたが、誰かが連れて行ってくれる方がいいです。
さくらさく幼児教育の内容をおさらいしていると、こんなことを小さい頃にやっていれば、
思考回路が今とは違っていただろうと思うことが、たくさんあります。
小学校の高学年で、いきなり空間図形や面積を求める、右に回転させたらどれになるか・・
などの問題が大好き!ではなかったです。何とか解いたという感じです。
さくらさく幼児教育は、段階を追って将来に図形の問題などが出てきても嫌にならずに取り組める、
そんな設題がたくさんあります。
難しい問題を子ども達が生き生きと取り組めるような工夫が、随所にあります。
読み書き、そろばんとは昔からよく言われました。今はそれにプラス、お行儀、挨拶です。
そんなこともしっかりと身につけてほしいと思っています。
9月中は体験レッスンになるかと思います。月曜日15時~16時、本山中町教室で行います。
是非、お問合せ下さい、お待ちしています。
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今日は、雨が激しくなってきました。心配ですね。皆さん、気を付けて
今日一日をお過ごしください。
27日土曜日に、久しぶりに名古屋に行きました。
毎年行われる「全国子ども大正琴コンクール」に、舞台で演奏するライブ部門や教室で
練習の成果をビデオに撮影して参加するビデオ部門、どちらかに生徒が参加しています。
今年も、初めて大正琴を演奏する二人の生徒がビデオ部門に応募していて、二人とも賞を頂きました。
今年で8回目を迎えるこのコンクールに、5回以上参加した指導者ということで、私も他の先生と
ともに表彰されました。
大正琴は日本で生まれた楽器で、入学前くらいの子ども達でも演奏できます。
是非、今以上に広まってほしいと私は思っているので、エレクトーンやリトミックに
来てくれる生徒に、演奏してもらいます。
大正琴は奥が深い楽器です。いろいろな演奏法がありますが、一台の大正琴からは一つしか音が出ない
(ピアノや鍵盤ハーモニカなら、同時に押さえただけの音が出ますが、リコーダーは一つの音しか
でませんね、それと同じです)ので、アンサンブルをすることで、楽しみがふえます。
毎日、子ども達と接していて感じることは、私が小さかったころに覚えた素敵な曲が、伝わっていない
ことです。まどみちお先生や中田喜直先生の曲、詩がとても素直で素敵で、可愛らしい。
語りかけるようなメロディーがついて、本当に素晴らしい曲がたくさんあるにもかかわらず、
どんどん忘れられていくようです。
教室では、そんな曲を一曲でも多く、生徒たちに伝えたいと思い、レッスンに取り入れています。
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今日は。お盆が過ぎてもなかなか涼しくなりませんね。
夏のお疲れがでていませんか?お気をつけ下さいね。
ブログに、なかなかエレクトーンレッスンのことが書けません。
それは、一回のレッスンをとても集中しているので、写真は写せないですし時間との
戦いの中でのレッスンです。レッスン中、時間を一番を気にするのがエレクトーンです。
今、小学生が3人それぞれの到達点に向かって、グレードテストのために頑張っています。
テキストの中から課題曲を演奏する、耳でメロディーや和音を聞き分けるという項目があります。
特に聞き分ける(聴音といいます)試験は、それまでに何でそんなことをするのか?と疑問に
持つほど、繰り返し繰り返しこつこつと積み重ねたことが、生徒にはこういうことのためにやっていたのか!
聞こえる音がわかる、できるできる、弾いてみるね!!という風に変わっています。
ヤマハメソードの特徴でしょうが、聴音ができるようになると、違う調性でも演奏するという力がつきます。
例えばメリーさんの羊をミから歌う、最後はドで終わるハ長調です。これをシから歌う、最後はソで終わります。
一度体験すると、生徒はテキストのいろいろな曲をすべて、初めの音を変えて弾いてきています。(移調といいます)宿題に出さなくても、勝手に弾いてきますよ。どの子も、おもしろいなあという顔をしてます。
そしてエレクトーンはいろいろな音色を選ぶことができます。たくさんあるボタンを押しては、
こんな音、おもしろいなあ!そう言っては一曲を、いろいろな音色に変えて演奏しています。
もう一つはリズムです。ジャズスタイルも早くからテキストに入っています。そして、テンポを
変えることで(速くしたりゆっくりしたり)曲の感じが変わる、とにかくどんどん早く弾きたいと
いう子もいます。ニコニコして、テンポを速くしています。できるかできないかエレクトーンと
競争しているようです!!
音楽の楽しみ方が、ここにあると思うのです。楽譜を見て演奏するだけでなく、いろいろなことができるし
やってみたらいいということを私は伝えたい、そう思っています。リトミックのレッスンにも、私は
エレクトーンで演奏します。海の中、夜空の星、子守歌・・・それぞれに合うと私が思う音色を選んで、
演奏します。子ども達の心に、どんなイメージが膨らんでいるか・・・見えないですがきっと素敵な
イメージが膨らんでいると信じています。
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そろそろご家庭のお父様の夏休みも終わるころでしょうか?それぞれのご実家に
帰省されたりと、たくさんの思い出作りができましたでしょうか?
今日、ご紹介します一歳児さんも、夏休みの帰省の間にレッスンにきてくれました。
一歳5か月になっていました。
おはじきに興味を持ち、できないかなと思いながらも紐を目の前に見せると、紐の先に
おはじきを通そうとするのです。すごいなと思いました。おはじきを通した後で紐を引っ張る
ことはできませんでした(リトミック研究センタでは2歳児のカリキュラムです)が、
集中して紐の先を見ていました。
一つか二つでやめるかと思っていましたが、たくさん通しましたよ。小さいからまだまだできないと
つい大人は考えてしまいますね。でもそれは、子どもの芽をつんでいるのではないかと感じました。
これは、積み木の上におはじきをのせて、かごに入れようとしています。もちろん落ちてしまいます。
何度も何度も落としてばかり。でも、上手にできたら自分で手をたたいて「できた!できた!
上手!上手!」と、ご満悦です。
お母さんは、この子は家では怪獣みたいでじっとしていることがないので、びっくりだとおっしゃいます。
教室でも怪獣ぶりを発揮することがありますよ。でも、こうしてきちんと座って取り組むことが、わずか
一歳でもできるということを、子どもから教わります。
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おはようございます。夏休みもあと2週間となりましたね。
楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。
この夏休みの間に、在籍生徒と一緒にいろいろなことをしました。ブログでもお伝えして
しているように、どの子も生き生きと取り組んでくれます。そんな子どもの姿を見て、知育クラスを
開きたいと思いました。(私は、NPO法人日本こども教育センター知育認定講師でもあります)
これまでに、たくさんの子どもを見てきて実感しているのですが、小学校入学を控える幼稚園年長さんは、
この冬あたりにグッとのびてきます。
その時期を大切にし、学校で勉強するということが楽しいことだと感じてもらえるような、
知育クラスを開講します。
さくらさく幼児教育のカリキュラムと、リトミック研究センターのカリキュラムの一部を
取り入れます。集中力をつけ、落ち着いて座る癖をつける。小学校で始まる鍵盤ハーモニカに
苦手意識を持たず、勉強も音楽も大好きな子どもに育ってほしいと願います。
開講は9月5日月曜日から、毎週月曜15時~16時 本山中町の教室です
入会金は5000円 月謝は7000円 2名~4名程度のグループレッスン
体験レッスンは8月22日、29日15時~ 参加費は1000円です。
9月に入ってからでも、空きがあれば受け付けます。
子ど達の将来が、輝かしい希望あふれるものになってほしいと願っています。
詳しくは直接、教室にお問合せください。お待ちしています。
今日は。お盆を過ぎましたが本当に暑いですね。熱を出している生徒が出ています。
皆さん、気を付けてくださいね。
夏休みの間、いろいろなことに挑戦しています。シール貼りに続きパズルや折り紙、勉強会を
ご紹介します。
この日は50分間位、小学生は宿題を、幼稚園児はさくらさく幼児教育の知育プリントを
しました。そのあと、折り紙で金魚を作っています。一人ひとり目標は金魚を25匹!!
折っては切れ目を入れてそれらしく見えるように、どの子も夢中です。
男の子は、とにかく作る、作る、作る!あと何枚だ?なんて言いながら、口を動かさずに
手をしっかりと動かしていました。女の子は自分で折った金魚を見て、とてもうれしそう
でした。
実は今、教室には小学2年生が多く来てくれていて、スイミーを習っていると教えて
くれました。そこで考えたのです。たくさんの金魚を大きな一匹の魚にできないか・・・
私も20匹以上の金魚を作って、試作しました。
写真の男の子の頭の上に見えるのが、私の考えたスイミーです。何匹も魚がいるようにみえますか?
机の上には、それぞれが折る金魚でいっぱいです。作品は今週、集まって作り上げる予定です。
どんな作品になるか、またお知らせしますね。
勉強をして折り紙に移る前に、音楽に合わせてダンスをしました。
いつもいつも楽器に向かうだけが音楽教室ではない。そこに音楽があること、それが全部
音楽教室であっていい、そんなことを子どもたちが集まることで、私に教えてくれた気が
します。そのためにはリトミック教育がとても有効で、アプローチしやすいことを、改めて
気付きました。
今晩は。毎日暑さが厳しいですね。夏休みに入り、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
昨日、教室の生徒さんと一緒にモンテッソーリ教育法(さくらさく幼児教育のプログラム)
の中のシール貼りをしました。
小学2年生、幼稚園年長さん、年少さんが集まりました。
男の子が年長さん、女の子が小学生です。はじめに両手を使ってシールの貼り方を説明し、
作ってみたい図案をそれぞれが選びました。それから誰も口を開きません。ただただ
作品に取り組んでいました。
正直、びっくりしました。すぐに飽きてしまうだろうか、どれくらい手伝わなければならない
だろうか?と案じていましたから。女の子は本当に45分間一言もしゃべらず、完成した時に
「できた!!」とだけ、言いました。特に年少さんが最後まで頑張ったことには
本当に感激しました。みんな、45分間正座していました。
子ども達の可能性って何だろう?学力低下が言われる中で、その原因は???ということを
よく考えます。一つは生活が便利になり過ぎ、ボタン一つでなんでも片付く、家族みんなが
機械(レンジや全自動洗濯機など家電製品をはじめ、自動鉛筆削りなど)に頼り、自らの知恵を
しぼり工夫することが少なくなった。手を使わなくなったことは、大きな要因だと私は思っています。
本当に子どもの能力は低下したのか?
そんな疑問を突き止めたい、子ども達の力を信じたい、そう思ってこの夏休みには、
モンテッソーリ教育法の中から、できることを実践してみたいと思い、7月に入り準備に
時間を費やしていました。そして昨日の子ども達の様子を見て、大人の責任を痛感しました。
子ども達は、なんでもできます。挑戦することが大好きです。やってみようという意欲を
持っています。大人が子ども達の能力を引き出してやれるだけの準備を、できないでいるのでは
ないかと思いました。
近所の本屋さんには、たくさんのドリル形式の物が並んでいます。お求めになっていらっしゃる
ご家庭も多いと思いますが、買い与えるだけではダメな気がします。昨日、シール貼りの間に
私が子ども達にかけた言葉は、「シールは足りてる?なくなったら教えてね」「きれいに
貼れているよ」。それくらいです。子どもが黙って真剣に取り組んでいるので、私は黙ってじっと
見ていました、寄り添っていました。
全員の達成感にみちた顔、この経験と子どもの心の中に広がったであろう爽快感、それこそを
大切にしていけばいいのではないかと、感じました。
本当によく頑張った年少さんの完成作品です。
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子ども達の七夕飾りを作る前に、教室の壁面も完成しました。
星は、三角を三枚重ねて作りました。ほとんど幼稚園児さんに作ってもらいました。
笹は本物を分けてくださる方があって、笹のいい匂いがしますよ。
笹飾りに隠れていますが、リトミック研究センターの教材の中に、星に縫いさし(モンテッソーリ教育法
のうちの一つです)をするものがあり、小学生には縫いさしをしてもらいました。
在籍生徒が、何らかのかたちで教室の制作に参加するようにしています。
最近では、小学生の生徒は自分のポジションをわかっているのでしょう、小さい子にできない
ことを、するよ!!というようなことを言ってくれます。手伝ってくれて、助かった!!素敵に
出来て、よかった!という会話が出てきます。
長く来てくれると、レッスンは本当にいろんなことがありますが、見事に成長する姿を子どもが
私に見せてくれます。子どもの表情が日に日に立派になることが、とても嬉しいです。
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