小さい生徒さんの成長|2022/03/22

今日は。神戸市東灘区はな音楽教室です。

新年度を迎え、子どもたちにも変化が見えています。生活発表会や音楽会という、年度の締めくくりの行事を無事に終え、達成感を味わっているのでしょうね。

今日は、4月から幼稚園に入る生徒さんと、年長さんに進級する生徒さんの様子をお伝えします。

先日、教室の発表会で初めて踊るダンスの練習に参加してくれました。どちらかというと恥ずかしがり屋で引っ込み思案。ダンスの練習も最後までできるかなと、私は心配していましたが、立派に最後までお母さんの所に行って甘えることなく、頑張りました。

それまでレッスンでは、少し取り組んではすぐに止めて、一緒に来ている妹と遊んでしまったりと、消化してほしいとこちらが思うことが、なかなkできないでいました。

でもダンスの練習の後のレッスンでは、「やってみる」が増え、集中力アップがはっきりと表れました。

子どもって、やはり同じくらいの年頃の子がやっていたら、それを見てやる気が出て、元気が出てくるのですね。これからが楽しみです。

男の子です。もとは、教室の近くにお住まいでしたが、彼が生まれる前に転勤のため転居。もうすぐ3歳になる前に、帰ってこられました。私やお母さんの中では、慣れた土地に帰ってきたという思いがあったのですが、よく考えてみると、彼にとっては初めての土地、お友達とも離れてしまいました。

そんなことが影響したのでしょうか、なかなか一筋縄ではいかない、いつもいやだいやだ、やらない、教室にくるのを渋る。そんな繰り返しを一年半ほど続けたでしょうか?

でも幼稚園の発表会で、思うようなパフォーマンスが出来たのか、すっきりとした顔になり、教室でも意欲を見せてくれるようになりました。

写真は、くもんのジグゾーパズル234ピースに挑戦、4週かかって仕上げる、一歩手前の所です。リトミックの教材を少しだけやってから、彼のやりたいことをしてもらいました。100ピースほどのパズルは、何度か持ち帰っていたのですが、出来たよと言うことは、あまり聞いた記憶がないです。

私はこのパズルについては、彼の力で何としても完成させてやりたいと思ったので、根気よく寄り添うことにしました。

私が手伝ったのは、電車の色で分ける、端のピースをより分ける、その程度です。「この色、この電車違う?」という会話ばかり二人でしていました。そして出来上がった時には、はしゃぐわけではなく、落ち着いて「出来たわ」と、彼は静かに言いました。

マリア・モンテッソーリの教えの中にある、集中現象と達成感の味わいを、きっと彼は嚙み締めたのだろうと思います。パズルが出来てから、彼は変わりました。3月から一階の教室、大きな楽器が置いてある小学生の部屋で、頑張っています。

色々な葛藤があったと思いますが、なんとか連れてきてくださったお母さんの努力、我慢に感謝します。

子育ては、同じ親から生まれても、一人一人違います。そのことをよく理解して、一人一人をよく観察してあげて下さいね。環境が子どもを作る。子どもは本当に純粋で、素直で、やりたい気持ちを持っています。お母さん、お父さん、ひと踏ん張りですよ。

 

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