はな音楽教室ブログ

幼稚園に採用が決まって・・・|2016/12/15

大学4回生で、幼児教育方面に就職が決まった方々、毎日どうしていらっしゃいますか?

ほっとしていますよね。でも、決まった就職先に行くと、どっさりとピアノの

楽譜を渡されませんでしたか?

 

you tube にアップした「虹の向こうに」を弾き歌いした生徒は、こんなにあるの?

と私もびっくりするほどの楽譜を渡されて、帰ってきています。でも、その楽譜を見ていると

とてもいい曲が選んでありました。古い歌だけれど、子どもにはいいなあと思うような曲が!!

 

さあ、卒業論文もある、卒業旅行も行きたい・・・ピアノは間に合うのか・・・

生徒はかなりショックを受けていました。

でも、やるしかない、制作の準備や園の行事、ピアノだけじゃないからこそ、4月になるまでに

しっかり準備してきてくださいというのが、採用してくださった園の意向です。

 

あきらめて、取り組まなければ、目に見えて困るのは自分ですよ。

すぐに職場に居づらくなって、仕事を辞めなければいけなくなる。そんな生徒も見てきました。

今からでも遅くないです。少しずつ、頑張ってください。自分のためでもありますが、園に

通ってくる未来ある子どもたちのために!!!

 

幼稚園の先生ピアノコースのページはこちら

クリスマス飾りー2|2016/12/15

クリスマス飾りとして、子ども達が作った作品をアップしますね。

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ポンポンを作っています。毛糸を巻きながら、何回巻いたか、唱えることがとても難しい

ことだったようです。黙って聞いていると数を飛ばして言ってしまったり、自分でも

いくつまで数えたか、わからなくなったり、少し厄介でした。

 

そして、しっかりと巻いているものを持っていないと、ぱらぱらとほどけてしまう。

いろんなことを考えていたと思います。写真は幼稚園年長さんです。

 

でも、出来上がりを見て、本当にうれしそうにポンポンを眺めていました。

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このブログの前の記事で作っていたこどもの作品は、こちらです。ツリーに雪だるまがありますね。

見えないでしょうが、この雪だるまの鼻は、立体的になっています。私が教えたわけではなく、

自分で考えて作っていました。

 

作品は、一週間だけ教室に飾らせてもらうように、子ども達に頼みました。自分の作ったものを

他の人にも見てもらいたい、自信があれば自然とそんな気持ちになれるのではないでしょうか?

自分が一生懸命作った。だから。見てください!!

素直にそういう気持ちで、教室に飾ってほしいと言ってくれます。

 

いろいろなことに取り組んでリトミック、知育、そしてエレクトーンもレッスンしています。

すべては、それぞれの子どもが自分に自信が持てて、教室に来ることが楽しい、そう思って

くれることを私は願うからです。健やかに賢く育ってほしい。それが一番の願いです。

 

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クリスマス飾りを作りました-1|2016/12/15

今晩は。今日は本当に冷えましたね。胃腸にくる風邪やインフルエンザが

流行っています。皆さん、気を付けてお過ごしくださいませ。

 

レッスン時間内にはできない取り組みですが、クリスマス飾りを作りました。

生徒たちは手を使って工夫することが大好きです。細かい作業も、集中して

やる抜く力がついてきました。

 

一時間座っていられなかった幼稚園年中さんが、今回は一時間半、大学での授業一コマ分ですね。

とにかく自分の作りたいものを、一生懸命に取り組んで作りました。

 

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こどもらしいお喋りもしますよ。「あ~失敗しちゃった・・・」なんて言ってます。

でも何度でも挑戦できるように、たくさん準備しておきます。どうして失敗なのか?

切り方を間違えた?切ることろを、どこか忘れていたところはない?

子どもの作ったものを一緒に見ながら話し、うまくいかなかったところを探します。

子どもは自分で「ここだ!!」と見つけて、「もう一度やってみよう!」と意欲を出してくれます。

 

ツリーやリースを作った感想として、生徒が「ツリー作りが楽しかったです。リースの中の線を

切る時が難しくて大変でした」と、書いてくれました。

 

左側の写真は、対象切りという項目です。とても小さなはさみをつかっていることを、

わかっていただけますか?とてもよく切れます。だから使う前にしっかりと危険だということ、

落ち着いて取り組まなければ、けがをすることを話してから使っていいことにしています。

難しい雪の結晶を切っています。

 

右側の写真は、小さなスパンコールをひとつずつ、ツリーに貼っています。色の配置、隙間を

なるべく作らないようになど、子どもが自分で考えています。

お店に売っているものを買うのは、容易いですしきれいです。でも、自分で作る楽しみを、そして

作ったものは世界に一つしかないもの、だから大切にしようとする。そういう気持ちをもてる子どもに

育ってほしいと思っています。

 

言葉で聞いたり、教科書を読むだけでは身につかないけれど、こうして自分で作れば物を大切にする、

工夫してみるということが、自然と身につくと思います。

 

次はお正月の祝箸の袋などを作ります。

もしも、レッスンに通っていないけれど、行ってみたいと思われる方は、一度ご連絡ください。

 

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大人のリトミック、リズム感と音符の長さ|2016/12/05

今日は。今日はビックリするほど暖かい一日です。私は、朝から冷蔵庫の中を

拭いて掃除しました。とても気分のいい一週間のスタートです。

 

youtube に「大人のリトミック」をアップしました。何をしているんだろう?と

思われますよね。現役の幼稚園の先生がモデルなので、お顔が出ないように撮影しました。

モデルの生徒は、理屈では音符の長さについては理解できているのですが、演奏すると

途端にあやしくなり、曲になっているのか?両手をあわせて演奏すると、わからなくなってしまうことが

多くて、時間をかけて努力はするものの、思ったほど演奏が上達しないというのが悩みです。

 

音符の長さについて、四分音符を1とした場合、八分音符はその半分の長さということは、

言葉と頭ではわかっています。小学校の算数ができれば多くの人は、ここまでは理解できますね。

長さについての理解を、実際に演奏すると、八分音符は四分音符の半分の長さということを、

しっかりと演奏できない、体が覚えきれていないからだと思います。

 

子どものリトミックでは、小学一年生くらいまで、徹底的に体を動かして音符の長さを身につけます。

ですから、エレクトーンやピアノを演奏する段階になっても、ほとんど苦労しません。

大人の場合、理屈が先になってしまい、手を叩いてリズムを打つという幼稚園児の年齢でやることを、

私から大人の生徒にやってくださいと、なかなか言えなかったのですが、あえてそれをスルーしない

ことがとても大事、この生徒も自分の弱点を見つけることができて、頭の中が整理できたようです。

 

今、偶数月にリトミックとタップダンスをやっています。鍵盤楽器が目の前にありません。

音楽と振り付けにあわせて、体を動かすことだけに集中します。この時使用した曲を、演奏の

レッスンの時に再現します。今度は楽譜を見て!!これが、アップした動画です。

そして初めて、体の動きとリズムと譜面が一致します。

 

(曲は、リトミックをずっと教えてこられている先生が、作曲なさったものを、

私がアレンジして、タップダンスの先生が使いやすいものにしています。)

 

映像では、足でずっと足ふみしています。これで拍を感じています。これがとても大切です。

リトミック研究センターの子どものためのリトミックは、子どものためだけではなく、どんな

世代の方にも共通して学習できる、優れた内容を含んでいると、私は思っています。

 

幼稚園、保育園の先生が、リズム感があやしい、ピアノが苦手、歌うことが・・・

先生がそんな気持ちでいたら、音楽が大好きな子どもたちに、音楽教育ができるでしょうか?

 

教室には、そんな疑問を持ちながら、なんとか頑張りたいと思う現場の先生が、レッスンに来ています。

みんな、それぞれの園で課せられた課題をクリアーできるよう、努力しています。

 

私は、音楽について知識があります。その知識を最大限に活用し、伝えることで、これからもずっと多くの

子どもたちに係わる先生たちの為に、力になりたいと思っています。

 

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幼稚園、保育園採用試験のピアノ対策|2016/11/29

こんにちは。とても気持ちの良い朝です。寒くなってきましたが、

皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?

 

今年、幼稚園教諭採用試験に取り組んだ生徒が、みんな合格しました。

私にとっては、わが子が受験するような感じで、なんとも責任の重い季節なのです。

でも、第一志望に無事、採用されました。

 

そこで、一人の生徒のピアノ弾き歌いの様子を、youtubeにアップしましたので、

是非、ご覧いただきたいことと、採用する幼稚園は何を求めているか、私が園長なら

と思ったときに、どんなことが出来る人を求めるか、そんなことを日々のレッスンの中で

生徒に話すことをお伝えしますね。

 

動画のタイトルは、「ピアノ、幼稚園の先生、採用試験対策」です。

曲は「虹のむこうに」です。

 

ご覧いただくとわかりますが、ピアノの演奏は何か所か間違って弾いています。

でも、歌は止まっていません。音楽の流れを止めたら、園児たちは歌えません。

もしくは、先生のピアノを無視して歌を続けます。

 

演奏者は、途中でわからなくなってパニックになりますね。ピアノを演奏することが

とても苦痛になって、練習が嫌になって、園に居づらくなる、やめたくなる・・・

本当は子どもが好きで、希望をもって就職したはずなのに、短期間で辞めてしまうケースが

多いでしょう。

 

大学のピアノのレッスンで、実際に職場に出ても通用するところまで、教わる時間がないと

思います。では、どうするか・・・

やはり練習をして、弱点を克服するしかない!!と思いませんか?

でも、ピアノは一人ではなかなかできないですね・・・

 

動画の生徒は、大学に入ってからピアノを始めました。やっと去年くらいから発表会でも

演奏してみる、幼稚園実習に行って「今の自分ではダメだ!!」と痛感して、本当に

よく頑張って練習を重ねました。不器用なところがある生徒ですが、自分のそういうところも

甘えて許してもらえるのは、学生の間だけだと、私にしょっちゅう言われて、負けないで克服

するために努力しています。

 

採用が決まっても、職場にでるまでに残された時間はわずか、やれるだけやるんだと、手綱を

緩めずに、練習を続けていますよ。大学生の皆さん、すでに働いている先生方、音楽は

子ども達にとって、本当に大切なものです。どうか、よりいいものを現場で使えるように

ご自身が頑張ってください。そのためのお手伝いを、私は惜しみません。

 

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小さくても、リトミックの時間は集中!!|2016/10/31

リトミックの生徒で、2歳児さんや年少さんも、いろいろなことを取り組みます。

最近、気になるのは握力が弱い子どもが増えていて、鉛筆がしっかりと持てないので、

文字を書くのが苦手なことです。勉強嫌いに結びつかないか、とても心配です。

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左の写真は、2歳児さん、少し硬めの小麦粉粘土で、ハロウィンの飾り作成中。かぼちゃや

おばけ、こうもりの型抜きをしています。小麦粉粘土を袋から出した時は少し硬いので、

しっかりとギューギューして!!と言って指先や手を使います。型抜きがしやすいように、

次はぺったんギューして平に、「えい!」と気合を入れて、型を押し当てる。

 

ギューとかぺったんと言うときに、リトミック的に節をつけて、一緒にします。

初めから全部の工程を、お母さんに頼らず一人でやりたい、その気持ちを引き出し、そして

かぼちゃができた!!という喜び、達成感をいっぱい経験しました。

いい表情で取り組んでいました。この子も2歳児ながら、30分くらいは飽きることなく取り組み

ました。

 

右の写真は年少さん。これはモンテッソーリ法の中の穴あけです。季節感を出したくて、

白い紙に書いた栗の絵をたくさん渡して、色塗り、穴あけをしています。正座ができるように

なりました。実は栗は10個渡してあります。足し算の導入も、ゆっくりですがやっています。

 

粘土も穴あけも、手や指をしっかりと使う、力をつけることがねらいに含まれています。

 

どの子もみんな、うろうろしません。しっかりと座って私の話を聞き、作業に取り組みます。

そして、「シンデレラのスープ」をリズムにのって歌います。本当に楽しいレッスンです。

 

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音楽教室もハロウィンで!!|2016/10/31

今日は。だんだんと朝晩が冷え込んできましたね。皆さん、風邪などひいて

いらっしゃらないでしょうか?29日に、モンテッソーリ法の中の課題を取り入れて

ハロウィンの飾り物を作りました。

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おおきなかぼちゃは、縫いさしをしています。裁縫ですね。女の子は白い紙に書いた

かぼちゃに色を塗って、バックステッチで縫いさしをしました。かぼちゃからはみ出さないように

きれいに色を塗ります。男の子は、橙色の紙に書いたかぼちゃに、普通にステッチしました。

学年が随分違うので、それぞれのやりたいことを尊重しています。

 

かぼちゃだけを上手に切り取ることが、とても難しかったようです。線にぎりぎりはさみを

入れると、せっかくステッチした糸まで切ってしまいそう・・・そんなことを考える、

気が付くということが大切だと思って、私からは何も言いません。

 

色塗り、ステッチの糸の色を選ぶ、縫いさしを始める、どれも、子どもの決めたことを尊重します。

縫いさしは約40分かかりました。特にバックステッチをした女の子は、みんながだいたい終わっても

一人黙々と、最後までやり抜いていました。

 

今、「やり抜く力」ということが本になり、話題を呼んでいますね。私も「やり抜く力」という

キーワードが入った本を、早く読みたいと思っています。教室でモンテッソーリ法の集まりに

参加する子どもたちは、自分の意見や意思をしっかりと人に伝え、いつも課題をやり抜いています。

 

本当はハロウィン飾りは、おばけやこうもりも作りたかったのですが、時間が足りなかったです。

2時間くらいは、頑張れそうな勢いの子ども達でした。

 

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タップダンスとリトミック|2016/10/27

今日は。今日はいいお天気ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

先週の土曜日に、教室の近くにある本山中町会館をお借りして、タップダンスと

リトミックをしました。動画は撮ってありますので、後日you tube へアップしますね。

写真を写すことができなかったので、ここで見ていただけないのが残念なのですが、

大人、子ども、あわせて15人が集まりました。

 

タップダンスの先生と相談した一曲を、タップとして、リトミックとして掘り下げ、

体を動かしていきました。私はリトミック担当。今回は、日頃生徒と接する中で、子どもたちが

身につけられていないと感じることを、取り上げました。それは、ボールつきです。

 

まず、ボールをしっかりと手、指を使って持てていない、手のしなやかさがおそまつなのですね。

それは、鍵盤楽器を演奏するときに、大きく影響します。一定のリズムにあわせてボールをつく、

しっかりと取る、音楽にあわせることで、ビートを意識する、そんな内容にしました。

 

手のしなやかさについては、手を使って何かを作る、お手伝いをするということが、少なくなり

幼児期に十分に使えていないことが、原因と考えられると思います。

 

発表会などで見たことはある人だけど、話もしない・・・個人レッスンですと、どうしてもそんな

ふうになってしまいます。そんな生徒同士の関係から、一緒に動く、笑う、ペアーになって活動する、

そういう経験をする中で、コミュニケーションを上手に取れる子どもになってほしいと思いました。

 

 

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スイミーに見立てて|2016/10/25

おはようございます。今朝はまた一段と気温が下がりましたね。

二十四節気の中では霜降、秋も末となり、霜が降りる時節です。

 

ブログの間があいてしまいました。実は長い間かけて作曲していたものを

提出する最終段階に入っていたのが9月、そして10月は来年のクラスコンサート

で演奏する生徒さんのリクエスト曲(楽譜のないものも、アレンジしています)を

楽譜におこしたり、どんな楽器構成で練習するかなど、取り掛かることが山のように

あり、なかなかブログを書けなかったです。

 

アレンジはまだまだできていなくて、あと半月くらいでなんとかしなければと、

焦っています。

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夏休みにモンテッソーリ法を取り入れた手作りの会を、何度も開きました。

その中で、最後に取り組んだものが、折り紙で金魚をたくさん折って大きな一匹に

見える様に作る。小学2年生の子どもたちが多かったので、学校で勉強したことと

教室で取り組むことがどこかで一致していたら、きっと心に強く残ってくれると

思って取り組みました。いかがですか?

 

写真の右上に見えているのは、ハロウィンの飾りを今週、みんなで作ろうと思って

試作してみました。ここにも、モンテッソーリ法がたくさん含まれています。

 

楽器を演奏することだけではなく、賢さというものはすべて手からの情報。

脳科学分野の研究が進み、いろいろなことがわかってきています。

その中でも、楽器を演奏すること、モンテッソーリ教育がとても効果をあらわすと

いうことが、証明されてきています。

 

引き続き、音楽と知育、モンテッソーリ法を取り入れた教室であるよう、努力しています。

子ども達が健やかに育ちますよう・・・

 

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苦手な算数・・生徒の様子ー3|2016/09/04

次にご紹介するのは、Mちゃんです。今年の春に、神戸に引っ越して来られて、小学一年生から

レッスンに来てくれている女の子です。すぐに演奏にうつる鍵盤レッスンの前に、一年間だけ

リトミック最終ステップに入っていただきました。

 

活発で明るい、とてもいい子です。その性格から、勉強に困っている様子は見えなかったのですが、

夏休みも終わる頃、お母さんから算数が苦手で計算に苦しんでいると、私にとっては意外な言葉を

聞きました。2学期から二ケタの計算が始まります。このまま学校が始まって、勉強につまずき、

この明るさがなくなってしまったら・・・そんな思いが、次のレッスンまでずっと、心の中に

もやもやとありました。

 

夏休み中最後のリトミック、音楽はそこそこに計算問題を一緒にしました。

おはじきで、数字を書いたりせずに(お勉強!!になるとMちゃんの気持ちが萎縮してしまうと思ったので)

とにかく、クイズを解いていくようにどんどんと問題を出し、おはじきを使って即答です。

 

次に、おはじきを使わず頭で考えて計算しました。できます!!どんどんできました!!

お母さんも見ていて、びっくりしていらっしゃいました。

 

家で勉強を見る時、親子って、甘えや苛立ちをお互い持ってしまいませんか?

なかなか家庭学習がうまくいかない原因ではないでしょうか?

気が付けば、結構きついことを子どもに浴びせている・・・「なんでできないの!」「あかんな~」・・・

子どもを否定してしまう言葉を、平気で言っていませんか?

 

子ども自身も、わかっているんです。苦手だということ、やらなければいけないということ。

でも、否定されたら自分はやってもダメなのかと、自分自身を卑下してしまいます。

 

音楽を教えるとき、前にやってできたことを忘れてしまって、また一からということが、あります。

そんな時、私自身、「前にやったエネルギーはどうなるのよ」と思うのですが、子ども達には

もう一度、あたかも初めて教える様に取り組みます。

そして、子どもが「思い出したよ!!」「わかった!!」といってくれるのを待ちます。

 

Mちゃんにおはじきを見せたとき、「お母さんが、おはじきは使ってはいけないと言うよ」と

言いました。お母さんの気持ちは十分わかります。まだそんなものを使っていて、どうするの??

だから、使わずに頭で考えてほしい、そういうことだと思います。

 

でも、ほんの少しだけ前の段階に戻って(Mちゃんの場合は、おはじきを使って計算すること)

しっかりと計算できる力をつけることが、結果的には前に進める。学習の習慣づけとはこういう事では

ないでしょうか?

 

音楽教室なのに知育?そう思われると思います。

教育関係で働く大人の生徒さんが、現場の様子を愚痴を含め、話ししてくれます。

そんなことになっているの??と、びっくりすること、悲しくなることが多いです。

 

音楽を教える中で、子どもにとって学習することとは?その有効な方法とは?そんなことを長い間かけて

生徒から教わり、自分の子育てを思い出しながら、私なりに実践してきました。そして子ども達が、

勉強が楽しいと思えるように手助けしたいと思い、知育コースを開きました。

 

今、リトミック+知育の生徒さんが大半です。リトミックを修了して鍵盤に上がってからも、知育の

カリキュラムはたくさんあるので引き続き+知育を望んでくださるご家庭があります。

子ども達が、本当に健やかに、そして自信を持って生きていける力を身につけてほしい。

それが、私の一番の願いです。

 

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