はな音楽教室ブログ

夏休みの鍵盤ハーモニカと、リコーダーレッスン|2017/09/11

今年も、たくさんの小学生が夏休みの宿題で、二学期の音楽会の準備でもある

鍵盤ハーモニカやリコーダーの練習に来てくれました。

その中で、3年生の女の子が書いてくれたレッスンの感想を、ご紹介します。

 

「いままで、むずかしいなと思っていたことが、この音楽きょうしつにいったら、とてもたのしく

なって、できたら(曲がふけたら)「かんたんじゃん!」と思いました。なので、これからも(教室に)

行き続けて、もっと上手になって、スラスラとふけるようになりたいです。

 

わたしがいま、やっているのは、けんばんハーモニカとリコーダーです。けんばんは、前前前世と

君をのせてです。リコーダーはびじょとやじゅうです。とくにけんばんは、とても不安だったので、

ここの音楽教室に行くと、とても上手になりました。とてもがんばったのは、シャープのところです。

これからもつづけていって、プロのようになりたいです。」

 

文章もしっかりとしたものですね。初めてお母さんと来られた時に、お母さんが外に出ていて

いいかとおっしゃったのです。初めていらっしゃるので、子どもだけ置いて・・・と

私は思ったのですが、本人がどうしても家族には聞いてほしくないと、強く言いました。

本人がそう言うのなら仕方ないし、ある意味、信頼してくださっているので、初めから私と

二人っきりでレッスンをしました。

 

感想文は子どもの書いてくれた通りに、アップしています。私が嬉しいのは、上手に演奏できるか

不安だったことが、「かんたんじゃん!」に変わっていった彼女の心の変化、きっと、鍵盤ハーモニカや

リコーダーは嫌いだったはずですが、プロのようになりたい、つまり練習して上手になりたい、練習すれば

それが叶うものだということを、身をもって経験してくれたということです。

 

頌栄短期大学で、音楽担当の先生とお話ししたことをブログに書きましたが、その時に大学の先生が、

今の子は、練習するということを嫌がる、コツコツと積み重ねる努力ができないとおっしゃっていました。

 

小学校で、鍵盤ハーモニカやリコーダーを、音楽の授業のたびに家から学校に持って行き、必ずお家に

もって帰りますか?今は、そういう風にしなくなりましたね。置きっぱなし。練習するという習慣が

身に付かないのだと思います。家に帰ってするのは、いわゆる教科学習だけになっていませんか?

 

音楽の習い事、ピアノやエレクトーンにとどまらず、歌やバイオリン、いろいろありますね。

どれもみんな、次のお稽古までに自分が練習したことを、先生に見てもらうのがレッスンです。そして

このスタイルは、勉強をする姿勢にも通じるもの、自分からやる、吹けなかったリコーダーが吹けるように

なる喜び、わからなかった算数が解ける喜び、相通じるものが必ずあるはずだと、私は思います。

 

鍵盤ハーモニカやリコーダーが、音楽会だけの一時しのぎにならないように、音楽を通して

豊かな心を育んでほしいと願っています。同時に、適切な指導があれば、そんなに難しい楽器では

ありません。乱暴な言い方かもしれませんが、鍵盤ハーモニカやリコーダーで、音楽が嫌いな子どもに

ならないでほしいと、心から思っています。

 

まだまだ音楽会まで、こちらのレッスンは受け付けていますので、

困っていらっしゃる方は、どうぞお問合せください。

 

鍵盤ハーモニカやリコーダーレッスンのページはこちら

夏休み中の宿題会、まとめ|2017/09/11

今年の夏休みも、小学生は宿題を持ち寄って、教室で取り組みました。

ブログでも、お伝えしたと思います。

 

だいたい8月上旬には、どの子も宿題を終わらせていたと記憶しています。

もちろん、お家でもきちんと宿題を終わらせるように、お母さんが子育てしていらっしゃるからですよ。

でも、「宿題をしなさい!」というおかあさんのしんどさと、一日でも早くやるべきことを終わらせる、

終わらせたその喜びを子ども達に味わってほしいと思って、毎年、取り組んでいます。

 

今年は中学生も来てくれました。感想をご紹介します。

「宿題がすごくすすみました。教室の雰囲気もよく集中しやすかったです。またよろしくお願いします」

 

大人の文章ですね。この子は男の子なのですが、難しい宿題でしたし、量がとても多かったです。

教室で30ページくらいはできたと言ってました。私は、教えたりできません。ただ、一緒に座って

います。

 

宿題が終わっていれば、夏休み中、あとは自由に好きな事をできますね。もちろん勉強でもいいし、

何かを作ることでもいいし、読書でも。学校のある時は、子どもは本当に忙しいです。

余裕のある時にしっかりと充電して、心もからだも元気になって、行事の多い2学期を過ごして

ほしいと思っています。

 

リトミック+知育コースのページはこちら

 

 

夏休みに、手作りで|2017/09/11

今日は。2学期が始まり一週間が経ちました。

教室の生徒さんは暑さとの戦い、運動会練習との戦いという感じで、教室に入ると

「ふ~」とまずため息をついています。熱を出さないように、楽しい毎日を送ってほしいです。

 

教室では、夏休み中に手を使おうというねらいで、それぞれにやりたいことを午前中、静かに

取り組むということをしました。完成した作品の中には、本当にいいものがありました。

 

今日は、年少さん、年中さんの男の子が頑張ってシール貼りをしました。その感想などを

お伝えします。

年少さんの作品です。下絵の丸にぴったりと丸シールを貼っています。

最初は、小さいシールを貼るのが難しかったけど、何度もやっていくと一人で上手に貼れるように

なったことが、とても嬉しかったと言っていました。

 

写真を写してから、作品にフレームをつけたり、お花に色も塗ったので、とてもいい物に仕上がったの

ですよ。一時間半、うろうろすることなく、集中して取り組みました。偉いですね。

何度も自分でやっていくうちに、上手に貼れるようになる。これが練習であり、積み重ねであり、

出来上がったときは達成感を味わうことができるのですね。この過程がモンテッソーリのねらいでも

あります。

こちらは、年中さんです。先に紹介した年少さんのお兄ちゃんです。さすがに、手が早くサクサクと

作業を進めました。金魚の周りを貼るのが大変だったそうです。海草にシールを貼るのが面白く、

最後に目をつけたら、金魚ができて、とても嬉しかったと言ってくれました。シール貼りを終えてから、

真っ白な金魚は金魚らしくないと、金魚の体に赤い色塗りを、自分からやると挑戦しました。

 

これらは、私が見本となるものを用意してはいるのですが、色使いなどは、自由にしていいことを

必ず伝えます。子どもの描きたい色で、自分の心に浮かぶイメージをまず大切に、否定しない、

そんなことに気を配っています。

 

丸いシールの次の段階は四角、そして三角シールと用意してありますが、圧倒的に丸いシールが

人気があります。図案を選ぶ時の子どもの反応を見ていると、面白いですよ。

 

土曜日の午前中を、このように手を使う時間にあてています。みんな、楽しみにして来てくれます。

子どもは、自分のしたいことに向かってなら、大人も顔負けしてしまうほど、集中して取り組みます。

子どものしたいことを、上手に見つけてやれるかどうかが、子育ての上では、とても大切ですね。

(モンテッソーリのなかでよく出てくる敏感期という言葉が、このことです)

 

小学校の自由研究に、こうして作った作品を出している子どもがいます。3回に分けて教室に

来て、延べ時間4時間から5時間かけて作りました。学校から作品を返していただいたら、ご紹介しようと

思っています。楽しみにしてくださいね。

 

これらの手を使おうというねらいで集まっているのは、知育コースと関係がある内容です。

 

リトミック+知育コースのページはこちら

リトミックフォーラム2017in神戸に参加してー3|2017/09/05

8月19日から21日、神戸ポートピアホテルで行われました、リトミック研究センター主催

リトミックフォーラム、二日目の分科会について最後にご紹介するのは、舞踏家早川ゆかり先生です。

 

私は生まれつき足が悪いので、普段の生活には支障はありませんが、ストレッチや運動となると

制限されることがあります。幸せにもダンスのできる友人がいますので、幼児と一緒にできる

ダンス、動きを積極的にレッスンに取り入れられるようになりました。舞踏家の先生の分科会

ということは、踊る??と不安を抱えながらでしたが、思い切ってこの分科会を選びました。

 

早川先生の分科会は「リトミック指導にいかす体の動きについて」ということでした。

でも、時間中、ほとんど歩いたと思います。何故か・・・美しく歩くことが基本だから!

前進していて合図で後ろ向きに、合図で近くの人とタッチ・・・とにかくいろんな動きを

歩くことを基本にして動きました。

 

最後は舞台でよく見るラインダンスのように、一列10人、後ろに手を回してこれも前進、

合図で後ろに歩く、ターンする。手が意外と邪魔になるんですが、先生のお見本は

いとも簡単に、美しい動き!!みんなが「へ~」と感心していると「感心してないでやってみなさい!」

 

先生は歩き方はもちろん、ターン、ターンしたすぐ後の体がぶれない、いつも前、少し上をしっかりと

見ていらっしゃる。素敵でした。レッスンという、人前にでる仕事をする者として、こうでなければ

と思いました。

 

早川先生を含め、フォーラムエンディングに折田克子先生と、お弟子さんによるダンスパフォーマンスを

見せて頂きました。ポートピアホテルホール舞台での動きは、本当に素敵でした。

 

私はヤマハエレクトーンの指導もしています。以前のヤマハなんばセンター研修室前には、川上源一先生の

言葉が飾ってありました。音楽で感動を表現するというような内容だったと覚えています。

井上恵理先生、早川ゆかり先生が口々に、衝動とか湧き上がる思いという言葉を、分科会の中でおっしゃって

いらっしゃいました。芸術はそれらを表現するものですね。

 

子ども達にはまず、何か感情が湧き上がるということを、体験してほしいと思っています。

リトミックを学ぶ子どもたちが、楽しいという子どもにとって一番わかりやすい感情が、湧き上がって

きてくれるようなレッスンを改めて考えていこうと思いました。

 

子どもだけではないですが、指導者によって習う生徒さんが吸収するものは、全く違ってきます。

いつも、一回一回のレッスンを大切に、子どもが帰りに「楽しかった」という満足感あふれる表情を

見せてくれるよう、これからも頑張ろうと思いました。

 

三日間のリトミックフォーラムは、本当にそれぞれの分野でご活躍なさっていらっしゃる

講師の先生方が、分科会を開いてくださいました。三つしか選べなかったのが、本当に残念ですが、

資料に基づいて、自分で学習していきたいと思っています。

 

リトミック研究センターの30周年にあたる記念すべき年に、神戸でフォーラムが行われたことは、

神戸に住む私にとって、誇りとなりました。準備にご尽力下さいましたすべての方々に、

お礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

これからも、可愛い子ども達が楽しく通ってくれる教室に!!

 

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リトミックフォーラムin神戸に参加してー2|2017/09/05

神戸ポートピアホテルで三日間行われました、リトミック研究センターのフォーラム。

二日目は参加者が、全部で13の分科会に分かれて勉強しました。

 

私は、小学生の音楽授業の進め方などの本を出していらっしゃる、井上恵理先生の

分科会を選びました。

 

井上先生、お名前は何度もいろいろなところで見ていましたが、なんて明るい、体中から「音楽

大好き、ピアノ大好き、動くの大好き!!」エネルギーが溢れていらっしゃいました。

写真の手前側にいらっしゃ方が、井上恵理先生です。分科会が終わって、先生の明るさに引き寄せられ、

ご挨拶をし、撮影をお願いしました。

 

人は、なぜ動く?どんな時に音楽をする?人間である特徴は?そんなことを大きな意識付けとして、

広いホールを体いっぱい使って、参加者が動きました。

 

レッスンに来て下さるお母さんが、「じっとしていなさい」と子どもを叱る場面があります。

じっとしないとできないこと、考えるとか、書く、手を動かして作るなど。そういう時は大丈夫です、

たいていの子どもは、じっとしています。音楽が鳴ってくると、それは動きたくなるのが、人間の本能

なのでしょう。それを、じっとしていなさい・・・無理です。逆におかしいですね。

 

私のレッスンの組み立ては、はっきりと動くとき、座るときを分けています。

ですから、一時間、座って作業ができる子どもも育っています。しっかりと音楽にあわせて

踊ったり、歩いたり、走ったりすることもできるようになっています。

 

子どもがバタバタしては、恥ずかしい、先生に失礼だと感じるお母さんがいらっしゃいますが、

井上先生のもとで勉強した、動きたいという衝動、その衝動をからだで表現する、そのことが

リトミックであり、芸術すべてなのだということが、井上先生とあとでご紹介します舞踏家、

早川先生の分科会のなかで、一致しました。

 

京都女子大学の岡林典子先生からは、「生き生きとしたリズム教育とは」というテーマで

勉強させていただきました。日本語の音楽的特徴・・・そんなふうに日本語を観察したことがないです。

分科会は全国から指導者が集まっていますので、日本語のアクセントについてなど、関東と関西は

違う。それくらいの認識はありますが、限られた関西地方だけアクセントが違う言葉が多いことを、

参加者がそれぞれ一つの言葉を口々に言うことで、発見しました。

 

例えば、「足」。「あ」にアクセント?「し」にアクセント?

リトミックで、言葉を(単語)手を叩きながら言うということをします。

無意識でしたが、一つの音にだいたい一回手を叩くことができるのが日本語。シラブルの等拍性(つくえ

と言いながら手を叩くと、三回、手を叩きますね)

 

日本の身体文化という言葉も、はじめて聞きました。

歩くとき、右足が出ると左手が出ますね。でも「ナンバ」と言われる動きは、右足が出る時、右手が

出る。これが、日本人の歩き方だった、盆踊りや阿波踊りはそうなっています。

 

拍手の仕方が外国の人と違うなど、日本人の文化として受け継がれているものがあるのだと

いうことに、びっくりしました。他にも、先生は、いい絵本を選んで読み聞かせをしていらっしゃる、

ではどれがいい絵本か・・・それを今、まとめて出版するために研究していらっしゃるとのことでした。

 

リトミックのページはこちら

 

 

 

リトミックフォーラムin神戸に参加|2017/09/04

今日は。夏休みが終わりました。暑い毎日でしたね。皆さんはどんな

お休みを過ごされたでしょうか?私は、8月に入りお休みのない毎日でした。

 

ブログにも書きました宿題会、鍵盤ハーモニカやリコーダーのレッスン、そして楽しみにしていた

リトミック研究センター主催、リトミックフォーラムへの参加と、忙しく過ごしていました。

 

神戸ポートピアホテルで3日間行われましたリトミックフォーラムでは、北は北海道から南は

沖縄まで、本当に日本全国からリトミック研究センターに所属するたくさんの方が神戸に

集まって、会場は熱気であふれていました。

 

一日目のオープニングに、岡山のリトミック教室に通う子ども達による歌、ダンス、三日目に

私たち兵庫支局に所属する会員がいつもお世話になる辻先生が、実際に保育園でなさっている

リトミックレッスンをそのまま、舞台で見せてくださいました。子ども達の生き生きとした

様子、幼児でも積み重ねることによって、ここまでできるのだということを、実際に見せて

いただくことができて、感動しました。

 

記念講演は、甲南大学の子安増生先生による「乳幼児の発達を考える」というテーマで、さまざまな

事例、毎日のレッスンのなかでよくある子どもの様子について、論理的な裏付けや調査、実験の

まとめを伺うことで、子どもの内面について知ることができて、勉強になりました。

 

そのあと記念演奏、洗足学園音楽大学や桐朋学園大学でご指導なさっていらっしゃる

飯野明日香先生によりますジャック=ダルクローズのピアノ曲を演奏していただきました。

本当に素敵なピアノ演奏でした。

 

リトミック教育を体系化したダルクローズ、でもご本人が作曲したピアノ曲を聴いたことがなかったのです。

正直、びっくりしました。その躍動感、抑揚、いったい何拍子なのか??演奏は大変練習なさった

と、飯野先生がおっしゃっていらっしゃいました。

 

実は、飯野先生は幼少期、リトミック研究センターでリトミック教育をうけていらっしゃって、その時に

身に付いたリズム感が、今、演奏なさったりご指導なさる時に、本当に役に立っているとお話しされて

いました。CDも出していらっしゃいます。是非、お聴きになっていただきたい演奏です。

 

フォーラム二日目は、分科会です。ここでも、素晴らしい先生との出会いがありました。

国立音楽大学でご指導なさる井上恵理先生、京都女子大学でご指導なさる岡林典子先生、舞踊家の

早川ゆかり先生です。分科会については、次のブログに書いていきますね。

 

リトミックのページはこちら

 

幼児教育ピアノコースの生徒と|2017/08/18

今日は。本当に暑い毎日が続いていますね。小さい生徒さんは、熱を出しています。

故郷での夏、元気に過ごせたでしょうか?

 

先週末、主に幼稚園の先生をしている生徒とともに、食事会をしました。

場所はJR甲南山手駅から南に徒歩3分、薬膳料理なつめというお店です。

後列右端が、お店を経営なさっている岩本さんです。

教室のファンで、クラスコンサートにも来てくださいました。

年齢、仕事の経験年数もさまざまな生徒達ですが、日頃の悩み、園での工夫、もっと細かいことでは、

壁面にはどの程度エネルギーを費やすべきか、お泊り保育であったこと、日々の指導案の立て方など、

ひとり一人が思い思いに話をしました。

 

私は一番端の席で、みんなの話を聞いていました。時々、レッスンに来られる親子さんについて

気になっていることを打ち明けて、対処法を教えてもらったり、5年前、10年前の子どもと比べて、

今、子ども達はどんなふうに変わってきていると感じるかということを話し合い、幼児教育の現場も、

私が感じることも、ほぼ同じだということも確認できました。

 

結婚年齢が高くなっていますね。当然、出産年齢が上がります。大学を出たばかりの先生は

お母さんから見れば、若すぎて大丈夫?という目で見ていらっしゃるでしょう。

頼りないところはあるにせよ、一応、専門教育を勉強して現場に立っています。

若いですが、敬意を持って、接してあげて頂きたいと思います。

 

家庭でどこまで躾けるか、それが全然なされていなくて幼稚園に上がる、まずはトイレです。

私が子育てをした時は、2歳でおむつをしていたら、はやく取らないとだめです!!という

風潮でした。今、年中さんでもおむつをしてくる子どもさんがあります。

 

トイレトレーニングは、大変です。でも、排せつは人として大事なことですね。いつ、どのタイミングで、

どんな風に・・・家が汚れる、面倒くさいから、積極的にトレーニングをしていないなんて、言っている場合では

ないですよ。手の洗い方、洗面所まわりを綺麗に使う、次の人が気持ちよく使える様にどんな風に

しておけばいいか、そんなこともお家でしっかりと、教えていただきたいのです。

 

最近は、外出してトイレに入って手を洗っても、温風で手を乾かすことができますね。

こんなに暑い日が続き、汗が流れる様に出るのに、タオルもハンカチも持たずにレッスンに来る生徒が

多いです。大人も子どももです。エチケットとして、必ずハンカチ、ティッシュペーパーを

鞄に入れておく。私は当たり前のことだと思っています。お子さんに、そしてご自身はいつも

そうしていらっしゃいますか?

 

子育ての根っこの部分が、本当にあいまいになり、子ども達が正しい導きのもとで大きくなる

ことができなくなっていると感じます。毎日が精いっぱいで大変だと思いますが、一度、考えてみて

下さいね。

 

幼児教育の現場で働く先生は、本当に子どものことを、日々考えています。子どもの成長を心から

望み、成長が見えた時には心から喜ぶ、そんな毎日です。そんな先生たちにとって、幼児教育の中の

音楽教育という分野で、少しでも役に立つことができたらと思って、私はレッスンをしています。

 

食事会は、話が尽きることなく、また集まりましょうということで、お開きとしました。

今回、参加できなかった生徒さんも、次回は是非!!

 

幼児教育のピアノコースのページはこちら

宿題会の後で|2017/08/09

今月お盆前までは、先に書きました宿題会が続きます。

でも、そろそろ宿題は全部終わったという子どもも出てきています。

そんな子どもと、手を使おう!いろいろな物作りをします。

彼女は小学3年生、市販されているパーラービーズを使って、お花を作成中です。

図案が彼女の左側に置いてありますね。これは私が、刺繍のクロスステッチ図案から、

子どもらしいものを選んで、1㎝四方の方眼紙に書き写したものです。クロスステッチの

図案集そのものを見ながらというのは、細かすぎて大変です。正直、書き写す私は、かなり

目を使ってしんどかったです。

 

図案のお花はピンクですが、一つ作っただけでは物足りず、色を変えて二つ目を作って

いるところです。自由に色を選んでいいと説明しましたが、補色の関係にある青を選んで

いました。この日は、2時間座っていました。大したものです。

 

明日、この続きを完成させるので、選んだ色が色相環で正反対に位置する色だということも

少し、教えてあげたいと思っています。

説明した時に、「じゃあ、赤の反対側にある色は?」という質問が、きっと飛び出すと思っています。

 

こんなふうにして、子どもがしたことを土台に、より発展した知識に触れられるように、意識をして

接しています。

 

彼女は2年生。三角シールで図案を埋めていくのが、大好きです。三角は少し難しいです。

角をぴったりと図案に合わせなければ、綺麗に仕上がりません。

陶器のお皿にシールを色分けしてあります。お皿は、落としたり乱暴にすると危険だということを

理解し、丁寧に扱う癖がつきました。

せっかく色分けしていたシールを、片付けの時に混ぜてしまいました。

みんなで、力を合わせてもう一度、お皿に色分けをしています。

 

こんな時も、私が一人で抱え込まず、子ども達にしてもらいます。分けることが出来たときには、

みんなが嬉しい、できた!!という気持ちになれます。

 

子ども達を家に帰してしまって、私が片づけていたのでは、こういう気持ちは子ども達に、

うまれません。「シールを混ぜた責任、最後までとるのよ!!」と言いながら・・・

 

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宿題会をしています|2017/08/09

今日は。台風に猛暑、お母さんにとっては、大変な夏休みだと思います。

今日、来られたお母さんが、「一日中、洗濯をしている気がする・・・」とおっしゃっていました。

でも、子ども達にとってはかけがえのない夏休みですね。しばらくご辛抱くださいね。

 

8月に入り、毎日のように生徒がレッスン以外に、教室に来てくれます。

学校の宿題を持ち寄り、少しでも早くやりきって、気持ちよく旅行や帰省してほしいと

思い、毎年取り組んでいます。

小学2年生の彼は、この日、漢字の書き取りをノート4ページ分。お家では、一日1ページしか

やらないようですが、自分でどこまでやる!!と決めて、黙々と書いていました。

書き順を間違えているものは、一緒に辞書で確かめます。自分の間違いは、自分の目で

確かめてほしいからです。一時間は座れていました。

 

幼稚園年中の彼は、猫のイラストをハサミで切っています。曲線ばかりで、とても難しいと

思いますが、何も言わずに5匹分、切ることができました。そして大好きな穴あけをしました。

これは、猫は「一匹、二匹」と数えるということ、子どもが10匹、私が10匹持っていて、

「いち、に、さん」の合図で何匹かずつ机に出して、足し算をしたりします。

数字や文章題を読んで問題を解く前に、遊びながら経験していきます。

 

宿題会は、お家と違う雰囲気、静寂の中で学習に取り組むことを、大きな目的としています。

静寂の中で心を落ち着けて、学習に取り組む。その時に子どもが見せる集中力は、とても素敵です。

 

そして教室で、家でしている分量をはるかに超える学習量をやり遂げることができた!!

そういう達成感が、帰りに見せてくれる子どもの顔に表れています。

「今日は、〇ページもできたわ!!」。誇らしげな顔、勉強は楽しいと感じてくれたかなと、

私は嬉しくなります。

 

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来年2月、幼稚園での生活発表会に向けて|2017/07/26

今日は。学校も幼稚園も夏休みに入りました。お母さんにとっては、本当に

大変な毎日が始まりましたね。

 

教室では、幼稚園の先生も夏休みに入り、いつもよりゆったりとした気分で、レッスンを

進めています。時間がある分、みんな頑張っていますよ。それは、もう年度末の一大行事、

生活発表会の準備です。

 

具体的には、劇をする園ではどんな演目にするか、その演目につける音楽を決めていく。

幼稚園にもよりますが、過去3年間に披露した演目は出来ないという決まりがあって、

あれもダメ、これもダメ・・・何にしようか???と悩みがつきないようです。

 

私が特別にネタを持っているわけではないのですが、リトミックのレッスンの中で、

生徒が喜んだり、いいお話だと思って取り入れた物語を紹介すると、意外と「それを

やってみよう!!」とすんなりと決めて取り組んだりということが、結構あります。

 

どんな演目でも、音楽はもちろん、一緒にシナリオや動きを考えたりしていきます。

私も、それが楽しいですし、若い幼稚園の先生の感覚、世間で流行っているものなどを

知る、いい機会でもあります。

 

レッスンに来ている幼稚園、保育園、そして小学校の先生から、現場での様子を聞くたびに、

本当に大変な仕事だと感心します。特に幼稚園は、3歳までお家で育った子どもたちが集まりますね。

 

トイレトレーニングがしっかりできていない子、衣服の脱ぎ着が一人でできない子、言葉が遅い子、

それぞれです。もちろん足りないところを成長させるのが、幼稚園の役割でもあるのですが、

先生一人に対して、子どもが約30人。プールの季節には着替えの手伝いだけでも大変なことです。

 

せめてここまではお家で出来る様になって、幼稚園に上がってほしい・・・

生活していく中での細かいこと、例えば、ボタンを外す、留める、決まった時間にはお片付けを

するとか、給食を食べてしまえるなど、お家でいつまでもダラダラする習慣が、もしもあったとしたら、

それは園での生活を送るうえで、子ども自身が戸惑い、困惑することに繋がっているようです。

 

そんなことを幼稚園の先生からたくさん聞いているので、私は小さい生徒さんのレッスンの中では、

幼稚園で困らないように、なんでもできる子になってほしいと思い、声掛けをし、働きかけます。

直接、音楽と関係のないことだと思わないで下さいね。そうした基本的な生活態度が、

学習能力に全て結びついているのだということを、今までたくさんの子どもたちと接してきて、

知っています。

 

たくさんあるお稽古事の中から、はな音楽教室を選んでいただいた生徒さんと、お母さんに

少しでもお役に立てたらと思って、レッスンをしています。

 

保育園の先生方は、夏休みがないかもしれませんが、暑い毎日、体に気を付けて

頑張って下さいませ。

 

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